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ホテルサービス その295 - 叱り階段 -

人生には様々な階段があります。
パワハラ問題も叱り方の階段が存在する。

最大なる課題と考えられるものは『しかり加減』が分からない大人達であります。

なんの問題でも言えることは『加減乗除』

厄介な事にこの加減も人により強弱は違いここまでと言った線引きも不可能なものです。

だから指導する側の多勢な意見として……

『どこまでやれば良いのかわかりません』

などの闇雲な声が多く若者のサインを見過ごすパターンばかり。

でも本当のところ若者は全てパワハラと考えている?あるいはどうなのでしょうか?

この疑問に答えるにお題にしたのは上司や先輩に叱られる事に対しブッチャケ(若者との共通語)どうなの?を問う。

以下は若者達の回答。

☆怒られる事は嫌だが理のかなった説教は自己成長に繋がるから叱って欲しい。

☆昔の様な体罰は嫌だけど人に教えを請う場合は間違いに対し厳しく叱って欲しい。

☆叱る中に愛情を感じる場合も多く育ててくださるのだと思えば厳しい指導に叱りは有難い。

☆叱ってもらった方が年取り武勇伝を話せる。

他にも同じ様な回答は然りに意外な支持📈

要約しますと。

暴力は嫌だけど『厳しく指導して欲しい』と思っている若年層は私の手元集計だけでも87%

ここでもメディア操作に乗せられた社会。

パワハラを標語に世の中の若者に対し『腫れ物扱い』をする面と向かわない逃げ腰な大人達。

しかし若者はいい加減そんな世論に辟易しているのが窺われましたね。

叱り方が分からない大人達。
叱られて育ちたいと思う若者。

根本的に義務教育であれ民間教育であれ指導を乞う場合はルールに従わなければなりません。

悪い行いは悪いのです(暴力は論外が前提)

そこを自己都合の逃げ腰しにて叱りをパワハラと訴える社会はどう見ても遺憾。

しかも「カスハラ」次から次に新しい造語を作りハラスメントを煽るメディア。

ホテルでもその様なUGは増えています。

しかし上司指導の叱り方に慣れたスタッフは「カスハラ」をものともせず立ち向かう。

叱り階段は登り難く根が深い問題ですね。
『加減乗除』
綺麗で有効な叱り方の一考をお願いします。

明日は時給高騰について…
書いて参ります✍️

HOTEL DIRECTOR

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