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歴史が動くとき。史から学ぶ、ご縁をつなぐ意味 #Spreadyコラムリレー

こんばんは。オイシックス・ラ・大地(株)という生鮮食品宅配事業を手掛ける会社で人事をやりつつ、人事ごった煮会という1,000人を超える人事が参加するHRコミュティの発起人として、運営をおこなっている三浦です。

今日は、Spreadyという素敵なサービスを運営する柳川さんにお声がけいただき、コラムリレーに参加させて頂いてます。※Spreadyについては、創業者の佐古さんのnoteも是非ご覧ください。

そんなわけで、いつもnoteを見てくださっている方とは別の方も多く見てくださっている可能性もあるので、過去の自己紹介を。※読んだことある方は読み飛ばしてください

歴史が動く時、そこには必ず、組織と組織、人と人をつなぐ人が存在する

(この章のタイトルで、このコラムで言いたいことをほぼ言い切ってしまっているのですが笑、、)高校時代、理数科だった僕は急に日本史の授業にのめり込むようになりました。キッカケは当時 日本史を担当していた先生。通り一辺倒な授業ではなく、歴史という「史実」に、先生なりの解釈を添えて、想像力を育んでくれるとても面白い授業でした。

それまで学んでいた数学や物理などと違って、日本史には答えがありませんでした。もう少し言い方を変えると、

日本史には解釈があり、その解釈には感情がありました。史実でいう事実は、確かにそこにあったはずなのに、史は読み解く人によって感情移入するポイントや解釈が変わる。

そのこと自体がとても面白く感じたのを昨日のことのように覚えています。その頃から、よく下記のようなことを考えるようになりました。

土佐藩郷士の家に生まれ、当時で言えば決して身分が高いわけではなかった坂本龍馬は、なぜ日本の歴史を動かしたとまで言われる「薩長同盟」、その後に続く明治維新の立役者とまで言われるようになったのか。

歴史の面白さに魅せられ、大学では日本史を専攻し、近現代史を学ぶことになった私は、幕末から明治維新、そして現代に至るまでの歴史を学んでいく過程で、そのような面白い事実に着目するようになりました。

そしてそれは坂本龍馬に限らず、幕末から明治維新の立役者と言われる偉人の多くが、当時で言えば決して身分が高い階級にいたわけではなく、幕末の動乱という変革期の中で、多くの人に出会い、学び、行動をおこしたという結果が、彼らを偉人にしたのだと。もっとシンプルに言えば、お金や権力を持っていた人が歴史を動かしてきたのではないのだと。

ではなぜ、長州や薩摩に代表される各藩の若者は、日本がさらされていた大きな変化の中で、個人や藩の立場を超え、日本という国の今後を考えて、人と組織の新しいつながりを生み出し、今にいたる日本をつくりあげることが出来たのか。

そう考えた時、坂本龍馬がおこなったことが腑に落ちたのです。

組織と組織、人と人をつなぐ。

坂本龍馬がどこまでを意図して、薩摩と長州を結び付けたのか。そのことは坂本龍馬のみ知ることで、今ではその真意は誰も正しく理解することが出来ません。でも解釈することは出来るし、想像することが出来る。そこに歴史の面白さがあるのです。

そしてこの歴史というのは、誰しもが当事者になり得る可能性があります。私自身、誰かのキッカケになることが出来るのならば、出来るだけ当事者でありたい、そう思います。人事のコミュニティを立ち上げ、運営し続ける理由も、今回このコラムに参加させて頂くことを決めたのも、実はこういった「史」の学びから来ています。

思えば、日本史を学んでいる中で歴史が動く時、そこには必ず、人や組織をつなぐ人が存在しました。人が誰かを介して、誰かと出会い、歴史は常に動いてきました。黒船が来航し、幕末から明治と新たな時代が幕を開けたように、

テクノロジーの進化や多くの自然災害で世の中のあり方が大きく変化した平成という時代から、今まさに迎えた主体的な変化が問われる令和の時代。大きな変化に直面している事実は似ているのかもしれません。だからこそ、史から学ぶことを忘れないようにしたい。そんなことを思う今日この頃です。

ご縁をつなぐ、ご縁を大切にする。まだまだ足りないところだらけですが、今回のコラムを通じて、自分への自戒を込めて書きました。少しでも皆さんにとっての何かの気づきや、キッカケになれば嬉しいです。

最後になりますが、今回素敵なご縁をいただき、コラムリレーを書くことになったSpreadyについて、少し補足して終わりたいと思います。

実は自身がつなぐ人として、一度だけご縁をつながせてもらったこともあるのですが、わたし自身サービスの以下の部分に非常に共感しています。

就職と転職のタイミングでしか個人と企業が繋がりが持てないこの時代に「人と組織の新しいつながりをつくる」ことをビジョンにサービスを作っています。

これからも、そういう想いは変わらず、サービスが成長していくことを切に願っています。それでは、これからのコラムリレーも、お楽しみに。

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