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甲野善紀さんの稽古会に出た

ひと月ぶりに出た。
恵比寿での稽古会は月に一度なのだ。
過去の会の経験から、あまり汗はかかないで済むと予想していたが外れた。湿気というものがあった。なので、ちょっと汗をかいた。

今回の稽古でやったのは膝を抜くことだった。
膝を抜いて動かすから拳や身体の軌道を変えたり自在に杖を扱えるのだ。
とはいえ、やはり立ち方も重要なようだ。足をソの字に置いて立つと、それなりに雰囲気が出る。
あとは手の甲で受ける。手の甲で受けられると、手の平で触られるよりも意図を感じないので崩しやすくなる(実際、容易に好き勝手に崩された)。脳が認識できなくなるかららしい。手の甲で受けるポイントは、肩が上がらなくなるので動きを繋げやすくなること。引っかからないのだ。

稽古会終わりに質問をした。
昔の日本人は常に膝を抜いて立っていたかもしれないらしい。
体認は、韓氏意拳用語なので、韓氏意拳をやったほうが良いとのこと。
頭で知識として理解したりするのではなく、身体で感じれば良いらしい。例えば、前から来る人から嫌な感じがした、ということを感じられれば体認らしい。
ちなみに、うまくできたことを再現しようとするのは体認ではない。頭でやってしまってるから。うまくいったことは忘れるくらいの気持ちが良い、とのことだ。

膝を抜いて立つ。シンプルで面白かった。

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