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パーイでゆったり過ごそう 前編@タイ

タイ北部の町 パーイ。かつてヒッピーの聖地と呼ばれ、現在でも多くのバックパッカーが足を運んでいる。5月末、私はパーイに8日間滞在した。
元々4日の予定だったが、雰囲気が気に入って予定を変更。この街での経験が旅のスタイルを大きく変えていく。今回はその前半部分を紹介。

1日目

チェンマイの宿を離れてハイエースでパーイへと向かう。宿からのピックアップ付で200バーツ。パーイまでの一本道はカーブが連なっており車酔いしやすいが、舗装路なのでそれほど心配はない。

約3時間で到着。腹が減っていたので宿の近くの店でカオソーイと炒飯をいただく。ご厚意で美味しいジュースも頂いた。お店の看板猫がとても人懐っこく、愛されているのがよく伝わってくる。

カオソーイ
炒飯
食べ物に興味津々
諦めてくれました
特製ジュース

前日までチェンマイで歩き疲れたので今日は早めに寝よう。


2日目

パーイのいい所は街がコンパクトなところ。
メインのエリアを端から端に移動しても徒歩15分ぐらい。かといって小さすぎる訳でもなく コンビニ, ドラッグストア, カフェ, ご飯屋, 屋台, 雑貨屋, レンタルバイク, 旅行代理店, ランドリーなどなど必要なものはすぐ手に入った。
ゆったり過ごす旅人ばかりなので時間もゆっくり流れている。

中心街でも2階建ては少なく、平屋が多い
景観のために電線を定期的にまとめ直している
分単位の営業時間。本当に守られるのだろうか

ロシア人との出会い

昼ごはんを食べ終え、街を散策していると見覚えのあるロシア人が。バンコクからチェンマイに向かう寝台列車で同じ車両になった人だ…!
聞くと今からバイクで山の方に行くらしい。
「一緒に行く?」と言われたので後ろに乗させて貰う。途中の寺院を何か所か周りながら景色が良いという峠へと向かった。つづら折りの道を上がっていくと一気に景色が開ける。

峠から
反対側も見通しが良い

雲の隙間から光芒が降り注ぐ様子はいつまでも見ていたい。しばらく世間話や彼の母国ロシアの現状について駄弁っていた。

最後に夕焼けが良く見える大仏まで向かう。
夕陽に照らされるパーイを眺めながらゆっくりと1日が終わっていく。

ビールはChang派です
パーイにも湖池屋のポテチが売っている

3日目

朝ごはんのフレンチトーストがとても美味しかった。今日も昨日の彼と一緒にバイク旅をする。
今日は私が前で、彼が後ろ。
パーイの南側をツーリング。標高600mのパーイはチェンマイより気温も低く、6月でも結構快適に過ごせる。

フレンチトースト 200円
昼ごはんのお店
牛や馬が放し飼い
かつて日本軍が架けた橋

パーイの名所といえばパーイキャニオン。
映えるかと言われれば、そんなに?という感じだがパーイに映えなんて求めていなかった。
ただ楽しく、ゆっくり過ごせる町であることが何よりも幸せ。

奥の小さな白シャツが私
晩御飯はラープ

本当は明日チェンマイに戻る予定なんだけどな...
まだ帰国までは5か月もあるし、宿も高くて1000円。なんで焦っているのかが分からなくなる。
「もう2泊しよう。」
そうして私の予定は狂い始めた。
ゆったり旅のはじまり。(後編へ続く...)

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