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名言から学ぶ リーダーシップの本質

こんばんは。

山本五十六と言う方は皆さんご存じでしょうか。
海軍大将まで務めた有名な方ですが、
彼のリーダーシップの思想は
現代にも通ずる内容と考えています。

「やってみせ・・~」で始まる名言は
更に2つ続きがあります。
自分なりの解釈ですが、
それら2つのメッセージは
相手の成長段階に沿っています。


その1
”やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ”
→まだ知識や経験が少ない人
特に基本を教える時に
この言葉は比較的有効な考え方です

その2
”話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、
人は育たず”
ある程度自分の意見を持ち始めた頃です。
やらせる段階ではなく
なぜそう考えたのかキチンと聴き
上司も自分の成功体験に固執せず
ある程度筋が通っていれば承認し任せる
うまくいかずともなぜ失敗したのか
承認し任せたなら、解決策を一緒に考え
自立、独り立ちを開始する段階です

その3

”やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、
人は実らず”
→”実る”とは実現する、実を結ぶ、
苦労や努力の結果がでると言った意味

もう口出しをする段階ではなく
自分を乗り越える事を確証し
育成対象者が成功体験を積んで
次の世代へ伝え、人を育成していく段階。

”よくここまで成長してくれた”と
感謝する段階でもあります。

育成対象者の行動変容への置き換え
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”人は動かじ” →言われた事が出来なきゃダメ
”人は育たじ” →言われた事しか出来てもダメ
”人は実らじ” →人を動かせなくてはダメ
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育成・指導していた人材が、次の世代の人材を
育成・指導できるリーダーになる事が、
最終ゴールであり、最大の喜びです。

自分も今まで多くの人を育成・指導してきました。
うまくいかずに、歯がゆい事もあったし
怒る時も何度もありました

自分一人でという生き方は難しいですね。
人と何か行動を起こす限りは
この原理原則は、はずせません

そう、この考え方は
皆さんが人生の殆どの時間を過ごすであろう
会社や自宅でも同じことが言えます。

私もまだまだ未熟者の身ですが
リーダーシップの原理原則として
この名言は本当に大切にしています💛


ではでは~。🙂

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