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いま見えている世界は誰が決めたの?

先日、子供が持って帰ってきたプリントを何気なく見た。

そこには「チョウとガはどこがちがうの?」というタイトルからの流れで、チョウとガの見分け方を説明してあった。

私はなんだか違和感を覚えた。

チョウとガと言えば、羽を動かしながら、空中をヒラヒラと舞う昆虫。細かい違いはあれど、それを見分ける必要があるのだろうか。

そもそもチョウやガは分類なんて望んでいない。
きっと自分達が分類されてることすら知らないだろう。

なぜ、わざわざ分ける必要があるんだろう。

誰がなんのために分けたのだろう。
この教育になんの意味があるのだろう。

チョウとガの違いがわからなくても素晴らしい人はたくさんいる。

誰かが分けた分類を覚えられたら丸がもらえて、間違えたらバツをされるなんてナンセンスだ。

こんな勉強より、瞑想や質問や片付けを授業に入れてほしい。
自分の中にある軸に気づいたり、質問によって行動ができたり、片付けをすることで心が整うとしたら人生に迷った時、挫けそうになった時、きっと生きてくるのに。

教育は大切だけど、幸せに生きるために本当に必要なことを学校で教える世の中になると良いな。

と思っているこの思想もまた、私の勝手な分類である。

この世は自分が思ったままに見えるのだ。
だからこそ子供たちには、自分の可能性を信じ、自分の理想を実現する力をつけてもらいたいと母は思っていると熱く語りました。

小3の三女には少し難しかったようで「どういうこと???」と聞き返されました(笑)大きくなった時、思い出してくれると良いな。

自分で見たいように見る自分にとって本物の世界。最幸ですね。

※勉強をしなくて良いというお話ではありません

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