見出し画像

動作術の会

中島さんが主催している動作術の会のイベントみたいなものに参加した。
東海地方からいらっしゃった中村さんが今日のイベントの指導者だった。3コマのうちの2コマに出席した。

1コマ目

おそらく非常に基礎のことをやった。
蹄と呼ばれている下駄みたいなものを片足2個ずつ並べて、その上に立つ。このときただ立つのではなく、指で掴むこと。特に小指側から蹄のヘリ部分を掴んでいき、MP関節がしっかりと曲がるようにする。薬指が握れていないことを瞬時に見抜かれた。

蹄の上に立つと、軽い痛みがあった。
これは、分散して蹄を掴めていないからで、局所的に力が入ってしまっているからということ。

近代的な生活をしていると、どうしても足の指を動かすのが困難になってしまう。そのため、足の指先が地面に着くことがない。腹で触ってしまう。すると、足のアーチが崩れてしまう。身体のバランスをとるときに、どこに重心があるかなどを感じにくくなってしまう。

ある程度の時間経ったら下りる。底屈と背屈をする。このとき、足の指をきちんと折り曲げる。先生にMP関節を曲げてもらったが、かなり痛かった。きちんと曲げたまま力を入れるように指示されるが、痛みからどうしても緩んでしまう。システマで身につけた呼吸をして、なんとか耐えた。
蹄に立って降りてを繰り返す。

個人的に感動したのは、蹄の上に立っていると足の血行がかなり良くなることだ。血行が悪くなる原因として、普段足指を動かせていないことがあるらしい。

最強の四つん這いと、最強の正座を学んだ。
ポイントは大腿骨と重心の位置。
これがわかると、立ち方もスッキリした立ち方になる。重心が偏らず、無駄な筋肉を使わない。

2コマ目

まずは1コマ目と同様に、蹄の上に立つ。雑談をしていたので、気づいたら30分経っていた。
1コマ目との違いを尋ねられた。1コマ目よりも痛みは軽減されていた気がした。そう答えると、少し意外そうだった。

2コマ目は開脚。
開脚して足の背屈を保つ。
その状態から前に重心を移していく。足が閉じるまで前にいく。
この動作をいろんな形でやった。
手の付き方、肘で支える、などさまざま。

最後はパイプ椅子に掴まって、先生に押し上げて貰いながら前へ。
股関節周りの動作が向上した。

またタイミングが合ったら出たい、と思えるイベントだった。
明日もやってるみたいだが、泊まりの仕事なのでキャンセル。残念。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?