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ブラジル生まれ日本育ちの似非ブラジル人です。 気になっていた note を初めてみたも…

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ブラジル生まれ日本育ちの似非ブラジル人です。 気になっていた note を初めてみたものの何を書けばいいのかもわからないので、試しにいろいろ書いてみます。 投稿予定の内容: 日本文化 母国文化 多文化共生 自転車 読書感想 猫 教会(キリスト教_プロテスタント) 食べ物

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  • 似非ブラジル人の備忘人生録

最近の記事

<日曜礼拝> 2024年3月17日

御言葉を聞くことを急かすようなことはあってはならない。イエスは話をする際、ほとんど座っていた。 二人の人が話をしていて、片方が座っていて、もう片方が立っている状況を想像してみてください。座っている方と立っている方、どっちが急いでいるように見えますか? 「腰を据えて話す」という言い方があるぐらいです。人の話を落ち着いて聞く時は座ってするのが普通ではないでしょうか。 上記で述べた聖句で注目してほしい最初のポイントはイエスは船に座って話をしていながらも、群衆は立ってその話を聞いてい

    • 書く練習+あるふぁ

      さて、唐突ですが停滞していたNoteを復活させる意味でもちょっと書く練習がてら、通っている教会の日曜礼拝での説教(ポルトガル語でのメッセージ)の日本語訳を投稿していこうと思う。 まぁ、うまくいくかもコンスタンスにできるかもわからないけど… 何事も始めることに意味があるからね。 ※メッセージの内容についての注意点です 基本的には牧師先生からもらった下書きをベースに自分の理解等を織り交ぜたものになります。なのでもしかしたら聖書の内容とズレるかもしれないことはあります。 自分は別

      • 何も知らない幸せな幼少期

        さて、ブラジルから母と日本へ来て、父と生活しだした。 バブル崩壊の影響と日本産工業製品の世界へのさらなる輸出が産業界の人手不足をさらに顕著になるなかで、入管法の改定で"日系"お呼ばれる人が日本へ出稼ぎに来る状況を作った。 父は出稼ぎで日本へ来た当初は名古屋の港区に大きな工場を構えていた三菱自動車で働くことになった。 しかしここで問題が発生する。 今でこそ多くの自治会では外国人への対応が(完全にではないももの)できるようになったが、30年前の当時はそうではなかった。 行政

        • 不安になるのは罪なのか?

          聖書では興味深い記述がある 何事も心配しないで、どんな時でも神に祈りなさい。そして、祈りに答えてくださる神に感謝しましょう。 【ピリピ人への手紙 4:6】 人間は誰しもが不安になったり心配するものである。それは人間としての当たり前の感情である。しかしこの感情は喜びなどと比べるとプラスの感情とは言えず、むしろ悲しみなどと同様にマイナスの感情だと言える。そして聖書的に偏った見方ではあるが、残念ながら一般的にキリスト教ではマイナスの感情というものは良くないもの、もっと言うなら

        <日曜礼拝> 2024年3月17日

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        • 似非ブラジル人の備忘人生録
          2本

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          読書感想 : アメリカ黒人とキリスト教 ― 葛藤の歴史とスピリチュアリティの諸相

          さて、今回も120%独断と偏見で読書記録を書き綴ろう。 今回の本は「アメリカ黒人とキリスト教 ― 葛藤の歴史とスピリチュアリティの諸相」です。 著者は黒崎 真(くろさき まこと)氏。 神田外語大学外国語学部学科准教授で、そうなんです、キリスト教が絡む内容の本でありながら著者はキリスト教徒でないのが興味深いんだよね。 (個人的な意見だがクリスチャンとして、非クリスチャン的視点からのキリスト教絡みの意見や読み物は大切だと思う) まず、読んでみて思ったのが、テレビであれほど騒が

          読書感想 : アメリカ黒人とキリスト教 ― 葛藤の歴史とスピリチュアリティの諸相

          神は後悔するのか

          今回は少し堅苦しく聖書の話、もとい神学的な話をしよう。 まずはノアの箱舟のストーリーの頭に出てくるこの文を見てもらいたい; 創世記 6:5-7 主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかりであるのを見られた。 主は地の上に人を造ったのを悔いて、心を痛め、 「わたしが創造した人を地のおもてからぬぐい去ろう。人も獣も、這うものも、空の鳥までも。わたしは、これらを造ったことを悔いる」と言われた。 さて、この聖書の個所では神が後悔したといってい

          神は後悔するのか

          だれが「息ができない」のだろうか?

          さて日本の皆さん。 あなたは “ 人種 ” 差別を受けたことはありますか? 先月アメリカのジョージ・フロイドの死が世界中を震撼させたのは皆さん知っているかと思います。 「息ができない」と必死に叫びながら悲しい死を遂げてしまった彼の事件を引き金に全米だけでなく世界中で「Black Lives Matter」の掛け声のもと再び人種差別撤廃の運動が激化した。 なぜ “ 再び ” と強調したのかですが、ある意味マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの公民権運動(かの「I have

          だれが「息ができない」のだろうか?

          特別定額給付金と教会への献金

          みなさん、どうも。 自由に書けるnoteだからこそ、今回は少しセンシティブな話をしようと思う。 今回は宗教について話します。 日本に住んでいる外国人のほとんどは「なんで日本人って宗教と政治の話を避けるんだろう?」という疑問を持っているものです。 さらに今回は宗教にお金を絡めて話をするのでより一層触れてほしくないって思う人もいるだろう内容になってます。 前振りはこれぐらいにして単刀直入に本題に入ります! 皆さんもらうことになります特別定額給付金の10万円を宗教団体に寄付し

          特別定額給付金と教会への献金

          澄み渡る秋空の日に

          さて、今回は肝心のブラジルから日本へ来た経緯を話そう。 日本での外国人の動向に詳しい人ならわかると思いますが、1990年に日本では入管法が改正され海外に住んでいる日系の来日が容易になった。前回の投稿でも書いた通り自分は日系だ。父親は日系3世ということで、当時安定した職業についていたものの決して裕福であるとは言えず“一獲千金”をある意味狙って日本に渡ることを決めたという。 91年1月に自分が生まれ、その三か月後の4月に日本へ父親は来たのだが、実は母親とはうまくいっていなかった

          澄み渡る秋空の日に

          似非ブラジル人が出来上がるまで

          さて、 自分の成り立ちについて考えたり、誰かに話したりするということは意外に少ないのでは?と思う。 そこでいい機会なのでここに書いてみる。 まずは生まれてくるところからですかね。 自分は、1991年1月中旬にブラジルのパラナ州にあるロンドリーナ市(注1)で生まれた。 ブラジルは南半球のため1月は暑い。時期的には年末年始の夏休みでカーニバルも近いことも合わさって、ブラジル人が一番楽しみにしている時期だ。 当時、父方の祖母は病院で手術室看護師(注2)をしていたこともあり帝

          似非ブラジル人が出来上がるまで

          何事もチャレンジかな

          どこだったのかはわからないけど、このnoteなるものに出会った。 FacebookやTwitterとはまた違った、個人が持っているコンテンツを公開するようなもの(で合ってるのかな?)でなんだかおもしろそうで何事もチャレンジだと思ったので初めてみた。 先に断っておきますけどブラジル生まれの日本育ちである自分の口調(ここの場合は文章)はちょっとおかしなところがある。言い回しやニュアンスがどことなくズレていることもあるが温かい目で読んでもらうと助かる。 次回は自分について少し書

          何事もチャレンジかな

          note使ってる人って「多文化共生」に興味あったりするのかな?

          note使ってる人って「多文化共生」に興味あったりするのかな?