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【道楽舎】「不確定」を楽しみ、バランスを取ることこそ道楽なり

昨日、道楽舎にて、コラムを更新したのでおしらせします!


今の不安定で不確定な世の中で、大事なことは、物事を確定することではなく、むしろサーフィンで波を見抜き、バランスを取るように波に乗って乗り越えることです。ま、サーフィンやったことないんですけど(笑)


「バランス」は宇宙の法則?

一口に「バランス」と言っても、実は宇宙の法則にも通じるものがあります
「不確定」の真髄に迫るには、「量子論」が不可欠になるので、コラムでも多少触れていますが、量子論も、100年前では理解されず、かの天才アイシュタインでさえも批判しました。

しかし、100年経った今、『シュタインズゲート』『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』と言ったアニメなどで、「量子論」をモチーフにして描かれるようになり、専門学者だけでなく、一般市民にも、理解が及ぶようになってきました。


認識というのは、例えば天動説から地動説に変化した後、もう天動説に戻ることはできないものです。地動説もまた、いずれ◯◯説に変化したら、もう戻ることはできないでしょう。そういう意味でも、バランスを取らなければ、認識変化していく世界を生きていくことはできません

今はきっとその過渡期にあるのではないかと思いますが、こういう時期は、幕末のように様々な考え方が生まれるものです。どれが正しいとか間違っているとか、「確定」させることはできません。仮に確定できたとしても、月日が経てば、変わってしまうことは大いにあります。だから、確定することは実は意味をなさないのかもしれません。
足場を固めるのではなく、バランス感覚を磨くことの方が、重要なんだろうと思います。


物事の両極を知らないとバランスは取れない

バランスとは、「天秤」「均衡」「釣り合う」という意味があります。

この世界には、「善と悪」「光と闇」「幸不幸」など、二元的な尺度がありますが、得てして、どちらか一方だけということはなく、どちらも存在しすることで、バランスを保つようにできています。

光が当たれば影ができるし、争いがあるから平和を求めるものです。

「STAR WARS」を例に出すと、善であるジェダイが栄華を極めたことで、悪であるシスが暗躍し、立場が逆転してシスが支配する世の中になってしまいました。

面白いことに、物語としてはジェダイが栄え、その後シスが取って代わったことで、宇宙は混迷しました。結果的には息子のルークがきっかけとなって、予言の子とされたアナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)によって、フォースにバランスがもたらされました。それも、アナキンがジェダイの騎士となった後、闇落ちしてダース・ベイダーになったからこそ、「フォースにバランスをもたらす者」という予言の通りになったのだと思います。

つまり、バランスを保つためには、二元両極を知らなければなりません。
「物語」は、その両極を知る為にあるのかもしれません。とは言え、ネガティブやマイナスを受け入れることは簡単ではありません。だからこそ、「せいをおかげに」ということを発信しています。


「せいをおかげに」とは、闇を受け入れ、二元両極を知ることで、バランスをもたらすものなんだなぁと改めて気付きました。

コロナ禍にしても、決して望ましいことではありませんが、バランスが取れるようになって、「せいをおかげに」できた時に、本当の存在意義を知ることができるようになるんだと思います。

この事態を「COVID WARS」という物語としてみた時に、もしかしたら、今見えているものとは全く違うものが見ええてくるのかもしれませんね。


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