見出し画像

関東学生リーグ 法政大学 v 明治大学

関東学生リーグ1部 第6節
法政大学 0-2 明治大学
@味の素フィールド西が丘

 いろいろなフットボールを現地に観に行こうという習慣の3回目。この度は関東学生リーグ。4‐2-3‐1の法政と3-4-1-2の明治。ロングボールが多用された序盤こそ法政が押し込むシーンが目立ったが、10分過ぎからは明治LWBが中間ポジションで時間を得て突破を繰り返しすなど主導権を握っていた。

法政大学の上田綺世はミーハーながらやはり気になる。近くの人も「あのオレンジの18番は有名人で…」と噂をしていた。実際この試合でどうだったかと言うと、FWとしてはボールが入らず難しい展開であった。前半こそスピードに乗った裏抜けでGKの警告を誘発したり、まさに頭抜けた打点で起点となっていたが、時間を追うごとに徐々に鳴りを潜めていった。インドネシアでのアジア大会で観た印象だと、ボックス内の力強さだとか”泥臭さ”を兼ね備えた選手であった。チームとしてアバウトに上田にボールを集めればスクランブルを起こせたかもしれないが、それはまた別のお話であろう。

 一方の明治大学は今節の勝利で首位に浮上した模様。テレビ中継などではアナウンサーが嬉々として「紫紺のユニフォーム」と唱える明治大学は今年も強力なようであった。2ゴールを挙げた佐藤亮はハーフスペースの攻略においても目立っていた。落ちて引き出す動きと、チャネルランを使い分けることで相手に捕まれないことに成功していた。また、守備時には幅を取るCBに対してスプリントで寄せ続けることで、相手SBに対する味方のアプローチの判断を助けていた。

雑感

試合を通したレビューなどには至らないので、それ以外のことを。今回の海上は西が丘。赤羽駅から徒歩で20分ほど。バスもあるようだが、バスというは非常に面倒だ。しかし現実問題としてサッカー場というのはアクセスが芳しくない所が非常に多い。

上記が予定表になるのだが、「いやどこやねん!」となる場所ばかり(近隣の方々へ土下座しながら)。日本版NCAAなどといって集客も課題とされているようだが、大学を遠く離れた会場(大学のグランドを使用している例もあるが)では関心を寄せることは難しいかもしれない。だからと言って都心部にスタンド付きのグランドを持つことはハードルが高くなるだろう。大学にとどまらないサッカー場の立地問題であるが、その実態を感じるべく機をみて多くの場所、カテゴリーにも足を運び続けていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?