マガジンのカバー画像

仕事・キャリアのこと

346
仕事・キャリアのことについて書いています。
運営しているクリエイター

#価値創造

【仕事】ワークショップと言語化に慣れること

やはりまずやって慣れることが大事ですね。 今日もある価値創造のためのアイディア出しなどを進める支援先の話なのですが、うちのチームのメンバーがその支援組織の強みの言語化や新しい顧客価値のアイディア出し、仮説構築などを10回ほどワークショップをして支援していました。 最初のうちは支援組織の方もなかなかMiroのようなオンラインホワイトボードでコラボレーションすることには慣れていなかったのですが、回数をこなすごとに慣れていき、通常の支援の対話やアイディア出しはMiroでやるのが

【仕事】アジャイルはホスピタリティである

ホスピタリティを発揮しつつ、自分たちもうまくやれるのがアジャイルな動き方。 ホスピタリティとは?私が思うこととして、ただ新サービスや新規事業で「価値創造」という場合、勿論既存の課題解決を行うことも大事ですが、「価値創造」をさらに一つ上のレベルに上げていくには「ホスピタリティ」が大事だと考えています。 特に今のような変化に富み、何が大きな差別化要因になるか?を定義しづらく、すぐに強みやアセットも陳腐化してしまい、サービスに差が生み出しにくくなっている時代、いかにサービスを使

【仕事・マネジメント】いつ、どう止めるのか?

止めない限り失敗ではない、と言われることはありますが。 価値創造をずっとやり続けている人たち最近私は自分で新規事業や新サービスのような自分で価値創造するというより、支援する側に回っていますが、自分の周りには数々新しい事をやろうとずっと頑張っている人がいます。 ある人は何年も同じところを根気よくやり続けている人もいますし、ある人は色々とピボットしながらやっている人もいます。 もちろんそれぞれ本気でやっているので私個人としてはどうこう言うつもりはありません。とはいえ会社とい

【仕事】お客様に話を聞きに行けない

良いものを作りたいからこそお客様に話を聞きたいのだが… 新しい価値創造を阻む壁価値創造を支援する仕事をしていますが、実際に新規事業や新サービスに取り組んでいる人に聞くと、なかなかお客様先に話を聞きに行けないという話を聞きます。 これはサボっているわけではなく、聞きに行くために自社の持つ販売チャネル経由から話を持っていくにしても、自分の伝から顧客先に直接お願いするにしても断られる以前に営業区からは、 「売れるかどうかわからないもの、ビジネスになるかどうかわからないものを、

【仕事】やり方の流派は揃えるべきか?

連続で慣れない講師をやったり、なんだかんだ家のこともやったりで、まだ本調子ではありません…緩めの記事で… 私は会社では価値創造や共創という文脈で仕事をしていますが、新規事業のタネを生み出し、それを育て事業にしていくためのアプローチは世の中様々あります。 とはいえ、会社になるとある程度成功確率が高まり、かつ会社の持つ風土や価値観といったものに合致するプロセスを持っていないと、やり方が分からないとか、好き勝手にやってその善し悪しを誰も評価できないなんて事になってしまいます。

【仕事・マネジメント】そもそもそれは、誰がやりたかったのか?

主体性のないプロジェクトは、進むこともなく・止めることもなく… 主役が不在のプロジェクトいろいろ分かっちゃうとマズイので具体的には書けないのですが、私の身の回りにあるプロジェクトで、「それ、誰がやりたいの?」「誰が主役なの?」と感じるプロジェクトが幾つかあります。(社内プロジェクト、社外とのコラボプロジェクトともに) 一応、誰がリーダーというのはあるようですが、全体のグランドデザインができているわけでもなく、それを誰かがまとめて引っ張るわけでもなく、リーダーというより、せ

【仕事】最後の手段は「自分がやる」

本当にやりたいなら、最後は自分でやるのです。 会社の中で新規事業の仕事をしている場合、会社や部門で大きな覚悟があって予算や人も潤沢に用意されているのであれば別ですが、ほとんどの企業の場合、既存のビジネスを回すことを優先され、兼務など既存の本業の片手間で新規系をやっていたり、既存で使いづらい人が新規事業に回されることが多いです。 そうなると人も少ないですし、予算も少ない状態で、新規系を立ちあげるというなかなか過酷な環境に置かれることになるでしょう。 ましてや、辛いところは本

【仕事】なぜ今、アジャイルなのか?

価値創造の本質的な動きはアジャイルにあると思います。 アジャイルについては以前書きました。 どうしてもアジャイルと聞くと反射的に「アジャイル開発」反射的という言葉となり、ITやソフトウェアの開発手法やプロセスという見られ方をします。 私はアジャイル「開発」のプロでもスクラムマスターでも無いですが、普段の仕事の仕方から組織運営、お客様や社会を良くするための価値創造といった開発以外でも、アジャイルの考え方やアプローチ、マインドがこれからの時代は当たり前にやれることが必要であ

【仕事】武士と忍者

あなたの仕事は、武士流ですか?忍者流ですか? タイトルだけだと何のことかわかりませんよね?(笑) 今日たまたま見つけた記事の中にあった、新規事業を立ち上げの中での役割において、武士の文化と忍者の文化がある話が面白かったので取り上げてみました。 (2018年の記事ですが、今でも全然共感できます。それだけ日本の企業は進んでないということですが…) しかしオムロンの竹林さんの話し方、関西弁も含めて、テキストだけでも面白さが伝わってきます(もちろんプレゼンテーションの内容の良さ、

【仕事】青黒い人とアジャイル

あなたの仕事は青臭い?腹黒い?それとも? 10年以上前にリクルートワークス研究所が「事業創造人材の創造」という発行物を出しています。正直、今読んでも全然陳腐化されてない、新規事業をやる人、事業創造する人は読んで欲しいものになります。 (逆にいえば、10年経ってもまだできてないところも多いという…) https://www.works-i.com/research/works-report/item/r_000257.pdf その中で、事業創造できる人材として「青黒い人」

【仕事・コーチング】観察すること

顧客価値創造活動も、コーチングも、「観察」が大事。 顧客価値創造活動とデザイン思考デザイン思考ってご存じですかね? 私が語るよりインターネット上でもnote上でも、多くのデザイン思考の記事があるのでそちらに詳細は委ねるとして… 顧客価値創造活動でもデザイン思考的なアプローチは必要です。 顧客の本質的な課題を引き出し、共感し、課題やソリューションの仮説を作って、ソリューションのプロトタイプを作って、顧客に当てて価値があるかを検証する。それを早く回して早く良い失敗と良い気づき

【仕事】アジャイルとコーチング 後編

前編からの続きです。 アジャイルコーチアジャイルの世界ではアジャイルコーチというものが存在します。 (ちなみに私はアジャイル絡みの仕事はしていますが、そうは名乗っていません…その理由は後ほど) アジャイルコーチとは、開発の現場はもちろんのこと組織をアジャイルに動かす場合に、それをどうやってやればよいか分からない組織やチームに対して支援を行う人のことです。 ここで「コーチ」という名前がついていますので、基本はティーチングではなくコーチングにより、アジャイルを取り入れた組織

【仕事】アジャイルとコーチング 前編

アジャイルってご存じですか?アジャイルってご存じですか?(唐突) 英語で書くと「agile」で意味は「機敏な」「素早い」と書かれています。 そしてこれは形容詞なので、このあと名詞が必要なのですが、よく世の中で聞かれるのは「アジャイル開発」でしょう。 アジャイル開発とは、一般的にはシステムやソフトウェアの開発の手法のことで、要求の変化に素早く柔軟に対応するためのアプローチの一つです。 あ、この時点でテックやITの話?と拒否感がある人は離脱しそうですが、もう少しお話させてく

【仕事】価値創造とコーチング

コーチングは認定コーチの資格は取ったものの、次のプロフェッショナル認定を取るべくまだまだ勉強中なのですが、noteに書いていくネタが追いついてしまったので、コーチングに絡めた記事や自分の仕事に関係することも書いていこうかと。 また、コーチングのネタが溜まったら再開したいと思います。 これまでのはマガジンでまとめています。 価値創造活動とは?「価値創造」っていきなり書かれてもなんじゃそりゃ?ですよね。 そもそも価値ってなんでしょう? そのまま持ってきてしまうとちょっと概念