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『楽しく学ぶ。楽習のススメ』~ステキな大人になるために~

この記事は、2021年1月1日に採用オウンドメディアKyookanサイトで公開されたものです。役職は当時のものです。

京進で働く方々に、自身のキャリアについてお話を聞いていくインタビューシリーズ第10弾です!
今回は、2021年お正月特別号!
2003年に中途入社され、その後、数々の新規事業を立ち上げてこられた、株式会社 京進 代表取締役社長の福澤一彦(※)さん(滋賀県出身)にお話をお伺いしました。

2003年 新規事業企画室長として中途入社
2005年 取締役に就任
2007年~これから研究所所長・新規事業本部長・企画本部長を歴任
2016年 常務取締役に就任
2017年 代表取締役社長に就任

※2022年 代表取締役社長を退任、相談役に就任

①子ども時代について、また教育業界との出会いを教えてください。

子ども時代は、とても背が低くて「チビ」というあだ名をつけられていました。背が低くとも活発な性格でスポーツ好きだったので、部活動はバスケットボールやハンドボール。また、外で遊ぶことも大好きでした。夏は琵琶湖に泳ぎに、冬は父親がスキーに連れて行ってくれて、四季折々、色々なスポーツに夢中になっていたのを覚えています。大学時代には囲碁と麻雀に出会い、どんどんはまっていきました。囲碁については、十数年と時間はかかりましたが四段にまでなりました。とにかく何か面白いものに出会うと、それを深く勉強して、とことんやり続ける性格です。それが今の自分にも繋がっているのでしょうね。
教育に興味を持った理由は、高校教員をしていた父の影響です。学生時代に家庭教師もしていたので、教えることは大好きでした。ただ、当時は父に対しての反発意識から学校教育にあまり関心はなく、これから伸びていくだろう民間の教育業界に興味を持ちました。

②社会人となった福澤さんに、影響を与えた人を教えてください。

一人目は教育業界に飛び込んだ時に出会った上司の方です。社会人になって教育業界を2社経験し、それぞれ15年ほど勤めました。特に新人時代は、社会人としても教育人としても右も左も分からなかったのですが、尊敬する上司に仕事の仕方を一から教えていただきました。仕事を通じて何が必要となるのか、また「楽しく仕事をする」ために必要な知識やノウハウの学び方についても教えていただき、今では私の仕事の流儀になったと感謝しています。
そして二人目は、立木会長ですね。京進との出会いは50歳を過ぎた頃でした。サラリーマンを辞めて、自分の力で起業してみよう!と考え始めていた時に、前々職の上司が「福澤さんにぴったりの仕事があるよ!」と立木会長を紹介してくださいました。立木会長と出会い、会長のお人柄や強く熱い想いに惹かれ、この方のもとで新規事業に携わりたいと思い、入社を決意しました。入社してみると、京進には「ひと」に強みがあると感じました。働く社員やスタッフたちが「謙虚」で「素直」な方がとにかく多い。「素直」であることは、何よりも人や組織が伸びる第一の条件です。良いと思ったらやり続ける愚直な素直さが、圧倒的に強い京進の誇るべき文化だと感じています。そんな京進に出会うきっかけとなった立木会長に心から感謝しています。

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③京進ではどのような新規事業を牽引されてきたのですか?

初めのミッションは、「京進スクール・ワンのFC事業展開」でした。まずは他塾とは違う“何か”を考え、“学力向上のため教室環境を整えること”を大切に、「交流分析」を導入して様々な特徴を付け加えました。次に手掛けたのは、「ネット学習システム京進e-DES」です。まさに今の新型コロナウイルス禍で求められている最先端のオンライン学習システムで、当時は画期的な商品だったと思います。オンライン学習で京大生が1:1で指導するスタイルは、地方に住む生徒の為に…と考え、個別指導教室(京進スクール・ワン)に導入しました。中途入社した私を信頼して任せていただいた新規事業なので、とにかく楽しい思い出ばかりです。
想いを込めたのは「京進これから研究所」の設立ですね。外界との繋がりが少ない教育業界の風土に課題を感じていたため、京進を応援してくれる外部有識者とのネットワーク構築や新規事業・新商品開発のための情報収集をミッションにスタートしました。新しいことが好きで、何にでも凝り性な性格や、チャレンジを楽しむ仕事の流儀が生かされたフィールドだったと感じています。この「京進これから研究所」から「幼児教育(京進ぷれわん)」「日本語教育事業(KLA)」「保育園(HOPPA)」「キャリア支援事業」など、多くの新規事業が誕生しています。
さらに大きな転換となったのは「リーチング」との出会いです。自立型人材育成プログラムとしてリーチングを完成させ、全社員にも学んでいただき、ライセンス化まで行いました。大きな夢を描き、目標を設定し、計画を立て、日々のルーティンを強化しながら実践することで、自立型人材へと成長していく。そんな「ステキな大人」が増えるような未来を実現できればと考え、展開をしてきました。現在では、京進の独自商品として事業の強みとなりつつあるのは大変嬉しく思っています。今はこのリーチングのアプリ化も進めています!

④社長に就任される際は、どんなお気持ちだったのでしょうか?

立木会長から社長職を打診いただき、当初は大変悩み、答えが出せずにいました。
そんなある日、私の自宅は近江八幡市にあるのですが、歴史ある街並みや生家でもある自宅の庭を眺めていました。先ほどお話したような、多くの「こと」に想いを巡らし、自分の人生に関わってくださった多くの「ひと」の顔を想い浮かべていく中で、この人たちの「笑顔」が増えるのなら…と、お引き受けする決意をしました。
社長就任後、京進という企業を見つめ直し、課題として特に意識したものは「公平性・透明性・革新性」の徹底です。その実現のため、人事制度を見直し、様々な面においての「視える化」を図り、職場の風通しを良くし、権限委譲を推し進めてきました。また社員満足度や質の向上、職場の活性化にも力を注いできました。こうした実践を続ける中で、実現するために必要だと感じたことは、常に重要であると口にしている「笑顔」であり「基本の徹底」であり「対話」です。今後もこの3つを軸に、どんどん改革をしていきたいと考えています。

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京進グループ社員、スタッフに「笑顔で楽しく仕事をしていただく」ことが私の大きな目標です。できるだけ多くの人に「物心両面の豊かさ」を感じながら仕事をしてほしい、そんな京進の素敵な経営理念の実現を果たしていきたいと考えています。
「楽しく習う」と書き「楽習(がくしゅう)」と読むことをお勧めしています。「物」も「心」も、その両方が揃う必要があるわけですが、まずは楽しくないと何事も続きません。楽しいと自然に笑顔が溢れ、笑顔が溢れると自然と楽しくなる。やりたいことが出来る環境で働いてもらい、「全従業員が物心両面の豊かさを体感している」という京進のあるべき姿に繋げていきたいと思います。

⑤社員への想いを教えてください。

京進グループは「学び」を土台とした企業であり続けたいと、私は考えています。人は学ぶことで成長し、成長することで今日より明日をより良いものにすることができます。失敗や変化を恐れず、躊躇せずに色々なことに挑戦してほしいです。やらない後悔より、やって後悔です。失敗したら自分が傷つくかもしれないけれど、そこからの「学び」に価値があります。
教育について、子どもについて、仲間とともに深く学び続け、あらゆることに興味を持って勉強し、専門的知識を培うことが大事です。京進だけに限らず、社会のどこでも役立つチカラをつけてほしいと願っています。リーチングも活用し目標を立て、原因自分論で楽しく仕事をしてください。
また、公私共に目標を持ち、メリハリをつけ充実させて楽しく過ごすことも、とても大切です。プライベートが充実しないと仕事も充実しません。「まずは笑顔!」は仕事だけでなくプライベートでも大切な心がけです。

京進は「ステキな大人が増える未来をつくる」企業です。
私たちひとりひとりがステキな大人となり、私たちの提供するサービスによって、お客様が一人、また一人と、ステキな大人になっていく。私たちの住む地域に、国に、世界に、ステキな大人がどんどん増えていく。

コロナ禍で迎えた2021年ですが、社会をより良いものにするために、この新しい年を京進にとっての飛躍の年にするために、「笑顔と基本と対話」を念頭に、全員一丸となってチャレンジし続けていける1年にしていきましょう!

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◆新卒採用応募はこちら
https://job.mynavi.jp/23/pc/search/corp88130/outline.html

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※2022年12月5日 追記


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