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自由を手に入れるために そして大人とは


突然ですが、皆さまは
『自由』とは何だと思いますか?


自由の種類

人は自由を求めます。
自由はとても大きな価値です。

まず『自由』は、
選択肢の数ととても深い関係があります。
人生において、
選択肢が多いほど『自由』を感じます。
選択肢が制限されると『不自由』を感じます。

なので、
『自由』は、
選択肢を増やす
 『~への自由』と、

選択肢が制限された状態からの解放
 『~からの自由』
があると思います。


さらに僕は、
『自由』には他にも
大きく大切な面があると考えています。

2つの側面があって、
それを僕は、
1つ目を『踊る自由』と言っています。
2つ目を『歩く自由』と言います。


『踊る自由』

『踊る自由』、
“こどもの自由”です。
自分の思うように振る舞い、
好きなように考え、
気持ちを優先して行動することです。

誰にも邪魔されず、
まるで
「思うがままに踊る」ようにです。

好きなものを食べたり、
ゲームを楽しんだり、
大好きなことに熱中したり、
はたまた嫌なことを避けたり、
「スキ」や「楽しさ」を求める自由が、
『踊る自由』です。


『踊る自由』はとても大切。
自分の気持ちを大事にし、
自分に優しくすることです。

社会(Ⓐが自分 Ⓘが目的)

さて、 
上の図が社会だとします。

 自分はⒶにいます。

Ⓑ~Ⓗまで、
社会にはいろんな人がいます。

Ⓐの地点で
”好き勝手に踊っている”限りは
何の問題はありません。

『踊る自由』は他人に影響を与えません。



『歩く自由』

一方、
社会の中で
何か成し遂げたいこと、
手に入れたいもの、
目標などがあるとします。
それがⒾ地点にある♡です。


人は社会の中で、
自分の夢や希望など、
目的をめざす自由があります。

その目的地がⒾです。
そんなⒾまで行ける自由が
『歩く自由』です。


人生、Ⓐで踊っているだけ
というわけにはいきません。
何かしら、
Ⓘを目指す必要が出てきます。
Ⓘへ進んでいかないといけません。
人は『歩く自由』が必要なのです。


ⒶからⒾへ進んでいくには、
どの道を通っても、
いろいろな人と出くわします。

『歩く自由』は
『踊る自由』と違って、
他人と関わり、影響を与え合います。

社会の中での自由

Ⓘに到達するには、
出会ったり関わる人と
コミュニケーションを取りながら、
そこを通してもらう必要もでてきます。

Ⓘに行きたいからと
強引に突き進むのは
自分勝手な自己中です。
迷惑になったり、被害を与えてしまいます。
だから、
コミュニケーションなどが必要なのです。


そうやって、
どうしても踊りをやめない人を避けたり、
困っている人がいたら助けたりしながら、
相手を尊重したり、
努力したり、
考えたりしながらでないと
まともにⒾには行けません。

それが
”社会を生きる”ということだと思います。


逆に、
Ⓖの人が
自分のいるⒶを通りたがっていれば、
自分の踊りを一旦中断して
通してあげる必要があるかもしれません。

社会はお互いさまです。

もちろん、
非礼だったり迷惑な人を
黙って通す必要はないとは思いますが、、、



”おとな”になるとは

自分を大切にし、
自分の気持ちを優先して振舞う自由が
『踊る自由』です。

一方、
社会のなかで
目的を目指して進んでいく自由が
『歩く自由』です。

『踊る自由』はこどもでもできます。

しかし、
『歩く自由』を手に入れるには、
おとなになる必要があると思います。

自制心や相手を尊重する気持ちや
ときには戦う力も必要です。

こころと振る舞いを成長させ、
そんな
『歩くための力』を手に入れるのが
「おとなになる」こと

だと考えています。


だから、
『歩く自由』を身につけるためにも、
僕は
自分を成熟させる必要を
感じているのです。



読んで頂いてありがとうございました。

いかがでしょうか?
皆さまの考える
『自由』
とはどんなものでしょうか?

いずれ、『踊る自由』と『歩く自由』について
もう少し深堀りと補足をしたいと考えています。


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