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Megu
2024年3月2日 15:59
私の住む辺りでは、移動手段と言ったらもちろん〝車〟一択。しかし、車椅子ユーザーになってからは、すっかり運転をやめてしまったので、どこへ行くにも夫に連れて行ってもらっている。通院も夫の車で行くので必然的に院内でも付き添ってくれる。介護されていると言えばそれまでだが、すっかり子供のようだ。車椅子では不便だろうと夫が手伝ってくれるので、受付やら支払いなど全部おまかせ。そのせいもあってか最近の支払
2024年3月3日 14:19
車椅子ユーザーの私はお風呂の介助をヘルパーさんにお願いしている。ある日ヘルパーさんの一人に「Meguさんって時間を無駄にしたくないタイプですか?」と聞かれた。私はてっきりせっかちなところがバレた!と思った。何でも答えを直ぐ求めて途中の過程を省きたがるところがある。気をつけているつもりだが、話していてもついつい先走って、人の話まで口を挟みがちだ。そこで理由を聞くと、同じスタイルの
2024年3月7日 09:43
ここ一年くらい車椅子ユーザー界隈では、エレベーターの問題がSNSをザワつかせていた。もちろん自分が当事者だから目につくのだろうが、世間は大した問題にしていない。しかし、当事者であるからには放っては置けない、変に正義感の強いところがある私。だからと言って私に何ができるわけでもないが、首を突っ込みたくなる悪い性分なので考えてみた。話は戻ってエレベーターの問題。駅などのエレベーターで健常者の人が
2024年3月9日 15:46
私は日中ほぼ犬の相棒君と二人きり。なので緊急のときは夫か隣に住んでいる姑に電話をするしかない。テレビの動物特集などで観るように、相棒君がご主人様を助けてくれるなんてことはまぁ期待できない。せいぜい「お手!」「お周り!」くらいをおやつ付き限定でやってくれるくらいだ。まあ、それでも十分可愛いのだけど。犬バカです…へへへ。特に気をつけているのが、車椅子の移乗だ。もし、乗り移りに失敗して床へ落ちよ
2024年3月11日 21:09
子供の頃、大人がよく観ていた相撲。仕事から帰ってきた父が、夕方6時ちょっと前になる頃、晩ご飯の食卓に着き、テレビの電源を入れる。すると、行司の「この相撲一番にて、本日の〜 カチン!【拍子木】打ち止め〜」で横綱の登場だ!子供の頃は何の興味もなかったが、日常にある光景だった。その当時は力士と言ったら、結構なおじさんのイメージだった。しかし、歳を重ねるごとに、学校の先生が年下になり、野球
2024年3月15日 11:20
車椅子生活って刺激があるような、無いような生活。どこにでも自由に出掛けるのは難しくなり、そういった面では刺激は減った。それに比べて別な意味で刺激は増えた。バリアフリーが進んでいない我が町では、ちょっとした段差は山のようにある。雪国ということもあって、店舗の入り口は一段上がっている所も多い。道路と歩道の境目にある2,3cmの段差は要注意!ちょっと気を抜いていると段差に引っかかり、危うく転
2024年3月16日 19:30
車椅子ユーザーの靴選びは結構大変!私は胸の下からの完全麻痺。動かないのはもちろんだが、痛いも、熱いも、寒いも、痒いも、くすぐったいも、なーんにも分からない。靴を履くのに何が問題なの?と思われるだろうが、これが厄介!赤ちゃんや人形に靴を履かせたことがある人なら分かるかもしれないが、それに近い。感覚のない足はぐにゃぐにゃしていて、思うように履けない。普通は知らず知らずのうちに足に力を入
2024年3月20日 13:45
脊髄損傷の人の多くは自律神経が上手く働かず、汗をかきづらかったり、体温調節が苦手な人が多い。私もご多分に洩れずその一人。一度体温が上がると、汗をかけずに体温を下げるのが難しくなる。仕方なくひたすら外から冷やすしかない。更年期で起こるホットフラッシュのようなものだ。その逆に一度冷えると筋肉量が減っているため、血流が悪く温めるのも難しい。冬にはしもやけができてしまう人もいるようだ。人間の体って
2024年3月31日 15:56
私が介護保険を使い始めたのは、約5年前のこと。当時、陽子線の治療を最後に積極的治療は終わった。退院してきた頃は、脊髄に手術で取りきれなかった悪性腫瘍が、半分残っていた。診断はガン末期ということだったらしい。しかし、当の本人はガンのことなんて全く気にもせず、ただ動かなくなった脚のことで頭がいっぱいだった。こんな抜けた患者なので、転院を繰り返したが、どこの病院でもはっきりと告知されることもなく