見出し画像

多数派同調バイアスって知ってる?

今朝満員電車で通勤している最中に多数派同調バイアスって検索して記事を読んでいた。

この多数派同調バイアスっていうのはどうやら心理学用語らしい。

簡単に説明すると、とりあえず迷ったら皆と同じ行動取るのが正しい。

こういった思考停止が起きる現象。

学生時代、入学したての時はボッチになるのが不安で早く友達か知り合いを作らないとと言ってキョロキョロ周りを見渡すキョロ充がいなかったか?まさにそれが多数派同調バイアスだと言える。

どうしても学校や会社といった特定の空間で特定の人間関係に縛られ集団行動を強いられる環境では空気を読むとか暗黙のルールやスクールカーストや会社での階層や上下関係、役職などがある。

いじめも発生するだろうし、皆自分たちの共通の敵を見つけて汚い団結をして気に入らないやつの陰口を言いまくったり、露骨に嫌味言ったり嫌がらせをする場合もある。

でも、案外結託してる連中もそんなに仲が良いわけでもない。

人前でそういう悪口言う人間はきっと影で自分の悪口も言ってるんじゃないかと勘ぐってしまうから信用ならない。

どんな国や社会にも同調圧力というものは存在すると思うが、日本の場合それが特に悪く作用していると感じる。悲観的で他人の不幸ばかりを喜ぶ連中だらけの職場環境だとすると自分もそれに同調して似たような人間になってしまう。

同じように悪口言わないと浮いた存在になり村八分にされる。

同調して上手く馴染める人にとっては集団生活はやっていけるけど、他人に合わせるのが面倒くさい、一人で行動するほうが気楽というタイプの人間にとってこの環境はかなり辛い。

どんなにまともで心優しい人でも悪い会社組織で悪い集団の中で長年生活していると同じように性格が歪んでいくか、耐えられずにうつ病になって休職してから退職するかのどっちかだと思う。

自分を貫けるほどのタフネスさを併せ持つ人間は世間にはなかなかいない。

大体の日本の会社で実権握っているのは頭カチコチの古い価値観を持った人達。休まないで働くのが未だに良いことだと勘違いしている人も多いだろうし、そんな職場では有休も育休も取りづらい。

結局、私が何を言いたいのかというと、多数派同調バイアスが働いている環境では多勢に無勢

自分は望んでいないんだけど、皆がやっているから組織の方針には従わざるを得ない。もちろん、仕事の時間は最低限やるべきことはやるべきだが、時間外も会社の仕事や付き合いを続けるのがこの社会では皆嫌だけど普通にする。

そういうのが苦手な人は多数派同調バイアスが働かない場所まで逃げるのが良いでしょう。

前にも言ったが、山奥ニートや山奥シェアハウスって緩くて良いな〜って思う。色んな地方や地域にああいった既存の価値観にとらわれない緩い共同体みたいな場所が今後も増えていけば救われる人がいるんじゃないかな。

私達が生きている日本社会、労働社会はそこまで万能ではない。むしろ、欠陥だらけだと思う。若者が未来に希望が持てないんだから。

本当に疲れてるんだったら、同調圧力が届かない場所まで逃げましょう。


もし、記事がいいなと思ったら人生を楽にするためにサポートお願いします。 とても励みになるので。 社畜労働から脱出するために。