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ボイストレーナーになるにあたって責任と覚悟だけは

先日、新たにボイストレーナー養成コースをスタートしてくれた方。
最初に「なぜトレーナーを目指そうと思ったんですか?」と聞いたんだけど、その動機が恐ろしく素晴らしいものだった。ちょっと感動して泣きそうなくらい。

正直、トレーニーとしてもまだまだなレベルなんで少し先にはなりそうだけど、この方は間違いなくいいトレーナーになる。

ただ、動機は僕はそこまで重視していない。
というのも、僕自身が前の会社で「スクールやるからお前トレーナーやれ」と言われて始めたので(もちろんゲロ吐くほどトレーニングしたし勉強した)。

ただ、初めは上司にやらされて、「仕事だから」という気持ちでやっていたかも知れない。

が、続けて行くうちに、元々おせっかいな性格、それまでプロデューサーをやっていた職業柄、「もっとこうしてあげたい」「もっとこうなったらこの子は輝ける」と、生徒さんに対する愛情だったりが徐々に芽生えて行った(気がする。明確に瞬間を覚えている訳ではないけど)。

かと思えば、「歌が趣味で、ボイストレーナーになったら歌う時間増やせると思ってなったんですよー」というとんでもない人もいる。(雇う側も雇う側である)

もちろん、徐々に自覚が芽生えて行けばいい。
でも現時点では、生徒さんはあなたの個人的な趣味にわざわざお金を払わされて付き合わされてることを知っておく必要はある。


ボイストレーナーは国家資格ではない。
言わば無免許で喉のお医者さんをやっているのと同じである。

その自覚と責任はトレーナー初日から持っておくべきである。


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