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条件に囚われない

ここ何日か営業時代のことを書いてますが、書いてみて思ったのは、営業論が大好きだということ。こんなに語りたかったんだ…と、自分でもビックリしています。数秘のことが書きたくて書き始めたのですが、そのジャンルに営業を選んでいるところが不思議。数秘で東京ディズニーランドのことを話したかったのに。

ということで、今日は昨日に引き続きお客様の条件についてのお話を。

条件で迷子になる

理想の形を求める時、いろんな条件が付くものです。
洋服で例えると、デザインは?色は?素材は?サイズは?お値段は?あたりを条件に合わせて買いますよね。まずはサイズ、デザイン、あたりを優先させていると思います。
もう少し大きなものだと家電製品。機能、お値段、大きさ、色、などが条件になりますが、機能とお値段で決められるかもしれません。
大きなお買い物の場合は、予算が優先条件になりそうですね。車や、家などは、予算以外にも条件がいっぱいあります。不動産の場合は立地が優先されるかもしれません。もしかすると、自分ひとりの判断で買うことは出来ず、誰かの意見が最優先になる、なんてこともあるかもしれませんね。

これらの条件をすべて満たすまで、品物を探し続けることってなかなか無いのではないでしょうか?条件に合うものを探していたら迷子になってしまいます。

条件にフォーカスしない

前回も少しお話ししましたが、お客様から提示された条件はすべて満たせなくていいのです。提示した条件は理想であり、多くのお客様はすべての条件を満たせると思ってはいません。お客様も聞かれたから答えているものです。

お客様の条件を合ったものを探しても条件にあった商品が見当たらず、買ってもらえない…と諦めることが多いかもしれません。

でも、無いものは無い。

かといって「お客様の条件に合うものをお探ししましたが取り扱っておりません、申し訳ございません」と言ってしまったらそこで終わりです。

欲しいものは何か

お客様が本当に欲しいのは、条件を満たすという事象ではありません。

「気に入ったものが手に入るウキウキワクワク感」が欲しいのです。

最終的にウキウキワクワクしたいんです。だから人はお金を使います。ウキウキワクワクできればいいので、「さっきまで条件はあったけれども、今自分が見つけたこっちの方がいいのでこれに変えます」ということはよくあること。

「気に入ってしまえば」さっきまでの条件は関係なくなります。

しかも、何を気に入ったかは全く関係ありません。販売員との話が楽しかったらそれだけで買う人もいます。これについてはもっと深掘りしていつかお話ししたいですね。「あなたから買いたい」というやつです。

あるものにフォーカスする

これが無いからダメ、あれが無いからダメ、と無いものを数えていくと、条件が合わないだけなのに、まるで自分が否定されているように感じてしまいます。自分で選んだものが正しいと感じていただくために、「あるもの」にフォーカスさせるのがコツです。そして、「あるもの」がわかったらそこをプッシュしていくんです。

差し出してから頂くエネルギー6

今日書いたエネルギーは数秘でいう6のエネルギーを元に書きました。6 のテーマは調和、愛です。二者がいて相互にやり取りする様子、ギブアンドテイク。

お互いのバランスが取れて美しいハーモニーが生まれます。しかし、それが偏ってしまうと不協和音となります。

相手がいると相手への思いやりは欠かせません。しかし、思いやりが過ぎると、お節介となり、ああするべき、こうするべき、と相手にいろいろな条件をつけてしまうことがありませんか?自分にもそうです。これをしないと結婚できない、あれをしないとお金にならない、と条件をつけていることがあるのではないでしょうか?

条件を満たさないと幸せなにれないわけではありません。
呼吸のように、吐いたら、吸う。吐くことに条件は要らないし、吸うことに条件は要らないのと同じことです。

自分で条件づけしていることはないか、考えてみるきっかけになれば嬉しいです。

子供は欲しいものに条件をつけませんよね♪



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