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メタモルフォーゼの縁側

鑑賞:2022年6月@TOHOシネマズ新宿

世間的には、あまり評価が高くならないと思われますが、「こういうの待ってた!」という作品でした。高校生とお年寄りが趣味で繋がるというステキなお話。

高校生の芦田愛菜さんが、いつもニコニコしているわけじゃないのが新鮮で、いろんな表情を更に見たいと思わせてくれました。そして宮本信子さん。まさか再び「ゆうまくん」と呼ぶセリフが聞けると思わず、無駄に感激(大昔に「出口なし!」という芝居で宮本信子さんが連呼していたのです)。

照明を効果的に使ったり、同じ景色でも別の意味になるシーンで使ったり、大変信頼できるエンタメです。けっこう、劇場でもクスクス笑いが起きていて、世の中捨てたもんじゃ無いなと嬉しくなりました。

古川琴音さん、とても役にハマってました。この役良い。

「わたし達はおとな」「PLAN75」と、2本連続で吐いてるシーンがある作品を見てしまいましたが、この作品は清涼飲料のような、爽快な気分にさせてくれました。


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