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#60 おじェンダーについて考察

皆さんこんばんは!
おじェンダーとか一体なんだ???と思っている方がほとんどだと思いますが、おじさん+ジェンダーの僕が作った造語です。

そもそもジェンダーとは何か?少しだけ考えてみたいと思います。

ジェンダー

ジェンダーとは生物学的な性とは違い、社会的・文化的につくられている性のことを指します。つまり、男性と女性の役割の違いによって形成された性別のことです。

例えば、『仕事は男がするもの』や『子育ては女がするもの』といった、『男らしさ』『女らしさ』という文化的につくられた意識のことを指します。

ジェンダーを平等にしようという活動が世界的に行われていると思いますが、ジェンダー不平等が発生する原因は主に・・・

・宗教の決まり
・伝統的な社会構造・風習
・男女間の経済的格差により、女性から男性への経済的依存が高まる
・法的・制度的な障壁
・健康へのアクセスの不平等
・労働市場の不平等
・政治的代表性の欠如
・教育の不平等
・家庭内・家庭外での教育の欠如
・社会的ステレオタイプ
・広告やTVなど、メディアによる『性の役割』の強調→それが社会的に広がり人々の当たり前になり、ジェンダーバイアス(性に基づく偏見)につながる

社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン より抜粋

僕は上記のジェンダー不平等が発生する原因の1つである、1番下に書いてある、「広告やTVなど、メディアによる『性の役割』の強調」が特に最近では大きく関係しているなと思います。

メディアによる女性像と男性像の表現が、社会の実像や時代の価値観の変化とズレている時に『ジェンダー炎上』なるものが起こっています。

2014年洗濯メーカーのお話
様々な立場のママが商品の洗浄力をアピールしたが、「洗濯はママがするもの」という印象が強調され批判された。

2015年行政のスタンプラリーポスターのお話
巨乳美少女アニメキャラを町おこしのポスターに起用したところ、不適切であると批判された。

2017年ビールメーカーのお話
男性が出張先の居酒屋で相席した女性とのやりとりが性的であると批判された。

2017年乳幼児用おむつメーカーのお話
育児に奮闘する母親の日常が描かれたが「ワンオペ育児」を美化、助長するものだとして批判された。

2020年ストッキングメーカーのお話
企業公式ツイッターが、タイツを履いた女性のイラストを紹介したりRTした際、作品のなかに、とても短いスカート丈のものや性的イメージを喚起するものがあったため、問題視された。

などなど、無防備に何も考えず、ウェブサイトや宣伝媒体を制作していると、無意識のジェンダーバイアスがかかっているまま、企業の公式なものとして、ジェンダーにまつわる差別や価値観の押しつけと受け取られる情報を発信して拡散してしまうことになる可能性があります。

勿論、これは企業とかだけでなく、影響力のある人や芸能人さん達の発言から炎上するケースも沢山あります。

前に僕が書いた料理系youtuberのリュウジさんの発言もある意味そうとれなくないものであり、港区女子的な人に奢る奢らない論争みたいなのもありました。あれも男は奢るものであるみたいな、間違ったジェンダーの価値観の押しつけに他ならないと思います。

で、、、
ここから本題でおじさんとジェンダーについての考察にいきたいのですが、下記記事でおじさん上司がジェンダー不平等の悪の根源のようにされていますが皆さんはどう思いますか?

おじさん上司の言い分もわからんでもない部分はありますが、、、

イメージとしてですが、、、
「普通に会話するのも、同じことしてもおじさんだと『パワハラだ・セクハラだ』と言われる。考えて行動しないといけないから生き辛いし、そうしないと自分の身を守れない。世知辛いと思う。」

というおじさんは、多分、性的にも社会的にも女性のことを本当の意味で理解しようとか、歩み寄ろうとはしていないとは思います。

ただ若者女性の言い分も角を強調して書いている部分もあるような気はします。
「他人の境界線をあまり考えずに踏み入ってくるところが嫌い。お仕事以上というか、恋愛やプライベートをズケズケ効いてくる。距離をつめようとしているのか、自分のことを知ってほしいのかわからないが、自分語りをしてくる。嫌だし、うざいなと思う。」

でも、これって恐らく僕的にジェネレーションギャップの1つだと思うんですよね。

今の40代の方はわかると思いますが、ちょうど僕位の世代が大学生・または社会に出た時に携帯電話が復旧し始めて、ネットが当たり前に出回り始めたのはもう少し先の話で、今から大体12~13年前位(2010年頃)だと思います。

間違いなく時代はそこから大きく変わりました。
当時まで当たり前だった感覚は当たり前ではなくなり、ネットを使ったコミュニケーションも当たり前に行われるようになりました。

Facebookが一世を風靡し、Amazonでネット購入するのが当たり前になり、Googleで何でも興味あるものは検索して調べられるし、Apple社のスマートフォンを誰でも持つようになり、GAFAが世界を牽引しました。

今の20代はまさに小さい頃からネット時代を生き、今の大人がしてこれなかった体験もしている人もいる訳で、正直分断が起こっているのも仕方ない事実だと思います。

あまりこういうことは書きたくはないのですが、自分が子供の頃は、小学校時代放課後はどろだらけになりながら学校の校庭開放で遊び、友達の家にいっては家庭用ゲーム機で遊び、

中学時代になり外に遊びに出かける時も、当然携帯電話などなかったので、本屋に13:00集合ね!って言って、待てど暮らせどこないとかも良く合ったし笑 30分待ってたら『ごめんごめん!寝坊した。』ってそれが当たり前の世界で、連絡が取りようがないっていうのがある意味あの時代の面白さでもありました。

中学校高学年からポケベルを持つ人が少人数だけど現れて、高校時代後半に携帯電話を持つ人がクラスに3~4人現れ始め、、、

本格的に携帯電話が復旧し始めたのが大学時代ですが、その頃は今みたいにネット技術が発展していなかったのでほぼ携帯は電話をするか、決められた文字数のメールをするかでしたが、それでも凄い技術が出来たなと感心していました。

大学卒業する位からmixiが一世を風靡して流行っていましたが、今やその影もありません。苦笑

25歳位まではこの位の緩い空間で生きていたと思います。

そこから時代は大きく動きました。
若い頃は集団の中の1つとして生きざるを得なかった40代以上世代。
若い頃から個を持ち、ネットの力を借りて自分で色々としてきた20代以下の若者達。


だから今の40代の当たり前は、多少若者と当たり前とはズレているし、それが50代、60代になってくるとなおさらであることは言うまでもないことだと思います。

でもだからと言って、先程の若い人の言葉はそういう歴史背景は何も考慮していない発言だと思います。

勿論、おじさんの上司の方も若い人の歴史背景を何も考慮していない発言で、だからこそ僕は綺麗ごとだと思いますが、相互理解が絶対に必要になってくると思います。

おじさんだからと言って、今までのおじさんの価値観に囚われていてはダメだし、若い人もおじさんを相手に同じ価値観で接しようと思ってもダメだから、どちらも価値観の円を広くする努力をする必要があるんじゃないかなと思います。

僕は次世代のイケおじを定義する時に、以下のことを活動を始める時に定義しました。
↓↓↓


総合的なジセおじになるには、、、

①外面的若々しさを手に入れる
ー服装にファッショントレンドを取り入れる
ー健康・体重管理をする
ースキンケアを学び実行する
ー色々なアクティビティに挑戦し経験を増やす

②最新のテクノロジーを使いこなせる

③同年代の男性のリーダー的存在になる
ー道徳的であり常に紳士である
ー女性、若者、子供に敬意を払える
ー旧来の男らしさ女らしさの概念にとらわれない

①に関しては自分に課する努力であり、継続することで絶対に変われる部分ですが、、、

②に関してはそれを意識することで、若者がどういうことをしているか?或いは何を考えて過ごしているか?ジェネレーションギャップの壁を低くする為に不可欠なことだと思いますし、おじさんにまつわる問題が、ジェンダー意識というところに大きく起因するものだと思います。

③に関しては、これを意識して行動すること、或いは勉強することで、ジェンダーに囚われずに、価値観の円を大きくできるものだと思っています。

僕は自分たちの世代がこうやって大きく努力して変わることで、若い人達とも上手く歩み寄られると思いますし、何より負のおじさんというレッテルを貼られない素敵な大人として認識されていくと思います。

僕もおじさんという言葉を使いますが、そもそもおじさんって元々は良い言葉だったんだと思うんですよね!
おじさん=頼りがいがあり、安心感がある。
みたいなイメージは昔はあったんだと思うんですよ。

おばさんだって同じで、何か頼りがいがあり、安心感があるじゃないですか?!

だからこそ負の『おじさん』っていう言葉を、元々ある正の『おじさん』という言葉に変えていけるように頑張っていきたいなと、この問題を考えて思いました!

1人でも多くのジセおじが世の中に認識されて、安心できる頼りがいがあるおじさん像を取り戻して、若い人とも分け隔てがない、老若男女誰もいがみ合わず仲良く暮らしていける世界ができるように、とにもかくにもまずは自分が意識をしっかりともって頑張っていかなくてはと思います!

長くなりましたが、また明日お会いしましょう!

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