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統合後の事業と組織の成長をつくり、個の挑戦を支援する。とある食領域のHRの決意表明のようなもの。

自分の書き連ねる文章が好きではない。言葉に遊びがないし、面白みがない。理由はわかっていて、32年間生きてきた中で、たぶん世の中的にそこそこ真面目に、そこそこ真っ直ぐに生きてきたから。

余白とか振れ幅とか、そういうのが圧倒的に少ない。だから、ウェットに富んでいる人、振れ幅のある人、突き抜けてる人に会うと、とても羨ましく、ついつい話の聴き手に回っていることが多くなる。

だからだろうか、自分の個性を光として強く放つ人に出会うと嬉しくなる。だからだろうか、組織の中で個性が発揮される場面に出会うと嬉しくなる。だからだろう。そういう才能に惚れやすい。端的に言えば、ないものねだりだ。

人事ごった煮会というコミュニティを発起人として立ち上げ、運営し始めてから3年弱。47回の企画をおこない、述べ参加者も1,850人を超え、経営・ミドル・メンバー、採用・成長支援・評価報酬・異動配置・総務・労務など、様々なレイヤーの様々な立ち位置の多くのHRに関わる人と交わる中で、HRの持つ役割について考え、試行錯誤を続ける今日この頃。

チームが個性を活かし、個性がチームで磨かれる。そして何よりサービスを提供する顧客に、一緒にサービスを大きくしていくパートナーに価値を還元する。そんな組織をつくりたいと思うようになった。

HRとして事業の成長、組織の成長に向き合いたい。

人事ごった煮会での活動と並行するかのように、自分がオイシックス・ラ・大地に入社して3年弱。社会人人生10年目を迎え、9割近くをHRとして過ごす中で、自分が今ここで求められていること、やるべきことは何なのかを考え続ける中で、明確に大切にするようになったことがある。それは、

HRとして事業の成長、組織の成長に向き合い続けること。逃げないこと。

2017年1月に入社し、様々な変化と進化を体験することが出来た。2度の経営統合。入社当時、230億程度だった売上は640億を超えた。230名程度だった組織は730名を超え、年齢が20-60代、職種も国籍も抱えるバックグラウンドも多様化した。新たな仲間やグループ会社も増え、事業本部の数も20を超えた。 

純粋な事業成長が寄与する部分もあるが、統合によってもたらされた影響も大きい。売上規模が全てではないけれど、640億の売上は食を取り扱う領域の企業規模としては客観的に見てもまだまだ物凄く小さい。ちなみにコープさっぽろさんの売上は2,800億を超える。

2019年10月、HRとして新たなミッションを担うことになった。オイシックス・ラ・大地という会社は、いま大きな変化の節目を迎えている。ここからの事業成長は、一人一人の個人の成長と、組織の成長によって、つくられていく。HRとして、こんなに挑戦しがいのある、そして有難い機会はそうそうない。

課題も多い。きっと、しんどくなる時もあるだろう。だから書いて残しておこうと思った。そこそこ真っ直ぐに、そこそこ真面目に生きてきたであろう、自分のこれからのチャレンジの為に。事業の、組織の、そこにいてくれる個人の成長を支援することから逃げない為に。とまぁ、四の五の言っても仕方なく、全て結果で見えてくるであろう数年後、一緒に働く仲間が判断してくれるその時の為に。 

個人としての挑戦はもちろん、社外でも次の挑戦者を応援支援していきます。

ミレニアル世代の才能を表彰するアワードとして2019年に始まった「BEYOND MILLENNIALS(ビヨンド・ミレニアルズ)」。昨年自分が表彰頂いたアワードで、今年は各分野のビジョナリーから成るAdvisory Boardメンバーの一人に選出頂きました。

スピーカーの方々や、他のアドバイザリーボードの方々を見ると、一人だけ謎の選出感ですが苦笑。分不相応かつ身に余る光栄ですが、しっかり責務を全うしたいと思います。

最後に。いつも一緒に挑戦してくれる仲間の為に。

つい最近10月を迎え、32歳になりました。誕生日を祝ってもらい、皆からもらったメッセージを読み返しながら、心の底から自分は仲間に、チームに恵まれている、心の底から本気でそう思いました。僕は僕の持つ最大限の力で、まずはこのチームの持つ個性や強みを最大限に活かしていこうと思います。真っ直ぐは真っ直ぐなりに、やるべきをやり、成すべきを成せるように。


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