大西武尊

がん患者さん専門の自然療法家。 手技療法による【氣】【ホルモン系】【自律神経系】の調整…

大西武尊

がん患者さん専門の自然療法家。 手技療法による【氣】【ホルモン系】【自律神経系】の調整をしています。 がんを良い方向へ向かわせたい方、ご相談下さい。 #生体自然療法士#がん治療#大阪#西野亮廣エンタメ研究所

マガジン

最近の記事

【がん細胞が免疫から逃れるメカニズムと新たな治療法の可能性】

ご存知の方も多いと思いますが、がん細胞は、自身の周りの環境を変えて免疫システムから逃れることで生き残ります。 この免疫から逃れるメカニズムの解明は、がんに対する新しい治療法を探す上で、重要視されています。 ⁡ ⁡ 昨年、京都大学大学院生命科学研究科、医学研究科らの研究グループは、がん細胞から放出され免疫の働きを抑制する ⁡ 【プロスタグランジン E2 (PGE2)】 ⁡ という物質に着目し、その放出を制御するメカニズムの解明を試みました。 ⁡ ⁡ その結

    • 【配慮って重要(^^)】

      他界した父が、はじめて主治医から『ガン』と宣告されたとき、父は意外と平気そうに ⁡ 「そうですか」 ⁡ 「寿命があれば生きれるし、寿命が無ければ死ぬやろし」 ⁡ と言っていたことを覚えています。 ⁡ ⁡ ⁡ 父は膵臓ガンで、ガンが血管まで浸潤していたのですが、主治医から最初に話された内容は ⁡ 「治療は希望されますか?膵臓ガンの方は、治療されずに経過を見る方も多いので…」 ⁡ というものでした。 ⁡ ⁡ 父は ⁡ 「手術は出来ないんですか?」 ⁡ と質問し、 主治医は ⁡ 「

      • 【もっと自由になっていい】

        私は今年で46歳になるのですが、私の親世代になるとガンになったという方が増えてきます。 ⁡ 私の同世代の知人からも、親が「ガンになった」または「ガンで亡くなった」という話をよく聞く様になりました。 ⁡ ガンになった大半の方が、化学療法や放射線治療を行われています。 ⁡ ガンを小さくして手術をするために化学療法や放射線治療を受けておられる方もいるし、手術出来ないから化学療法や放射線治療を受けておられる方もおられます。 ⁡ どちらにせよ、ご本人はもちろんガンを治すつもりで化学療法

        • 【新しい私ほど、新しい選択を】

          生きていると連日いろんな人や場面に出逢い、多くのことを経験すると思います。 ⁡ その多くの経験で気付いたことを行動に移すことで、また新たな人や場面に出逢えます。 ⁡ 大切なことは、今までにない新しいものに興味を持つこと。 ⁡ ⁡ 新しいものに興味を持って、少しでいいので調べてみる。もしくは知ってる人に聴いてみる。もちろん全てを鵜呑みにしない様に気を付けながら。 ⁡ そうする事で、新しい選択肢がどんどん増えていきます。 ⁡ ⁡ 皆さんの仕事や私生活でも同じだと思います。 ⁡ ⁡

        【がん細胞が免疫から逃れるメカニズムと新たな治療法の可能性】

        マガジン

        • がん情報
          17本
        • 父とのがん治療記
          15本

        記事

          【体温を上げて元気になろう】

          ⁡⁡ 父が他界してから一人暮らしをしている母の様子を見に行く機会が増えました。 おかげで話す機会も多くなりました。 ⁡ 先日、母のところに行ったときには『数日前から腰が痛くなった。冷えたのかな?』と言っていたので、施術で痛みを取らせて頂きました。 ⁡ その後『体温を上げよう』という話になったのですが、母からでてくる質問は「何を食べたらいいか」「何を飲んだらいい」など、飲食に関することばかり(汗) ⁡ 食べ物や飲み物に気を付けることが無意味だとは思いませんが、そ

          【体温を上げて元気になろう】

          【乳がん発症の仕組みを発見!】

          近年、日本では乳がんに罹る女性が増えています。 30歳代から増え始め、50歳代前後がピークとなっている様です。 国立がん研究センターによると、11人に1人の割合で乳がんになると言われています。 ⁡ ⁡ ⁡ 現在、世界中の研究者の努力により、がんの病態が解明され、新たな治療法が次々と開発されていますが、一旦発症したがんを根治することは多くの場合困難とのこと。 そのため、多くのがん患者さんは再発転移により命を落としている様です。 ⁡ ⁡ 去年の10月に、金沢大

          【乳がん発症の仕組みを発見!】

          【運動が、がんにいい影響を及ぼしている?】

          『運動が体にいい』という事は、おそらく多くの方がご存知なのではないでしょうか。 ⁡ がんをはじめとする多くの病気の予防になる。 ⁡ ⁡ しかし…がんの治癒を目的に運動を行なっておられる患者さんは、そう多くはないのではないかと思います。 ⁡ ⁡ ウォーキングやジョギングといった気持ち一つですぐに始められる簡単な運動で、大腸がん前立腺がんなどの死亡率が下がったとの報告があります。 ⁡ ⁡ がんの方は食養法に意識が向いている方が多いように思いますが、運動にも同

          【運動が、がんにいい影響を及ぼしている?】

          【ストレスが、がんリスクを高める!!】

          現代になって「ストレス社会」という言葉をよく耳にする様になりましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、より強いストレスを感じている方も多いと思います。 ⁡ 国立がん研究センターなどの研究チームが、自覚的ストレスの変化と、がん罹患リスクとの関連を調査しました。 ⁡ その結果、男性は女性よりもストレスによる生理的影響を受けやすい可能性があり、自覚的ストレスが高いと、男性で19%、女性で7%、全がんリスクがそれぞれ上昇したとのこと。 ⁡ 罹患したがんを臓器別にみると、肝

          【ストレスが、がんリスクを高める!!】

          新しい年になりましたね😊

          新年になりましたね🎍🌅🎍 今年も 自然療法サロン こうゆう を宜しくお願い致します m(_ _)m ⁡ ⁡ 昨年は年始からバタバタとしていましたが、6月にホームページを作り替え、師に施術や心身洞察の指導をして頂きながら、自然療法サロン こうゆう を続けることが出来ました✨ ⁡ ⁡ 今年は、より多くのがん患者さんのお役に立てる様に頑張ります❗️ ⁡ 今年も出来ることを全部やります😆 ⁡ ⁡ 健康で豊かな人生を送りましょう♬ ⁡ ⁡ ⁡ 〜健康で豊かな人生を〜 自然療法サロン

          新しい年になりましたね😊

          【糖代謝の異常が細胞をがん化させる?】

          7年ほど前になりますが、北海道大学とアメリカのローレンス・バークレー国立研究所の共同研究で、『糖代謝が異常に亢進すると、細胞のがん化が促進され得ることが示唆されることを明らかにした』との発表がありました。 ⁡ この研究では、ヒト乳腺上皮由来の正常細胞と、がん細胞の3次元培養を行なって、糖代謝の役割についての解析が行われました。 ⁡ ⁡ 結果を簡単にいうと ⁡ ①がん細胞への糖の取り込みと糖代謝を邪魔すると、がん細胞が正常細胞になった。 ⁡ ②正常細胞への糖の取り込みを促すと、

          【糖代謝の異常が細胞をがん化させる?】

          【体内環境が、がんに影響?】

          糖尿病やその予備軍の人では、がんによる死亡リスクが3.1倍にもなるとの九州大学の調査報告をがあります。 ⁡ ⁡ 血糖値が高いと、なぜがんを発症しやすいのかという事は科学的にまだ明確にはなっていないとの事。 ⁡ 現状では、インスリン抵抗性とそれに伴う高インスリン血症、炎症などが関係していると推定されている様です。 ⁡ ⁡ 京都大学の研究グループが、高インスリン血症になると『細胞競合』がうまく働かず、がん細胞が増えるというメカニズムを発見しています。 ⁡ 『細胞競合』というのは簡

          【体内環境が、がんに影響?】

          【 がんでも、ぐっすり眠りたい 】

          がん患者さんの3割〜5割の方は、なんらかの睡眠障害を経験していると米国国立がん研究所 (NCI) が配信している情報データベース「PDQ」で明らかになっています。 ⁡ ⁡ ⁡ 睡眠障害には主な原因として ⁡ ・身体的原因……(嘔吐や発熱、疲労など、『がん』そのものによる症状) ⁡ ・薬理学的原因……(治療に使うステロイド剤や中枢神経刺激薬などによる影響) ⁡ ・精神的原因……(病気に対する不安や恐怖などから発症したうつ病、適応障害など) ⁡ ・生理的原因……(入退院による生活

          【 がんでも、ぐっすり眠りたい 】

          【 根本を総合的に(^^) 】

          すべてのがん患者さんに起こりえる、がん悪液質。 がんの種類にもよりますが、進行がんの患者さんでは40%〜80%の方に、がん悪液質が見られるというデータがあります。 ⁡ ⁡ がん悪液質の発症メカニズムに関しては、まだ完全には解明されていない様です。 ⁡ ⁡ しかし研究により解ってきたことの一つに、がん細胞から分泌される「サイトカイン」という生理活性物質が関わっているとのこと。 ⁡ この「サイトカイン」の中でも「炎症性サイトカイン」が増える過ぎると、全身で炎症が起こり、筋肉や脂肪

          【 根本を総合的に(^^) 】

          【新型コロナ肺炎も重症化?がんの転移を促すタンパク質】

          最近、感染者数が激減している新型コロナウイルス。 ⁡ ⁡ この新型コロナウイルス感染症による肺炎の重症化に関わっている物質が、がん細胞の転移にも影響している様です。 ⁡ ⁡ 東京女子医科大の丸義朗(よしろう)学長らのチームによると、「S100A8」と呼ばれるたんぱく質が肺で作られる事によって、がんの肺転移を促すとのこと。 ⁡ ⁡ がんの原発巣から「エクソソーム」という物質が出ていて、これが肺に届くと、「S100A8」がつくられます。 ⁡ ⁡ エクソソームは『がん』を含む体の中

          【新型コロナ肺炎も重症化?がんの転移を促すタンパク質】

          【iPS細胞で新薬の研究が進んでます】

          先日、投稿した内容にも出てきたiPS細胞。 ⁡ 志高く、がん患者さんを救いたいと願って日々研究に励んでおられる研究者の方々が新しい治療としてiPS細胞を活用しようとされている様です。 ⁡ しかし、がんの根治を目指す薬は、やはり体への負担も大きくなる。 ⁡ ⁡ 今、大阪大学では、「細胞リプログラミング」という研究を進めています。 ⁡ ⁡ がんを根治させるものではないですが、 ⁡ 「がん細胞を正常細胞の働きに近くなる様な性質の細胞に作り替える」 ⁡ という内容です。 ⁡ ⁡ 研究

          【iPS細胞で新薬の研究が進んでます】

          iPS細胞…活用されています!

          ⁡ ⁡ ⁡ 今年の8月に東京大学医科学研究所が発表した【がん化メカニズム】に関する研究をご存知でしょうか? ⁡ ⁡ 難しい内容なのですが、この研究を要約すると以下の通りです。  ⁡ ⁡ ① がんは、遺伝子配列の傷(遺伝子変異)の蓄積により発生すると考えられています。 ⁡ ⁡ ② 生体内で細胞初期化(iPS細胞化)を誘導できる遺伝子改変マウスを使用することで、全能性(1つの細胞から個体を構成するすべての細胞をつくりだせる能力のこと)の特徴を持つがんである胚細胞腫瘍(一般的に生殖

          iPS細胞…活用されています!