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発酵パワーは神ってる① (腸活編)

今日から数回にわけて、わたしが発酵パワーを実感したキッカケを

おはなししていきます。きょうのお話&次回のお話は

「便秘にくるしんでいる」

「自然療法に興味がある」

「腸内環境を整える方法を知りたい」

そんなかたに参考になると思います。こんかいはエピソード編、次回は専門家としての知識をまじえた解説編の2部構成でまいります!では、おつき合いください。


【 甘酒は神ってる! 】

うちの子どもたちは、すぐ「神ってる!」と言います。

そして我が家の次男は、「オレって、神ってる!」を連呼する自信過剰タイプです(笑)。

そんな次男ですが、問題も抱えていました。生後2歳くらいからすごくガンコな便秘症になってしまったのです。

ちょっと汚い話になりますが、小さな頃は、いつもオムツに便がついていました。腸内に便がたまっても まとまって出せないので、漏れ出てくるんですね。

整腸剤をのませたり、ヨーグルトや食物繊維たっぷりの食事をあたえたり、毎日おそと遊びもしっかりさせていました。家のなかでも走り回っている子でした。だから、運動量がたりない、なんてことはまったくなかったです。

それでも全然、なおらない。なので近所の小児科に通院することにしました。お薬と浣腸をだされたけど、状況はいっこうに変わらない。

そんな状況が、3年ちかく続きました。

さいごには大病院の小児外科を紹介されて、検査入院をしました。全身麻酔して体内の肛門ふきんの細胞をとる、という、けっこう大変な検査でした。

「ただ、うんちが出ないだけなのに・・・」

ICUに入っていく幼い次男を見おくりながら わたしは涙がとまりませんでした。

結果は・・・セーフ。本当に安心しました。でも、その後は以前と変わらない日々。お薬をのんで、たまに浣腸して。

それがそこからまた2年つづきました。

その後 担当の先生がアメリカに行かれてしまい、薬漬けの毎日もイヤだったので、そこから3年くらい、何もしない日々がつづきました。たまになんとか出る日々。いつしか(排便なんて、こんなもんだ)と諦めるようになっていました。

そんな日々を変えてくれてのが、「 麹(こうじ)菌 」。

当時、長男が「菌」の絵本になぜか大ハマリしていて、しかも、O-157 とか、身体にワルイ菌がお気にいりでした(苦笑)。

なんとなく、わたしも いつもパラパラ絵本をめくっていました。その中には麹菌のページもあったのですが、興味のまったくなかったわたしは、完全スルー。今思うと、すっごいモッタイナイ。

そしてそんなある日、スーパーに立ち寄ると、わたしの目に とある宣伝文句が飛び込んできたのです。

「甘酒には、麹(コウジ)菌がいっぱいです!」

長男のあたまの中が恐ろしい菌ばかりになることを恐れていたわたしは、それを払拭するためだけに、その甘酒を買って帰ったのでした。

親の心子知らずとは、よく言ったものです・・・。長男は、まったく興味なし(泣)。がっかりしながら、次男といっしょに甘酒を飲みつづけました。

数日たったある朝、

「おかあさん、すごいよ!」

トイレにいた次男から報告が。敢えて書かせていただくと、排泄物を白い液体が覆いながら、しっかりした量が出ていたのでした。

あきらかに甘酒パワーでした。それからというもの、もう息子は便秘ではありません。「甘酒、神だわ〜!」って言いながら、毎日飲んでいます。

そして、そんな次男を横目でみながら、わたしは長男の絵本をもう一回、読みだしたのです。そう、麹(こうじ)菌のページです。そして、専門書にまで手を出すようになっていったのです。

長男は、すべてお見通しだったのでしょうか?・・・フーム、なぞだ(笑)。

次回は、【 便秘解消と 麹(こうじ)菌の効果 】について、くわしくお話します。では、みなさんの「腸の健康」を心から祈りつつ、きょうはここまでにいたします。長らくおつき合いくださり、本当にありがとうございました!


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