人間関係は、幸せと呪縛の表裏一体
多くの場合、人間関係は あなたの人生に喜びをもたらす。
しかし、一方で あなたが行きたい方向への妨げとなることがある。
「今週の土曜日、新作の映画見に行こうよ」
あー 今週末は こないだ買ってきたオーガニック生豆コーヒーを呑みながらJazzhopを流して、好きな本でも読んで自分の時間を楽しみたいんだけどな…
「このプロジェクト、君に任せるよ。今回も期待しているから」
やっと仕事がひと段落したんだけどな…ああホントは転職したいと思ってるのに。
人は、関係が深まるほど 断ることに苦労する。
・断ったら相手に申し訳ないから…
・この間 とんでもないミスをカバーしてもらったばっかだしな…
・ノリが悪い人だと思われるかもしれない…
と、感情の力が働く。
他人の気持ちは大切だ。だが、断ることができないと あなたは少しずつ少しずつ自分のゴールから逸れ、他人のゴールに向かう様になってしまうんだ。
分からないまま終わる、そんなのは嫌だ。
断ることは、確かに恐い
しかし、あなたが正しいと思うなら その恐怖へ立ち向かう必要がある。
正しいと思う選択をする、それが強い人だろう。
特に日本人は「断ること」が圧倒的に苦手で、
それは 集団組織の中で調和することを大事とする価値観で生きてきたことも理由の一つだと思う。
私たちは、枠から外れることは恐くて、恥ずかしいことだと信じている。
全体が調和することは美しく、とてつもない力を生むことは確かだ。
しかし今の集団組織の多くは人の個性を殺す。
だから僕は、自分の心が願う方を選ぶ人でありたい。
こんな風に生きても良いんだ、と お手本になりたい。
そんなちっぽけな枠組はずれちまえばいいんだ。
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