病気とやる気と絶望と

やる気が出ない。

なんでこんなにやる気出ないんだろう。

私はADHDで、よくぼーっとしてしまう。
やらなきゃいけないことが目の前にあっても、ぼーっとして気がついたら時間が経ってしまっている。

この病気に気がついて、治したいと思ってはや1年。
未だに全て治したいと思っては絶望してしまう。

ADHDは治らない。

正確に言えば、完全には治らない。

症状を抑えることはできるけど完全には治らないのだ。

普通だったら簡単に出来ることでも、いちいち重い腰を上げて長いこと時間をかけてやらなくてはならない。
それがめんどくさくて、辛くて、今までの人生ありとあらゆることから逃げてきた。

そのツケが回ってきた感じ。

この病気は本当に辛い。

1件なんてこともなさそうなのに、異常なほど行動が遅く、忘れっぽく、なにも出来ない。

私は、社会でなにもできないんじゃないかと思ってしまっている。
社会の一員として何も出来ないんじゃないと。

ある意味社会からこぼれ落ちてしまった人っていう感覚が感じ。

そんな治らない、自分自身への爆弾を抱えたまま今まで人生やってきた。
そりゃあ、生きづらいわけですよ。

まわりよりできなくって、全体的にできそこない、みたいな。

全てに絶望した。

そして今、「治らない」というどうしようもない、動かぬ事実に絶望している。

逃げ場がない現実を叩きつけられて、それでもなにかありますかと言わんばかりのこの日常。

嫌になる。

あれしろこれしろと、もう、やる気を損なうことばっかり。

この病気とは上手くやっていく自信はない。

損しかしてない。

自分ではどうしようもなくて、どうやって生きていけばいいのか。

死にたくもなるよ。

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