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【保存版】アルバム・紙焼き写真の写真整理のコツ・進め方〜写真整理上級アドバイザー(福岡・北九州)の経験からお伝えします〜

スマホやデジカメで写真を撮ることが増えていると思いますが、
ご自宅にアルバムや現像された写真が保管されたまま眠っていないでしょうか??
今回の記事は、アルバムや現像した写真の整理の仕方に関する内容です。

人生BOOK写真整理・アルバム


まずは、自己紹介。

写真整理上級アドバイザーの勅使河原航(てしがはらわたる)です。もともと写真が好きで大学生の時は東南アジア・インド・モロッコなどをバックパッカーした際に、「写真を撮る楽しみ」を感じました。社会人になって福祉の仕事をしていたときに、祖母が癌で余命わずかとわかり、そのとき、祖母の写真を整理して製作した自分史がきっかけで、「写真を見返す楽しさ」を体験しました。

現在は、人生の節目に贈るオーダーメイドの自分史を製作しています。
自己紹介が長くなりそうなので、ここら辺で終了。。。

人生BOOK:picture終活・生前整理2

写真整理アドバイザーとは?画像・映像にできるすべてのものについて、その人に合った整理の方法をアドバイスでき適切に実施及びサポートできる人のことを写真整理アドバイザーと定義します。ここでいう画像・映像とは、具体的に以下のようなもののことをいいます。
写真や動画だけでなく、スキャナーなどを使ってデータ化できるものを含んで、画像・映像の範囲とします。


写真整理のタイミングはどんなとき?

例えば、
□引っ越しをするのでこの際に写真を整理したい
□成人する子どもにフォトアルバムを贈りたい
□結婚・結婚周年祝いなどこれまでの二人の歩みを残したい
□長寿のお祝いで祖父母の自分史をプレゼントしたい
□終活の一環で元気なうちに写真を整理したい
□亡くなった家族の写真を整理して大切に残したい

結構出てきましたが、どれも人生の節目・区切りではないでしょうか。
そうそう頻繁に訪れることはないと思います。
そのため写真を整理をしないと生活に支障がでるということはほぼありません。
「写真整理をしよう」あるいは「写真整理に関心がある方」と思った方は、
きっと何か節目・転機・変化があるのではないでしょうか。
この記事がそんなあなたのために少しでも参考になれば幸いです。


さてさて、長くなりました。それでは早速行ってみましょう!

①【写真を集める】まずは写真の全体像を把握しましょう!

写真整理の進め方-2

写真の全体像を把握しましょう!写真はどこに保管されていますか?
・「実家にアルバムがある」
・「押し入れにアルバムを片付けている」
・「親が保管していてどこにあるかわからない」
・「現像した写真を箱や封筒に入れていた気がする・・・」など
まずは写真の保管場所を確認して「写真を集める」ことが重要です。
両親や兄妹にも確認して写真を集めましょう。

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これが中途半端になってしまうと・・・
写真を集めた後に、「そういえば押し入れの段ボールにもアルバムを入れていたかも(汗)」と後から写真が見つかり整理し直すことになる場合もあるので、その点を気をつけながら、写真の全体像を把握しましょう。

《column1》写真整理ならではの「豊かな時間」

写真整理をしていると、懐かしい写真を手にします。すると当時のことを思い返す時間が生まれます。「うわ〜、懐かしい。。」その時間はとても愛おしくて、大切で、心の栄養になると思います。家族で「あのときはこうだったね」なんて昔話で盛り上がることもあると思います。そういう時間がとても大事で、「単に物として写真を整理する」のではなく、写真整理は心の時間・心の整理でもあり、そこに写真整理の価値があると考えています。

②【写真を分ける】〜時系列やテーマ、人物ごとに分類〜

写真整理の進め方-3

写真を集めた次は、「写真を分ける」作業になります。
写真を集めながら、すでにどんな写真があるか確認しているので分類のイメージがしやすいと思います。

《分類方法》
□時系列・・・「年」「月」
□テーマ別・・小学校、中学校、高校、大学、結婚、子育て、仕事、旅行、趣味、ボランティア、子ども、ペットなど
□人物別・・・自分、家族、祖父母、ペットなど

例えば、祖母の自分史を作った時は、テーマ別で「祖母と祖父が始めた家電屋さん」の写真を集めました。3枚ほどご紹介。

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写真①:お店の外観「鶴丸無線」

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写真②お店での留守番(祖母はお気に入りのワンピースを着用)

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写真③お店の様子(当時のテレビはブラウン管。時代を感じる・・・)

などなど。

ちなみに、私がしている人生BOOKの場合、この祖父と祖母の電気屋さんのページはこんな感じ。

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(どことなく懐かしい。写真の素材を生かしたページとなっています。)



脱線したので、写真整理の話に戻ります!
例えば、こんな写真の分け方もあると思います。

例1)「家族の写真を年代別に整理したい」場合
・「2010年」「2011年」「2012年」など1年ごとに整理。
・「2010年、2011年、2012年」「2013年、2014年、2015年」3年ごとに整理。
年代だけでなく、家族の写真を分ける場合もあると思います。写真整理に費やせる時間や整理する量がそれぞれなので、自分に合った方法を見つけるのが大事だと思います。
例2)「おじいちゃん・おばあちゃんの写真整理」場合
・おじいちゃんおばあちゃん(人物)の写真で
・幼少期、学生時代、結婚、仕事、子育て、旅行など(テーマ)を
・年代別(時系列)で並べる。
と整理しやすいと思います。


③【写真を選ぶ】〜写真選びは「思い入れのある写真」を〜

写真整理の進め方-4

「どれも大切な思い出の写真だから選べれない」

このように思われる方もいらっしゃると思います。実際に、人生BOOKのオーダーをいただいたお客様との会話の中で、よく伺います。
例えば、写真を「重要」「保留」「不要」の3つに分けて分類する方法もありますが、「不要」が少なくて「保留」が多くなり写真整理が進まない。。ということもあると思います。

結局、どうやって写真を選べばいいか、、、そこですが、「思い入れ」これが選ぶ際に大事になるのではないでしょうか。

【写真選びのコツ】
・重要な写真(思い入れのある写真)
「重要な写真にまつわる写真5枚〜10枚程度」
を選ぶと写真整理が進みやすくなると思います。

《column2》保存状態が良くない写真は不要?

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例えば、写真によってはこんなふうに折れていたり、シミがある場合もあります。「保存状態が良くないので写真を残したくない」「フォトブックに載せたくない」と思う方もいらっしゃるかもしれませんし、「思い入れのある写真」だから残したい、フォトブックにも載せたい。という考えもあると思います。私は、思い入れがある写真なら保存状態が良くなくても残しておくことをお勧めしています。

④【写真を残す】〜写真の残し方・楽しみ方〜

最後は写真の残し方・楽しみ方をお伝えします。

写真整理の進め方-5

・写真をスキャンしてデジタル化し、スマホやパソコンで好きな時に見る!
→コンビニのプリンターやスマホのアプリでもできます。品質が気になる方は、スキャン専用家電などを購入することをお勧めします。
・「重要な写真」を整理したアルバムを作って思い出を綴る
→フィルムシートアルバムに貼った写真を剥がすと破れたり折れたりする場合があるので、剥がさずにデジタル化するのがお勧めです。
・フォトブックづくりに挑戦!など
→写真をデジタル化して作品や家族にプレゼントするのいいと思います。仕事や家事で忙しい場合もあるので、写真のデジタル化からフォトブック作りは時間が必要です。時間を作れる方やアルバム作りが好きな方にはぴったりのサービスです。

人生BOOK:picture:sample終活・生前整理

じっくり写真を見て、懐かしい思い出に浸るのもよし。
整理した写真でアルバムやフォトブックを作って楽しむのもよし。

写真は当時と今をつなぎ合わせてくれます。
写真は見る人によって込み上げてくる感情・想い、ストーリーが違うので、それも魅力の一つです。家族や友人、職場の仲間や習い事の友人などと思い出の写真を持ち寄って一緒に見返すのも良いですね。

最後に、そんな特別な写真を使って、大切な人のお祝いに贈るサービスをご紹介します。思い出の写真とエピソードで綴った人生をダイジェストに見返せれる一冊です。って、何度か書いていましたが、人生BOOKの紹介をさせてください。

【特別なギフト】人生の節目に贈るオーダーメイドの自分史「人生BOOK」

人生BOOK:picture:長寿・敬老・結婚・成人祝い

“⼈⽣BOOK”は⼈⽣の節⽬を彩るオーダーメイドのヒストリーブックです。ご⾃宅に眠るアルバムから思い出の写真を選び、写真整理アドバイザーと⼀緒に⼈⽣の想い出を⼀冊の本にまとめます。敬老や長寿祝い、結婚周年祝い、二十歳など人生の節目をお祝いするサービスです。

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例えば、幼少期の思い出や結婚式の様子

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家業の電気機屋さんの様子

人生BOOKは、プロのデザインからお好きなデザインを選べます。大事な人生を綴った一冊だからこそ、お客様のご希望にしっかり応えたい。じっくり人生を振り返りながらゆっくりお話を伺い製作します。製作は3回の訪問から、レイアウトの作成や文言の確認を行います。お客様と二人三脚で製作するのが特徴です。製作期間は約2ヶ月がお勧めです。お急ぎの方は1ヶ月でも可能ですので、ご相談ください。

詳細はこちら。
人生BOOKのホームページよりご確認ください。


最後に・・・
「写真整理をしよう」あるいは「写真整理に関心がある方」と思った方は、
きっと何か節目・転機・変化があると思います。
この記事がそんなあなたのために少しでも参考になれば幸いです。

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