ダメな上司でも考え方次第では、成長のチャンスかもしれない
前提として、上司は、尊敬できるような上司が良いに決まってます。
ただ、ダメな上司(相性が悪い上司)は往々にしているのが現実ですよね。
そんな上司とでも、考え方や行動次第でプラスに転換することもできるのではないかと、これまでの経験を踏まえてまとめてみました。
もし、今、ダメな上司と働いていて、悩んでいる人がいるのであれば、少しでも前向きな気持ちになってもらえると嬉しいです。
■「失敗から学ぶ」という考え方
ダメな上司につくと失敗の連続や理不尽なことへの対処など多くの対応が必要となり、それゆえに無駄な時間も使います。
ただ、逆に考えると失敗(自身の失敗ではなく相手の失敗も含め)からの学びは多くなります。
とはいえ、多くの無駄な時間を費やす可能性が高いため、そのために長く続けるものではなく短期的な対策としての考え方です。
やはり長期的に見れば良い上司との出会いは人間的にも成長すると思います。
しかし、「ダメな上司だから…」とコントロールできない領域で嘆くよりも「自分の成長の糧にしてやる」と考えて行動を起こす方が自らにとってもプラスになると考えています。
■自身の経験から考える
少し私が経験した話になりますが、最初にWEB関連の仕事を始めたときの上司が本当に典型的なダメ上司でした。今でもあれ程、人間性を疑った人はいないくらいです。
そんな職場で続けているとどう思うか?
上司からの技術的な学びはなく、人間としても学ぶことはないので、毎日のように辞めることを考えていました。
ただ、私自身、WEBの業界に実績はなく、実績をつけないと他の会社では通じないのではと感じていたので、なかなか辞める決断ができないでいました。(こういった方も多いのではないでしょうか)
そこで少し考え方を変えてみました。
という考えに切り替えて、もう少し頑張るために以下の対策を実行しました。
【対策1】上司ではなく「お客様」だと思う
「上司(仲間内)と思うから、特にイライラするんだ。お客様に指摘されていると思い謙虚にスルーしよう」と。
お客様であれば、無理難題を言われてもある程度は割り切ることができるが、同じ職場(仲間内)だとその割り切りがしづらい。だったら、お客様だと思って対応したらいいのだと自分に言い聞かせました。
【対策2】上司だが実際は自分がコントロールしているということを意識する
事実上は上司だが、相手ができない自分が得意な分野を延ばし信頼を得ることで、自分の意見を通りやすくすることを意識して仕事をしました。
そうこうするうちに理不尽なことで悩まされることも多々ありましたが、比較的自由に仕事もできるようになったので、良い学習期間になったと今では思います。
こういった経験が今の自分にとっても役にたっていると思うし、厳しい状況にも乗り越えられる力がついたのかなと感じています。
ただし、根本的な事は解決していないのでステップアップのためには、得るものがなくなったら、早々に見限るタイミングも必要です。
その人が在籍している限りは、なかなか自身のステップアップの道も阻害されそうであれば、きっぱりと会社ごと見限った方がよいと思います。
※結局、会社は助けてはくれないので
そもそも、そういった人材を上に据えている会社にも問題があります。
評価されるべき人は評価される必要があるので、経営者や人事評価する担当者の「人を見る目」も会社の成長にとって重要だと感じます。
それが出来ない会社は、きっと数年で廃れていくのではないかと持論ですが思います。(実際、私が退職後数年で、その会社はなくなりました)
ただし、絶対に無理はしないでください。
あなたを必要としている人はきっといるので、
耐えれない時は、迷わず逃げたら(辞めたら)良いと思います。
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