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対パワハラ上司(漫才ネタ)

A「あの〜…僕思うんですけど、パワハラ上司に上手く対応出来たら、まだ少し気楽なんじゃないかな?と」
B「え?どういう事? てか、最近何かあった?」
A「いや、別に。ただ、そう出来たらなあってだけよ」
B「…なるほどね。じゃあ、俺がパワハラ上司やってみるから、Aは上手い感じで対応してしてみて?」
A「よっしゃ!」
B「うるさっ!?」
~~~
B「おい!お前の代わりなんかいくらでも居るんだからな?!さっさと辞めちまえ!」
A「ほう……お前の代わりはこの世に居ない、とでも?」(指ポキの仕草)
B「おおおおお~、ダメダメダメダメダメダメ…暴力反対!え?お前は矢島金太郎か何かなの?」
A「ダメか〜」
B「ダメでしょ、そりゃ。何なら一番ダメなパターンよ、それ」
A「分かった…もっと平和にね、もっと平和に」
B「そうよ。平和に解決しないと」
~~〜
B「お前の代わりなんかいくらでも居るんだからな?!」
A「え…?今、何と仰いました?申し訳ありませんが、もう一度仰ってください」(耳を傾ける)
B「だ、だから、お前の代わりはいくらでも居るんだからな?!」
A「おかわりはいくらでもあるんだ?では、もう1杯だけいただきます」(茶碗を差し出す仕草)
B「耳遠いな、お前!全然違うぞ!何で上司にご飯振舞ってもらってんだ!」
A「聞き間違いか~」(頭を搔く)
B「今のところ全然上手く対応出来てないけど、本当に大丈夫か?」
A「分かった、これで最後にする。これが上手くいかなかったら諦める」(人差し指を立てる)
B「諦めるなよ…頑張れよ、マジで」
A「ぃぃよっしゃ!!」(さっきより大きな声で)
B「だから、うるせえ!」
〜~~
B「お前の代わりなんていくらでも居るんだからな?!」
A「僕の代わりがいくらでも居る…?」(首を傾げる)
B「そうだ、だからさっs…」
A「この世界には僕のクローンが何体も存在している、という事ですか?」
B「へ?いや、そういう意味ではn…」(やや引く)
A「そうではないとなると、僕は実は量産型のヒューマノイドか何かで、僕の知らない所で沢山の僕が働いてるワケですか?」
B「ちょちょちょ…違う違う!というか何故そうなる?お前ちょっと不気味だぞぉ?」((ノд`)アチャーとなりつつ)
A「では、考えてみてください。Bさんがペット…仮に犬を飼っているとしますね?」
B「え?あ、まあ、良いや。俺が犬を飼っているとするな?で?」
A「で、その犬が亡くなりました、と」(右手を立て、パタッと倒す)
B「あ〜らまあ…亡くなったとするぅ…」
A「それで、あまりにも寂しいので別の犬を飼う事にしました、と」(両手で箱を抱える様なポーズ)
B「ほう」
A「さて、その新しい犬は前の犬と同じでしょうか?」
B「いや、流石に違うと思うな」
A「しかし、なんなら前の犬より可愛かったり従順かも知れませんよ?」
B「う〜ん…それでもやっぱり違うよ。まったく同じとは言えないよ」
A「では、もう僕の言いたい事がお分かりになりますよね?」
B「え?どういう事?」
A「僕はBさんの犬です!捨てないでください!ハッハッ!ハッハッ!ハッハッ!」(興奮する犬の真似)
B「気持ち悪いな!」

A&B「どうも、ありがとうございました」(お辞儀する)

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