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新入社員と転職活動

昔昔あるところに大企業がありました。
そこでは新入社員は先輩をもてなすために
ダンスや音楽を披露しました。

AKB全盛期の頃、昔の習わしで
みんな踊って楽しませていました。

ところが人と人が交わることを
許さない世の中になりました。

そんな宴は無くなったそうです。
めでたしめでたし。

新入社員は今まさに研修が始まり、
ふわふわしていた期間が終わりを
迎えている。

自己紹介で色んなことを書いて
仲良くして下さいと言っている。

これから社会人の人生がスタートするのか。
楽しいぞー!!と前までは言えていた。

今は昔と少し違う気がする。
あーあの部署ね。あー可哀想かも。
あー入ってきたのか。またいなくなるな。

そんなはずでは無かった。
一緒に頑張ろう!楽しいぞー!
大変なことも多いけど、一緒に乗り越えれる。
と思って出会っていた。

大きな変化だ。
覇気がないってこのことかな。

会社が変わったのかな。
自分が変わったのかな。
何がそんなに違うんだろう。
みんなワクワクして仕事してたし、
入ってくる人みんな楽しんでいた。

退職者が増えた。
給与は上がっているのに、
退職者が増えた。

時間の流れというのは残酷だ。
成長しないことは辛い。
成長し続けることは難しいが、
向かっている実感は大切だ。

入る人数より出る人数が多いと
実務できる人は減る。

人が減ると残った社員は負担が増える。
負担が増えると給与は固定されているため
不満が増える。

不満が増えるとやる気がなくなり
生産性が落ちる。

生産性が落ちると辞めたくなる。
辞めたくなると開き直る。

開き直るとクレームが増える。
クレームが増えると信用が下がる。

信用が下がると売り上げが減る。
売り上げが減ると粗利が減る。

粗利が減ると給与が減る。
給与が減るともっと辞める。

そして今は選択肢がある。
選択できる手段もたくさんある。

そんなこと新入社員に対して
言うことはできない。

変えなければならない。
どうすれば変わるのだろうか。

学ばなければならない。
リスキニングしなければならない。

これからの選択肢で重要なのは
Will Can Mustだそうだ。

昔昔あるところに
キャリアを作ってくれて
給料をくれて
何も考えずに仕事していれば
よかった会社が有ったとさ。

以上



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