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【よくある質問】自分の声が嫌いなんすけど…

「自分の声が嫌いで…」
「声にコンプレックスがあって…」

という方が時々レッスンにいらっしゃる。


僕もっす!

もちろん、発声の癖の問題というのもある。
僕のボイストレーニングは、「あなた本来の発声の機能のポテンシャルをフル活用した、あなた本来の声を見つけましょう」というもの。

そしてそのポテンシャルをフル活用した声が、あなたにとって一番「いい声」であるはず、というのが僕の考え。

そういう意味では僕もまだまだ自分の「いい声」にはまるで到達していない。日々精進だ。


が、もう一つ「自分の声が嫌い」という理由が実はある。

それは、「聞き慣れていない」ということだ。

今やスマホだなんだと、様々な文明の力で自分の声を確認できる場面があるが、アラサー以前の方なら子供の頃、カセットテープなどに自分の声を録音して初めて聞いた時に、「なんだこの声?」と感じたことはあるのではなかろうか。

これは自分の声は、外部から耳に入るのではなく、自身の骨格で振動した音色を認識しているからだ。

沢庵を食べると「ボリッ」と響く。
が、他人が食べる沢庵は「カリッ」ときこえる。

これほど違うのだ。


「聞き慣れる」というのは、カラオケなどで歌った際に外部(スピーカー)から聞こえる自分の声、あるいは録音した声を聞き慣れること。
また、特にトレーニングの際に自分が発している声をなるべく壁から跳ね返る音などを聞くように癖づけること。

そしてトレーニングをしていくなかで、「お、この声はまんざらでもないかも」と自分の声のいい部分を見つけてあげる癖づけをすることが大事なのである。



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