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京都大学4回生。GR3片手にどこまでも。ふらふら一人旅しながらのうのうと生きています。…

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京都大学4回生。GR3片手にどこまでも。ふらふら一人旅しながらのうのうと生きています。 関西色薄めな関西人。

マガジン

  • ユーラシア旅行記

    大学を休んでゆったり旅します ユーラシア177日間の旅 (2023/05/10-11/3)

  • 相棒のカメラ

    最近の相棒はRICOH GRⅢ。結構お気に入りで今まで3万枚ぐらい撮りました。

最近の記事

[50日目] インド#4 生贄を捧げよ

2023/06/29 コルカタ / カーリーガート・マンディール ヒンドゥー教の殺戮の女神 カーリー カーリーガート・マンディール(Kalight Mandir)にやって来ました。 ヒンドゥー教の女神 カーリーを祀っている寺院。カーリーは「血と殺戮の女神」と呼ばれ、破壊や力強さの象徴とされています。ちなみにカーリーはシヴァ神の妻です。 インド人にも人気のある寺院のようで、カーリーの祀られている本堂までは長蛇の列ができている。本堂の入口は狭く、皆しっかり祈っているようで中

    • [49日目] インド#3 怪しいおっちゃんと飯を食う

      2023/06/29 見知らぬおっちゃんが声をかけてきた コルカタの街を散策していたところ、知らないおっさんに 「どこいくの?何人?」 と声をかけられました。「日本人だよ。適当に歩いてる。」と答えると、「日本で働いてたことあるよ」と日本語で返事してきました。日本人の知り合いもいると言いますが、騙してくる輩も同じことを言うのであまり信用なりません。 彼曰く、今日はヒンドゥー教のお祭りの日らしいです。彼に付いていくと通りを埋め尽くす人だかりがありました。コルカタはバング

      • [49日目] インド#2 ぼったくり

        2023/06/29 コルカタ・サダルストリート インド2日目。 日本人の知り合いがSIMカードを購入するのを手伝うためにサダルストリートに向かいます。バックパッカーの聖地と呼ばれていましたが、今では全くその面影がありません。聞くところによるとコロナでバックパッカーが消えた時期にバングラデシュ人の方が多く来られて、生活されているようです。 サダルストリートでSIMカードを売っている店を探すとものの数分で見つかりました。料金表も貼ってあり表と同じ300ルピーとのこと。1

        • [48日目] インド#01 いざインド。いざコルカタ。

          2023/06/27 タイ・バンコクを離れ、インド最初の都市 コルカタへと向かいます。 バンコク・スワンナプーム空港 出発時刻が朝5:10とかなり早い時刻だったので空港で仮眠をとります。スワンナプーム空港に来るのは日本を離れた日以来なので、1か月半旅行したのに日本行きの飛行機に乗らないのは不思議な気分です。 先が思いやられる チェックインと出国手続きを済ませて搭乗口で待っていると、CAさんの怒る声が聞こえてきます。どうも客の1人が手荷物の料金をケチって、大きな荷物を機

        [50日目] インド#4 生贄を捧げよ

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          [47日目] バンコクで「ほぼ日本」生活

          前回はこちら 2023/06/27 ラオス・ルアンパバーンから高速鉄道と寝台列車を乗り継ぎ、国境を越え1か月ぶりにタイ・バンコクまで戻ってきた。寝台列車に乗る前に仲良くなった日本人のお二方と再び合流してカオマンガイを頂く。 Mさん(仮称)は私と同じ日にコルカタへ行くらしい。インドでまた会いましょう!と約束をして解散。(結果的にインドで三度も再会することは当時知る由もない) 日本っぽい暮らし 日本を発ってから1か月半が経ち、流石に日本が恋しくなってきた。 インドに行けば

          [47日目] バンコクで「ほぼ日本」生活

          北インド 50泊57日 旅行記

          2023/06/28 - 08/24 約2か月をかけてインド北部を中心に10都市と3地域を巡りました。 今回はそのルートと概要に書いています。初めての海外一人旅で波乱の展開となりました。それぞれの街での思い出や写真は個別にnoteで投稿する予定です。 1.コルカタ 6/28-7/2 (5泊6日) タイ・バンコクから2時間のフライトで到着。初めてのインドということで長めに滞在して体を慣らしていきます。子羊を生贄として捧げる儀式やスラム街は特に衝撃的でした。 2.ブッダガ

          北インド 50泊57日 旅行記

          タイ#3 "カオサン"の影を追いかけて

          2023年5月、カオサン通りに程近い安宿。 チェックインして12人部屋に入るとロシア人と 韓国人のおっちゃんがいた。 ロシア人のおっちゃんは潜るのが好きらしく、色んな貝殻を見せてくれた。 荷物は異常なほどに多くてベッド周りもロッカーの中も横も全て彼の荷物で溢れかえっている。 ここまで荷物を増やせるのはもはや才能。 シベリア出身らしく、しきりに「シビリア!シビリア!」と連呼していた。 韓国人のおっちゃんが隣部屋に日本人がいるから呼んでくるよ、といい私より少し上の日本人を連れ

          タイ#3 "カオサン"の影を追いかけて

          [45日目] ラオス#04 駅前の食堂と日本人

          前回はこちら 今日はラオス・ルアンパバーンを離れタイ・バンコクまで800kmの鉄道旅。 まずはラオスの首都ビエンチャンまで高速鉄道で2時間。 運賃は2000円とお手頃。私が乗った便はほぼ満員でした。 ビエンチャン駅からシャトルバスでラオス・タイ国境まで移動。 今、ラオスキープは暴落中。タイに入ってしまえば両替できる場所はほとんどない。絶対にラオスにいる内に両替を済ませておこう。 ビエンチャンから国境を越え、タイ側の国境の街ノンカーイに到着。 バンコク行きの寝台列車の

          [45日目] ラオス#04 駅前の食堂と日本人

          ラオス#03 ルアンパバーン

          前回はこちら 2023/06/20, 6/23-06/24 ラオス・ルアンパバーン オフシーズンの6月ということもあり人は少なめ。 仏領インドシナだった時代の名残で洋風建築が数多く立ち並びます。 陸路でのアクセスがそれほど良くありませんでしたが、2021年ビエンチャンとの間に高速鉄道が開通しアクセスが飛躍的に向上しました。 ルアンパバーンは最近韓国のTV番組で取り上げられ、韓国人に人気らしい。帰りのバンビエン駅で韓国のおばちゃんがぞろぞろ降りていくのをみて驚きました。バ

          ラオス#03 ルアンパバーン

          ラオス#02 ノーンキァウの絶景

          2023/06/21-06/23 (2泊3日) ラオス・ルアンパバーンを離れ北上し、ナムウー川沿いの町 ノーンキァウ(Nongkhiaw)を目指します。ノーンキァウにはルアンパバーンのように有名な寺院こそありませんが、こじんまりとした町にはゆったりとした時間が流れていて心を落ち着かせてくれました。 1日目 朝、ホステルの前でピックアップしてもらいノーンキァウへ。 東南アジアは時間にルーズなイメージだったのですが乗り合いバンがホステルに迎えに来る時間はいつも正確で(なんなら

          ラオス#02 ノーンキァウの絶景

          ラオス#01 スローボートでメコン河下り

          2023年6月、タイからラオスに入国後ボートでラオスの古都 ルアンパバーンを目指しました。2日間かけてゴールデントライアングルにも近いファイサーイ国境からメコン川を下ります。日本人にはそれほどメジャーではないようですがバックパッカーの人気ルートとして多くの外国人が訪れているようです。 1日目 ファイサーイのタイ・ラオス国境を越えラオス入国。 日本人はビザなしで2週間滞在できるのでイミグレもすぐ通過しました。 この国境を超える外国人の多くはスローボートに乗ってルアンパバーン

          ラオス#01 スローボートでメコン河下り

          タイ・茶の町 メーサロン

          2023年6月、タイ北西部の町 メーサロンに3日間滞在しました。 チェンライから北西に40kmほど離れた山間部に位置するメーサロン。かつてはアヘンが生産されていたようですが今では茶の名産地として有名です。山の尾根伝いに町があり、6月半ばでも比較的快適に過ごせました。 1日目: チェンライからメーサロンへ メ―サロンは山間部に位置し直行のバスは存在しない。チェンライのバスターミナル発メーサイ(Mae Sai)行きに乗り途中の町メーチャン(Mae Chan)で下車。ソンテウに

          タイ・茶の町 メーサロン

          パーイでゆったり過ごそう 後編@タイ

          前編はこちら 4日目 今日は気になっていたカフェに朝食を食べに行く。いつも炒飯や麺ばかりで果物を取らなくなってしまうので健康のためにも。 晩御飯を食べ終わると、同部屋のオランダ人が別のホステルでパーティーがあるから来る?と聞かれたので行ってみる。受験英語はそこそこやってきたつもりだが会話のペースが速すぎて全然ついていけない。この1か月はどうにか会話出来たが、初めて面食らった。 クイズ大会で優勝してテキーラとビールを奢ってもらった。日付が変わっても楽しく飲み続けた結果、

          パーイでゆったり過ごそう 後編@タイ

          パーイでゆったり過ごそう 前編@タイ

          タイ北部の町 パーイ。かつてヒッピーの聖地と呼ばれ、現在でも多くのバックパッカーが足を運んでいる。5月末、私はパーイに8日間滞在した。 元々4日の予定だったが、雰囲気が気に入って予定を変更。この街での経験が旅のスタイルを大きく変えていく。今回はその前半部分を紹介。 1日目 チェンマイの宿を離れてハイエースでパーイへと向かう。宿からのピックアップ付で200バーツ。パーイまでの一本道はカーブが連なっており車酔いしやすいが、舗装路なのでそれほど心配はない。 約3時間で到着。腹

          パーイでゆったり過ごそう 前編@タイ

          人生を変えた1皿のカレー

          特別なカレーとの出会い タイの山間の街、メ―サロン。ここは国共内戦で敗れた国民党軍の子孫が多く暮らす街だ。山を尾根伝いに切り開いたような街で、景色は街のどこでも素晴らしい。かつてはアヘンの栽培が盛んだったが現在では台湾の支援もあり茶の産地として有名になっている。 ここで私は特別なカレーに出会った。その日は町に1つしかないレンタルバイク屋さんで故障しかけのスクーターを借り、山手の方へと向かおうとしていた。山道に入ってしまえば飯屋もなさそうなので道中で飯屋を探していたら、ハ

          人生を変えた1皿のカレー

          世界一周をやめた。僕には要らない。

          世界"一周”ってなに? 世界一周をしようと旅を始めてから1か月が経ち、旅先での思い出が増えていくにつれ、自分の中に「世界一周という言葉で自分を縛り付けてしまっていないか?」という疑問が湧いてきた。 世界中を旅しているといっても現地の文化や言語に全く精通していない。 観光地の周りをぐるぐるしているだけ。地図に線を結んで世界一周だと叫んでも、実際はほんの数日、数週間すごしただけの街同士を線を結んでいるにすぎない。もちろん移動している時に楽しい思い出や経験がない訳ではないですが

          世界一周をやめた。僕には要らない。