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ラオス#02 ノーンキァウの絶景

2023/06/21-06/23 (2泊3日)
ラオス・ルアンパバーンを離れ北上し、ナムウー川沿いの町 ノーンキァウ(Nongkhiaw)を目指します。ノーンキァウにはルアンパバーンのように有名な寺院こそありませんが、こじんまりとした町にはゆったりとした時間が流れていて心を落ち着かせてくれました。

1日目

朝、ホステルの前でピックアップしてもらいノーンキァウへ。
東南アジアは時間にルーズなイメージだったのですが乗り合いバンがホステルに迎えに来る時間はいつも正確で(なんなら時間より早い)驚かされた。

道沿いの商店

休憩を挟み3時間半かけてノーンキァウ到着。
川の両岸は急峻な山に囲まれていて、雲と相まって水墨画に出て来そうな山々が広がっています。

チェックインを済ませて腹ごしらえ。
手頃な値段で腹を満たせるので炒飯はタイでもよく食べていましたが味付けが少し違うような感覚がします。ラオスの方が優しい醬油味で私は好みでした。ドラゴンフルーツシェイクは美味しいですがマンゴーやパイナップル味の方が好きな味です。

ドラゴンフルーツのシェイク

展望台までトレッキングに行こうと思ったらスコールに遭い足止めされました。傘ではどうにもならないほどの大雨だったので、雨が止むのを待ってトレッキングスタートです。

雨宿り

有名なBan Soup Hounの展望台ではなくPha Khew Lomの展望台を目指します。ルートはより長く険しいですが、眺望がずっと良さそうだったのでPha Khew Lomを選びました。

牛が放し飼い
ここからは先は鬱蒼として景色は見えない

斜面に入ってからは木々が生い茂り眺望はありません。ぬかるむ地面の中、少ない標識を頼りに展望台を目指します。誰一人としてすれ違わないので少々不安になりました。日没まで時間の余裕がそれほどないのでGPSを確認しながら可能な限り飛ばします。

木々の背丈が高く、お目当ての景色は最後の最後まで見ることが出来ません。1時間ほど進むと、展望台直前で木々がなくなり視界が開けて来ますが肝心の町や川の方角は斜面に遮られ見えません。

展望台に着いた瞬間、目の前にノーンキァウの町と自然が。

360度見渡すことが出来る
夕日が差してきた
照らされるノーンキァウの街

日本でも時々山登りに行くのですがこれ程までに感動したのは此処が初めてでした。自然と人の営みが交わっている空間には特別な魅力があります。

日没が迫っていたので1時間半近くかけて上がってきた登山道を30分で駆け下りました。登山道は下りきりましたがホテルまで舗装路を30分ほど歩かないといけません。

街に帰ってくる頃には日も暮れていました。今回は無事でしたが、無茶をしてしまいました。もう少し余裕を持って動くようにします。だいぶ動いて疲れたので、街の食堂で夕食を頂きました。
ホテルに帰った後はもちろん爆睡です。

2日目

トレッキングの疲労から昼過ぎまで寝込む始末。
ぬかるみで靴も服もドロドロになったので暫くはサンダル生活です。

昼間は激しいスコールに見舞われたので、部屋でインドに行くまでの計画を立てます。バンコクで3回目のワクチン接種も済ませないといけません。
旅が長くなってくると旅先で次の旅の段取りをしないといけなくなるので「旅楽し~」ってだけでは居られなくなります。計画を立てるのも好きなのでまた別の楽しみがありますが。

夕食はベタに米とラープとビアラオで。
ビアラオは本当に美味しい。お店で大ビンを頼んでも百数十円だったので値段もかなりお手頃でした。日本のビールも好きですがご飯との相性でいえばビアラオもかなり上位に入ると思います。

3日目

最終日、乗り合いバンに乗ってルアンパバーンまで戻ります。
次回ラオスに来るときはそのまま中国の雲南まで北上して山間の町を楽しみたいですね。またその日まで。

牛さん


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