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【近況日報】2024年06月22日(土)「快活クラブはちょうどいい」

6時に目が覚めて、二度寝して8時に起きる。
玉子とハムのサンドイッチと、余っていたさくらんぼを食べる。

ポッドキャスト「アンガールズのジャンピン」を聴きながら、近況日報を書く。

番組の途中で書き終わる。
眠たくなったので、一旦再生を止めて、1時間寝る。起きたのは11時過ぎ。

12時に昼食。母親が買って来たパックの寿司を食べる。

「かもめんたるとジャルジャルの対決ライブ、結局配信買わなかったな~」みたいなことを思い出す。お笑いに限らず、ライブは生で観るものという印象があるので、魅力的な配信だとしても、どうしても食指が動かない。

ただ、「第18回大喜利天下一武道会」の本戦の配信は昨日購入した。これは「さすがに今後も大喜利を続けていく自分のためにも、配信でも何でも観た方が良いだろう」という判断の元、お金を支払った。

でも、「読書好きなら絶対に読むべき本」「映画ファンなら観ておきたい監督」みたいな言い方があるけど、「趣味に必修科目なんてものはハナから存在していないのでは?」というのが持論である。お笑いが好きでもM-1グランプリを観てなくて良いし、逆にM-1を観ていなくてもお笑いが好きならお笑いファンを名乗っても良いと思っている。

食後は軽く仮眠をとって、広島市内に出かける。今日はカウンセリングの後、映画を観て、読書会にも参加する。
電車の中では、アイリッシュパンクのバンド、ザ・ポーグスの実在するベストアルバムと同じ曲順のプレイリストを聴いていた。これは私が以前自分で作ったものだ。

車内で音楽を聴きながら「音楽は何でも聴きます」と自己紹介する人のことを考えていた。そういった言葉を聞くたびに「いや、あなたも知らないジャンルあるでしょ」みたいなことを思っていたが、考えていくうちに「そういうことでは無いのでは」と思った。

たとえ知らないジャンル、聴いたことのない音楽でも、好き嫌いせずに良いところを見つけられる。それが「何でも聴きます」という一言に集約されているのかなと思った。「何でも聴きます」というのは、要するに「出された音楽は黙って聴きます。聴けば大体好きになります」ということかもしれない。そんなことを考えていた。

一旦映画館付近で降りて、18時45分からの映画のチケットを発券し、15時からカウンセリング。女性のカウンセラーさんに、最近あったことをひたすら話す。最近のことはこの近況日報を元に、思い出しながら話す。
自分のメンタルのことをひたすら開示して、言葉をまとめるのは疲れる。

1時間のカウンセリングの後は、リフレッシュのためにドトールコーヒーへ入る。甘い飲み物が欲しくて、カフェオレを注文する。砂糖がどれくらい入っているかは知らない。

カフェラテだったかもしれない

映画の上映時間までまだ2時間以上ある。夕食は18時から食べるとして、1時間は暇になる。
良い機会なので、前から使ってみたかった、快活クラブを利用することにした。快活クラブは初めてなので、入会するところから始まる。
アプリで入会することで、入会金を節約することが出来た。

私はいわゆるネットカフェをほとんど使ったことがない。
使ってみての感想としては、ネット環境のある個室で、飲み放題のドリンクと共に自分の時間が過ごせるというのは、普段から使っている人には当たり前かもしれないが、私にはとても魅力的に映った。読書しても良いし、仮眠を取っても良いし、ボーっとYouTubeを観ても良い。
およそ1時間過ごして700円という値段だったので、喫茶店で時間をつぶすよりはお金がかかるが、余裕がある時はもっと使っていこうと思った。

18時頃に店を出る。
ラーメンを食べようと決めていたが、結果的には道中にあったはなまるうどんを見て、即座にうどんの口になり、吸い込まれるように入っていった。
あたたかい温玉ぶっかけを注文。久しぶりに外で食べるうどんは美味しかった。というよりうどん自体が久しぶりだった気がする。

映画館「サロンシネマ」に到着。今日は入江悠監督、河合優実さん主演の「あんのこと」という日本映画を観る。

待ち時間にXを見ていると、関西の大喜利プレイヤー・3104さんが大会で優勝したとの一報が。3104さんとは以前5人1組のチーム戦に出場したこともあり、個人的な関わりも深い。その大会が行われたのは2023年5月で、その時は大喜利大会で優勝経験のないメンバー(私含む)もいたが、今日で5人全員がタイトルホルダーになった。感慨深い。

21時ごろ、「あんのこと」を観終えた。凄い作品だった。社会派とアウトローって両立できるんだというのが第一印象。

河合優実さん演じる香川杏は、10代の頃から学校に行かず売春を行い、母親からも虐待されて、薬物にも手を出した。売春も元々は母親の指示だった。
逮捕されて、佐藤二朗さん演じる刑事と出会い、生活など様々な面で面倒を見てもらうことになる。刑事は人当たりがよく、元薬物中毒者が薬を辞め続けるための会合も開くなど、奉仕活動も行っている。介護の仕事を始めて、女性専用のDVシェルターに引っ越し、日本語学校で改めて勉強を始めた杏だったが、その日々はとあることから突然崩れ去る。

描かれているのは、「平穏な日々」と「それを無惨にも壊してくる者」。平穏な日々が壊される要因となるのは、人為的なものだったり、環境的なものだったりする。人生に光が差す時もあれば、絶望を味わう時もある。杏は絶望の淵から平穏を取り戻そうとするが、その平穏は実は最初から守られていたものではなかったことが途中から明らかになり、観る側を暗い気持ちにさせる。最後は「平穏な日々」を象徴するとあるアイテムを、杏が自らの手で破壊する。

役者陣は全員良かったけど、メインキャストの一人である、稲垣吾郎さんの演技が上手すぎて驚いた。決して他の役者が劣っているわけではないが、群を抜いて上手かった。言い方は悪いが、作品の中の異物のように感じられるくらい。

映画が終わって、余韻に浸りながら少し歩く。
十日市町という場所にある「音楽喫茶 ヲルガン座」での「読書部」に参加するためだ。

読書部はすでに始まっており、いつものメンバーが集まっている。今日来ているのは私含めて5人。

活動内容としては、最近読んだ本を順番に紹介するだけ。紹介の仕方は自由。今回私が紹介したのは、「生まれた時からアルデンテ」(平野紗季子)「フェミニスト、ゲームやってる」(近藤銀河)「未婚じゃなくて、非婚です」(ホンサムピギョル著/すんみ・小山内園子訳)の3冊。

この読書部では、自分が好きな本の話が出来るのも良いが、他の人の本の話が聴けるのも魅力的だ。

全員の紹介ターンが終わったら、いつも読書部で会うKさんが、私が以前読んだことのある「恋するソマリア」(高野秀行)を持ってきていたので、本の内容や著者の高野さんの話をしたり、私が持って来た本に関連付けて、フェミニズムに関する話をしたりした。

22時ごろお開きになり、電車で帰る。車内は混んでいた。今朝途中で止めてしまった「アンガールズのジャンピン」の続きを聴く。

23時過ぎに帰宅。ささくれメーカーさんの大喜利サイトでの企画「ささくれ道場」に参加。2位も獲れて、悪くない成績。

0時30分頃にシャワーを浴びて、部屋に戻りダラダラ過ごしていたら、あっという間に時間が過ぎていた。

2時前に就寝。

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