見出し画像

【ソースは俺】商工会への加入は物書きの仕事につながるか

居住地の商工会に加入して1年半ほど経過しました。

もともとは通っていた整体師の先生からの紹介で入ったのですが、実際に交流のある青年部に所属したのは1ヶ月前です。

で、実際これに入った目的ってなにかっていわれると、情報が欲しかったというのが理由。あまりここで仕事につなげたいと思ったことはありません。文章って売りにくいですからね。

んで、最近商工会とか商工会議所に興味がある人が増えてきたみたいなので、私の体験談ベースで商工会リポートしてみます。
いつもより少し長めですが、加入するか悩んでいる人は参考にしてください。(なんかSEOっぽくなったけど堪忍)

【大前提】商工会と商工会議所は別物

私も加入するまでしらなかったんですが、商工会と商工会議所は別物です。違いは以下の通り。

引用:全国商工会連合会

難しく書いてありますが、管轄や設立要件が違うと覚えてけばOKです。

あとは加入条件。これはどちらも同じで「その地域内で引き続き6ヶ月以上事業や店舗・工場などを有する事業者。規模は関係なく個人事業者、SOHO、農林水産業でもOK。」としています。

要するに都市部は商工会議所、地方は商工会って感じでいいです。目的も対外的な経営が中心の商工会議所と、地域振興・小規模事業者サポートに積極的な商工会に別れますね。厳密にいうともっと違いはありますが、これぐらいで覚えといてください。

ちなみに私は商工会会員ですので、以下では商工会の話をします。

商工会の組織

んで、商工会って言ってもその下にいくつかの組織があります。私が加入している「青年部」ってのもそのひとつです。

引用:川西市商工会(兵庫)

上の図は濃い青が商工会(以下、本会)そのもの、その下にある薄い青の3つがさらにその下の組織です。本会に加入していれば加入できます。

ちなみに年会費が必要です。私のところは本会12,000円、青年部12,000円、女性部6,000円です。大きなビジネス交流会に参加するよりもかなりお安め。お金でモノ言ったらだめなんですけどね。

商工会に加入して良かったこと

商工会に加入してから、よかったことは大きく以下の3つ。よかったら参考にしてください。

  • 補助金やセミナーの情報を知れる

  • 会員価格でサポートやセミナーを受けられる

  • 地域の人脈ができる

補助金やセミナーの情報を知れる

個人事業主特有の問題かもしれないんですが、補助金とかのお知らせって意外と重要です。でも調べないと出てこないことも多いため、めんどくさくて調べてない人もいるでしょうね。

実は加入後、補助金とか助成金とかに応募しまくってます。そして通ってます。2ヶ月に1回会報が届くのですが、そこにかなりたくさん載ってまして、これは活用せねば……!会報に自社のチラシも入れられます(お金かかります)。

中には地方独自のものもあって、たまたまFacebookで呟いたら「え、そんなのあるの?」と反応した他地域の社長さんや事業主さんもいました。

あとはセミナーですね。会員無料だけど部外者だと数千円かかることもあるみたいです。先日書いた簡易BCP策定も、商工会でやったセミナーを青年部に持って降りてきた感じです。

会員価格でサポートやセミナーを受けられる

先のセミナーの話にも共通しますが、会員特別価格というんでしょうか?表現が怪しいネット通販みたいですが、かなりお安く勉強の機会をいただけます。

あとは経営相談やら創業支援、金融相談なんかも可能。加入している士業の先生の相談が1回無料だったり、通常より控えめの価格だったりします。確定申告の相談とかもできます。

物書きでいろんなことを書いてきましたが、検索エンジンで出てくるような浅い内容ではわからないようなことも教えてもらえるので活用しましょう。もちろん使ったことがあります。

地域の人脈ができる

これは青年部に入ったから気が付いたことですが、地域の人脈ができます。もともとよそ者ですので友人がいるわけもなく、愚痴を話したり飲み仲間だったりがいなかった私が新年会にお呼ばれしました(笑)

Web界隈の人もいますが、ほかにもいろんな事業をしている人と出会えます。保険屋さんや福祉系の人、車の整備士さんや金属加工、飲食店とさまざま。パソコンの前に張り付いてたら絶対に出来なかった人脈ですね。

別に意識高い系発言する必要はないのですが、単純に経営者の先輩に会える機会ですので、個人的にはこれが一番の恩恵だなと思ってます。お仕事の依頼をしたりされたりできますしね。

商工会に加入して感じたデメリット

「デメリット」と書きましたが、別段困ってないですしそんな大層な問題ではないです(笑)ただ、人によっては「うわぁ、いややな」と感じる人もいると思うので記載しておきます。加入の基準にしてください。

あ、もちろん地方によって違うんであしからず。

  • 定例の打ち合わせなどで時間がとられる

  • 人付き合いが苦手だと向いてない

定例の打ち合わせなどで時間がとられる

もしあなたが仕事や家事育児でかつかつなら、あまり加入はお勧めできないかもしれません。地域によって違うんですが、月1回の定例会があるからです。青年部や女性部だけではなくて、本会も役職者が集まっているみたいです。

一応参加しなくても問題ないですし、私が入っている青年部はラインで議事録が回ってきます。会報にもお知らせが載ってることもあるので、必ず出ないといけないわけではないです。

個人的には無理しない範囲で、でも定例会に出ていくといいと思います。お付き合いが生まれて仕事になるかも……?

人付き合いが苦手だと向いてない

これは女性部や青年部が主だと思うんですけど、人付き合いが苦手だとちょっと苦しいかもしれません。私は人が好きなので気にしてない(むしろワクワクしてる)のですが、大人数が苦手だと「ウッ」となることもあると思います。

懇親会などの飲み会のお誘いもありますしね。個人でやっていきたい人、あまりみんなで何かすることを重視してないのなら、まあそこは無理しなくても、って感じです。

商工会に加入して仕事になるのか?

結論、黙ってたらなりません。以上!

……で終わったらあまりにも薄情ですのでもう少し補足を…(笑)

こればっかりは売り方や見せ方、商工会で求められているかとかいろんな要素が絡んでくるため一概には言えません。一応なにか自分一人で完結できるサービスを持っていれば売れるかも…?知ってもらうには自分を売り込まないとダメですが。

まあ、これに関しては持論ですが物書きってどんなときに依頼するかわからない人が多いんです。我々はクラウドソーシングとかSNSで仕事もらうこともありますが、極論我々の常識は通じません。待ってたらだめです。昔ながらの足で稼ぐスタイルです。

もし営利目的で商工会議所や商工会に加入しようと思っているのであればすぐには売れないってことを覚えておきましょう。まあ、気長に行きましょう。仕事以外にもメリットはありますよ、ソースは俺ですが……。

まとめ

思いっきりSEO記事みたいになりましたが、まあ何か悩んでいる人がいたらなんかの参考になればと……。人脈が欲しかったりサポートを受けたかったりするなら加入するとメリットあると思います。

ただ、繰り返しになりますが、物書きビジネスにつながるかと言われればわかりません。個人の努力と運としか言いようがないので。

少なくとも私は加入して良かったなと思います。やっぱりオフラインでの交流もいいものがあります。あとメンバーが面白いから(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?