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人事部長その45〜就職活動編⑬〜就活に挫折する前に

就活に挫折する前に。

今回は学生にとっては少し難しい。そして厳しい内容かも知れません。
就活に苦労してうちの会社にたどり着いた学生の話を、今就活スタートしたての学生にお話しますので、参考になると思います。

学生と面接で話していて良く話題に出てくる事として、なかなか内定が出ない時に挫折して、しばらく就活をお休みしました。と言うもの。
行動して、それがうまくいかなくて自分を見つめ直すことはとても重要ですが

何故そのような一見、時間をロスしてしまうような事が起きるのでしょうか。

それは【自己分析が甘い】からです。

【甘い】とはどういう状況か。

自己分析が自分に都合の良いような解釈になっている。ということです。

要はうまく行くと思っていた事が、うまく行かなかった時に挫折したり、休みたくなったりします。
これは社会に出てからも同じです。

うまくいかなかった時に、そんな自分と初めて出会したら誰でも驚くんです。
失敗して壁が現れた時の自分。

思ったより落ち込むんだな。
思ったより逃げたくなるんだな。

【自己分析が甘い】
と言いましたが、それは実はよくある事です。
人間みんな自分に甘いです。
でもそんな自分を発見できたら強くなれます。
どうやって強くなれるか?

それは失敗する事です。
失敗するには多くのチャレンジが必要です。
トライ→チャレンジの繰り返しが
皆さんを強くします。

失敗が格好悪い。
失敗したところを見せたくない。
格好つけたい。

格好付けな自分に気付く事が一番難しいです。
プライドってやつですね。

格好付けてる人ほどチャレンジしません。
格好付けてる人ほど行動しません。
格好付けてる人ほど口は達者で話が長いです。
格好付けてる人ほど隠し事が多いです。
格好付けてる人ほど人に聞きたい事を聞けません。
格好付けてる人ほど人にお願いができません。
格好付けてる人ほど面接は落ちます。

残念ながら格好付けてるプライドが高い人かどうかは、ある程度経験のある人事ならすぐに分かります。

就職活動に熱心に取り組み、苦労しながら内定を取れたらそんな自分に気付く事ができます。
この苦労が働き始めてからもよい経験としていきます。

早めに内定が出て残りの学生生活を謳歌しているお友達にプレッシャーを感じる人もいると思います。
でもそのお友達も、それ以前から就活に取り組み、苦労して挫折もあったかも知れません。
お友達と比べるとしたら、内定が出た時期ではなく苦労や努力を比較してください。

もし今後、就職活動がうまくいかなかったり、挫折したり、訳分からなくなったりしたらこう思ってください。

【うまくいかなくてあたりまえ】

自己分析の仕方は難しいです。
誰かに助けてもらうのがうまく行く近道です。

①自分が思う、強みと弱み、得意、不得意をノートに書こう。
※書くというアウトプットで頭を整理できます。
②親御さん、先生、バイト先の先輩や上司の方などに自分がどう見えるかを教えてもらおう。特に弱みや不得意を教えてもらおう。
※聞き方は、就活のためとお伝えした上で
『自分の良い所と、モアーな所、もっと頑張ろうみたいな所があったら教えてください』みたいにその人が答えやすい質問の仕方をしよう。
※お友達はあまり勧めませんが、はっきり言ってくれるお友達なら構いません。
③教えてもらえたら、その方々の言葉でノートに書こう。
④特にネガティブなワードは、なかなか受け入れられないかもですが、いったん頭に置いておこう。

その上で
完璧ではない自分を理解できると
うまくいかなくてあたりまえ。
自分はチャレンジャーだとポジティブに思えるはずです。
それが、チャレンジやポジティブな行動ができるきっかけになるはずです。
引き続き就職活動頑張ってください。

今日は就活に苦労する人の傾向と対策みたいになりました。
この記事が参考になった方は就職活動中の方へ教えてあげてくれたら幸いです。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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