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「幸せー」でなく「ありがとう」だな。

先日LIVE行った時とても良い時間だった。
久しぶりだったし、感動して、楽しくて
たまらなかった。

そのアーティストは終わりに
「ありがとうー楽しめた?」
って聞いてくる。

いつも楽しめているとか
心配してくれているらしい。

歌からもそのような気持ちが
伝わってくる。

だからこそ感動して楽しくて
幸せな時間があるのかなと思う。

前回「幸せー」とは言わないといった
記事をあげた。

なぜなら経験則だが「幸せー」と言うと
いつもその後に荒波が押し寄せるからだ。

幸せを言った直後に何か起きるのだ。

そしてその時間も束の間、一気に
大変な時間になることもある。

もう一度その記事を書いてから
考えていた。

幸せな時間、瞬間が訪れた時
何を言えば良いのか。

「ありがとう」だ。

これを結論づけるために時間がかかった。

理由はこうだ。

「幸せー」は勝ち取った感じがでる。
私がやりきった。私が掴み取った。

それは違うだろうと反論は多いはず。
しかしあまりにも「幸せー」を口に
すると状況が一変する確率が高い。

そのため理由を探したのだ。
「幸せー」は自分の力で自分の元に
類い寄せたと勘違いさせてしまうのだ。

言わば執着という考えだ。
その状況に執着して幸せだと。

執着しているからこそ良くないことが
起き始めるのだ。

ではいったい何と言えば良いのか。
何と言えば同じような気持ちで
発信できるのか。

それが「ありがとうー」だ。
この言葉は感謝を意味する。

こんな時間を過ごせてありがとうだ。

なぜならその時間はたくさんの人の
支えによって成り立っている。

温泉旅行でも受験の合格でも
美味しい料理でも。

1人でできることは何もない。
確かに多く努力をして掴み取ったのは
自分自身だ。

一生懸命に働いて、お金を貯めて
温泉宿で懐石料理。

もちろん自分の努力がなければ
何も得ることはできない。

しかしそこへ行くまでに
道路が綺麗にされていたり、
電車がいつも通り走っていたり、
料理人が病気することなく
出勤できたり、
漁師さんが朝早くから漁に
出れたからこそ産まれた瞬間だ。

そのことを忘れて
「幸せー」はどうだろうか。

人が聞いてどっちが側から見て
良かったねーと思えるのか。

「幸せー」って言ってる人をみて
いつも何を思うだろう。

そう考えて見てみると、
やはり「ありがとうー」だ!

言葉というは敏感で言霊というほどの
意味を持つ。

私の著書でも伝え方に関する
書籍がある。

私の成長の柱に
身 口 意 
を掲げている。

意は考え方
口は言葉
身は行動

考え方は言葉にでる。
その言葉によって行動は変わる。

今日の記事はそんな言葉の大切さと
どんな考えからその言葉が出るのか
といった例をあげた。

やはり「ありがとう」だ!!

最初のライブの話に戻るが
やはりあのアーティストの人達は
素晴らしい。大好きだ。また行きたい。

心から楽しめました!ありがとうー!!


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