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心の健康と計画性

今の時代、計画的に物事を進めることが、とても大切にされていますが、この計画性というのは、便利である反面、人の精神的な健康に対しては悪影響があります。例えば、誰かと約束していて、当日が近づくにつれ、気が重たくなった経験はないでしょうか?


人の気持ちは、四季の移り変わりのように、流動的にできているので、約束した日の気持ち、次の日の気持ち、当日の気持ちでは、全てに違いがあります。

人間に限らず、生物全般、気持ちや感覚で生きているので、お腹が空いた時に食べ、眠くなった時に眠る、行動したい時に行動するというのが、自然なことです。自然に逆らった動きには、どうしても負担が伴います。


もちろん、今の時代、気ままな行動ばかりもできないので、計画性も必要にはなってきますが、計画性と一緒に、今の気持ちも大切にしてあげないと、物事はうまく進んでも、気持ちはどんどん辛くなっていくという事態に陥ってしまいます。

長期的な計画や目標を立てるにしても、長くても半年か一年後までにしておき、「半年後、一年後になった時に、もう一度自分の気持ちと相談して、そこから先のことは考える」といった、ゆとりは大切になってくるように思います。


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