ジウコトモニタ(musician,voice trainer)

音楽家、ボイストレーナーのジウコトモニタです。 発声のメカニズムとより実用的な作詞作曲…

ジウコトモニタ(musician,voice trainer)

音楽家、ボイストレーナーのジウコトモニタです。 発声のメカニズムとより実用的な作詞作曲理論についてエグイくらい有益な情報を書いていきます。アーティストのための心得なんかも。 ジウコが運営するボイトレスクール→https://clearvoice-music-school.net/

マガジン

  • 発声の全てが分かる!最強のボイストレーニング理論

    こちらはよりボイストレーニングを極めたい、将来ボイストレーナーになりたい、といった方におすすめな、発声・ボイストレーニングの理論や発声のメカニズムについて解説した記事を集めています。

  • ちょっとしたつぶやき

    Xで140文字以上投稿したい時用。テキストスクショとか流れてきても個人的には見にくいな、と感じるので、リンクにしよう、というだけです。

  • クリアボイスミュージックスクール紹介

    大阪梅田のボイストレーニングスクール「クリアボイスミュージックスクール」のレッスン内容やシステムなどを紹介していきます。

  • プロミュージシャンになりたい人のためのガチのお話

    ここではプロになるためのマインド、歌と向き合うマインド、ボイストレーニング関係のお話をさせていただきます。

  • 成功のための思考法・メンタル論

    こちらではジウコトモニタが壮絶な人生の中で培ってきた鋼のメンタル論を書いた記事をまとめていきます。心が折れそうな時、自分を鼓舞したい時にお越しください。

最近の記事

喉頭のポジションを安定させるトレーニング

喉頭のポジションの安定はとても重要。 よく「喉は上げるのか下げるのか」論が展開されますが、個人的にはどちらにも“NO”。 では「正しい喉頭のポジション」とは何か?どのようなトレーニングをすればよいのか。 解説していきます。 今回のテーマはこんな感じです。 ・喉は“下げる”のではなく“〇〇にする” ・トレーニング時の意識は“あくまでも〇〇は上” ・喉どうこうではなく、“〇〇が最優先” ボイストレーニングで失敗しないために、トレーナーさんは指導で失敗しないために、是非最後ま

有料
400
    • ボイストレーナーとして必要な4つのスキル

      他のボイトレ教室やボイストレーナーさんを批判するつもりもないし、むしろ共闘していくべきと考えています。色んな方法論があっていいとも思うし、それを消費者は自由に選択できるべきだとも思います。 が、なかにはとんでもないレベルでトレーナーを語る人、それを平気で雇う教室が無数にあることもまた事実。 そんな中でも「これじゃあいかん!」と熱心に勉強されたり、僕の「ボイストレーナー養成コース」を受講しにきてくださったりする方のために、ボイストレーナーとして必要な4つのスキルをご紹介いた

      有料
      400
      • レッスンにおける、エクササイズ中の声のかけ方

        今回も比較的ボイストレーナーさん向けな内容ですが、毎度、トレーナーさん向けであるということ=トレーニーが「何を基準にトレーナーを選べばいいのか」参考になる内容でもあります。 是非アイデアの一つとして。 さて、タイトル通り、レッスンの中で、特にエクササイズ中の生徒さんへの声のかけ方についてです。 いまだに「では次、これをやって」「はい、じゃあ次はこれ」と、それが上手くいったのかいってないのか、いってないのであればどう改善すればいいのか、なんのアドバイスもないまま、ただマニ

        有料
        400
        • 発声が上手くいってるかの見分け方

          トレーニーさんから、「自主練が上手く行ってるか分からない」、トレーナーさんから、「生徒さんが上手く行ってるか分からない」というご相談をよく受けます。 今回はどちらかと言うとトレーナーさん向け、生徒さんの発声が正しくできているかを見分けるポイントを3つご紹介します。 もちろんボイストレーナーとしても必須のテクニックになるので是非ご自身のチェックにもお使いください。(トレーニーの方には正直難易度高めです…が、「そういうことを気をつけるんだな」と分かるだけで劇的に改善されます)

          有料
          400

        喉頭のポジションを安定させるトレーニング

        マガジン

        • 発声の全てが分かる!最強のボイストレーニング理論
          50本
        • ちょっとしたつぶやき
          24本
        • クリアボイスミュージックスクール紹介
          4本
        • プロミュージシャンになりたい人のためのガチのお話
          9本
        • 成功のための思考法・メンタル論
          11本
        • 国語の成績1でもプロレベルの作詞が出来る!最強の作詞理論
          5本

        記事

          歌が上手くなるための根本的要素

          僕のレッスンは、普段は比較的ボイストレーニング(フィジカルトレーニング)が多め。 けど、例えば発表会前、あるいは個人的にライブ、オーディションなどを直前に控えた生徒さんに対しては、ガッツリボーカルトレーニングを行う。 ・ボイストレーニング…そもそもの発声の機能をフル活用するためのトレーニング ・ボーカルトレーニング…歌を「ええ感じ」に歌うためのトレーニング そこで(なかなか難しいんだけど)曲を歌ってもらった後にこんなことを聞いたりする。 「今、どんなことを考えながら歌っ

          歌が上手くなるための根本的要素

          ボイストレーナーになるにあたって責任と覚悟だけは

          先日、新たにボイストレーナー養成コースをスタートしてくれた方。 最初に「なぜトレーナーを目指そうと思ったんですか?」と聞いたんだけど、その動機が恐ろしく素晴らしいものだった。ちょっと感動して泣きそうなくらい。 正直、トレーニーとしてもまだまだなレベルなんで少し先にはなりそうだけど、この方は間違いなくいいトレーナーになる。 ただ、動機は僕はそこまで重視していない。 というのも、僕自身が前の会社で「スクールやるからお前トレーナーやれ」と言われて始めたので(もちろんゲロ吐くほど

          ボイストレーナーになるにあたって責任と覚悟だけは

          【よくある質問】自分の声が嫌いなんすけど…

          「自分の声が嫌いで…」 「声にコンプレックスがあって…」 という方が時々レッスンにいらっしゃる。 僕もっす! もちろん、発声の癖の問題というのもある。 僕のボイストレーニングは、「あなた本来の発声の機能のポテンシャルをフル活用した、あなた本来の声を見つけましょう」というもの。 そしてそのポテンシャルをフル活用した声が、あなたにとって一番「いい声」であるはず、というのが僕の考え。 そういう意味では僕もまだまだ自分の「いい声」にはまるで到達していない。日々精進だ。 が

          【よくある質問】自分の声が嫌いなんすけど…

          【よくある質問】スタジオ前のウォーミングアップ教えて

          バンドマンや、なんかの縁でバンドで歌うイベントに参加することになった時に、スタジオ練習というものが入ってくる。 スタジオという慣れない環境で、しかもバンドの爆音の中で急に声を出すと喉を痛めたり声が枯れたりなんてことがよくある。 そうならないための対処法。 まず、スタジオには誰よりも早く入る。これは大前提。 そしてウォーミングアップ。 結論、元も子もないけど、「人による」w ご自身の課題(息を吐き過ぎるならスタッカート、喉が上がるならラリンクスダウン、など)を軽くチェ

          【よくある質問】スタジオ前のウォーミングアップ教えて

          【よくある質問】息は鼻から吸う?口から吸う?

          健康上、鼻毛が空気中の塵や埃の侵入を防いでくれるのと、鼻水が吸い込んだ空気を湿らせてくれるので、鼻から吸う方がよき。 また、(個人的な感覚で)上から空気が入る方が発声時にそのまま上から出す意識をしやすい。 が、物理的に、特に早い曲では、鼻の小さい穴から吸ってたら追い付かない部分もあるので口から吸ってもよい。 が、「吸い込む」ではなく、「肋骨を広げると空気が入ってくる」が理想。 です。 レッスンお申し込み 通信講座ジウ研ゼミお申し込み

          【よくある質問】息は鼻から吸う?口から吸う?

          リズムはバックボーン

          何やら難しい言葉が出てきましたが。 レッスンでもリズムトレーニングを時々取り入れるんですが、まあぶっちゃけほとんどの人が上手くできない。 何が原因か。 よく料理に例えるんですが、アジア料理が食べたい。「なんかスパイスの効いた料理を作って」という。 でも相手がアジア料理を知らなければ、「スパイス?よし、七味を入れよう」となるかも分かりません。 「うーん、スパイシーだけど、そうじゃねんだよ」となります。 みなさんのリズムがこれです。 「テンポ」は合ってるけど、「ノリ」

          ボイストレーニングレッスンの組み立て方

          ボイストレーニングレッスンで何をおこなっていくのか、どう組み立てていくのか、トレーナーになりたての頃は何が何だか分からず、とりあえず知っているエクササイズをただ順にこなしていくだけ。 僕も若かりし頃は「ここからどこに向かっていけばいいんだろう…」なんて思いながらレッスンをおこなっていたものです。当時の生徒さんには本当申し訳ない… でもそうやって「なんだこのトレーナー、全然大したことないな」なんて生徒さんに愛想つかされて辞めていく、ということを繰り返して成長していくしかない

          有料
          400

          ボイストレーニングレッスンの組み立て方

          hydeさんのカッコよさに学ぶ

          すみません、タイトルが釣りになってしまってたら… hydeさんはいちいちカッコいい。男性から見ても女性から見てもカッコいいし、こんなオジサンと20代の男の子の生徒さんと、レッスンで「昨日のMステ見た!?」とキャッキャ盛り上がれるほどカッコいい。 なぜあんなにもカッコいいのか。 以前、スッキリに出演された時、加藤浩次さんが、「どうやったらそんなにカッコよくなれるんですか?」と聞いた際に、考える間もなく、「カッコいいものを知ることじゃないですか?」と。 実に単純明快で実に

          hydeさんのカッコよさに学ぶ

          トレーニング以前にベストな体の状態を

          ところでみなさんはトレーニング以外で気を付けていることはあるでしょうか? 以前にも似たようなことを書いたけど。 毎日腹筋をしてアイスをむさぼり食う不思議 トレーニングをするにしても、そもそもトレーニングの効果をアップさせるための日々のコンディショニングが重要なのである。 すんごく大雑把に言うと、血流をよくして筋肉に柔軟性を持たせておく。 大きく分けて3つ(ストレッチなど具体的な動きは置いといて、日常生活、という観点で) 1.睡眠 一日活動すると、肉体(筋肉)と同じ

          トレーニング以前にベストな体の状態を

          聞く力

          年々衰えはするが、僕は割りと耳がいい方だと思う。 というのも、少年時代、ギターで好きな曲をコピーするのに、バンドスコアが出てないようなあまり売れていない洋楽ハードロックバンドばかりを練習していたからだ。  今のようにネットも普及していないので、頼りは書籍しかない時代。当然、書籍がないものは耳が頼りになる。 そうやって難しいロックバンドの曲を耳コピしていくうちに耳が鍛えられた。 かの有名なSMOKE ON THE WATER 。 周りの人が弾いているのを聞いてずっと違和

          トレーニングは休み方も大事

          時々生徒さんでこんなことを言う人がいる。 「練習しすぎたのか、声が枯れて調子が悪いんでレッスン休みます」 元も子もない話をすると、 自主練が上手く行くなら君はもうボイストレーナーレベルだよ これは生徒さんによく言うんだけど、「自主練は上手く行くものと上手く行かないものを識別できるだけで大きな成果」 上手く行かないものの原因と改善方法を見つけるのがレッスン。上手く行かないものをやみくもに続けても一生上手く行かない。それを「ここがこうだからこうしないといけないんだな」と

          トレーニングは休み方も大事

          プロとアマの違い

          アマ 期限を決めずに最高のものを作る プロ 期限内にできる範囲のベストを出す アマ 有言実行を目指す プロ 有言する前に行動している アマ 「個性が…」「オリジナリティが…」とやたら言う プロ 良いものはどんどんパクる アマ 損得勘定で物事を考える プロ リスクを負うからこそリターンが得られることを知っている アマ アルバイトなどで人生を守っている プロ 人生を懸けている レッスンお申し込み 通信講座ジウ研ゼミお申し込み