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大切な兄の死

神様どうして兄を私から奪ったのでしょうか。
大切な、私にとって1番大切な、
一緒にいて欲しくて、相談相手で、
何かあれば頼って、何もなくても連絡して、
大切な大切な兄が
何で死ななければならなかったのでしょうか。

事故はなんでしょうか。
あの日台風が来なければ救急車はすぐ来たのに
あの人分かりやすい所にいればすぐ助けは来たのに
いつものように汗かきの兄が首にタオルを
巻いていれば事故から命を防げたのに。

あの日の朝、
私は遠距離の兄と兄嫁と電話して
行かなくても良いんじゃないと、助言した。
3歳だった兄の長女は
パパ行かないでと言った。
時折それを思い出して、
私がもっと反対すれば良かったのと泣き出す長女。

神様、何で兄を天に召されたのですか。
事故は何故、兄に起こったのですか。
防げたはずです。
兄は生き返ったはすです。

あの日、兄嫁の日曜日の電話。
東京駅で、叔母と従姉妹と間に合わせた時、
初めて兄の死を実感して初めて涙した時。
それからの記憶がないこと。

神様。
どうして兄を奪ったのですか。
私があの毒親と向き合うようにてしょうか。
私がすべてを兄に託していたから、
兄に任せていたから、
私が両親と私自身が向き合うように、
神様、あなたが仕向けたのでしょうか。

兄に会いたい。
話がしたい。
兄に、会いたい。

神様、私に兄を下さってありがとうございます。
兄に出逢わせて下さってありがとうございます。
離れ離れになったけれど、
兄に合わなければ良かったとは思えない。
こんなに辛くても、
兄がいたこと、兄に出会えたこと、
兄をこんなに愛しく思えること、
それ以上に幸せなことはない。
出逢わなければよかったなんて思えない。

神様、どうか兄が幸せな気持ちでいますように。
兄嫁や娘2人、
今は7歳と4歳になった出来の良い可愛い娘たち、
美しく気立てが良い奥さんと、
3人の生活が、心穏やかに安寧で暮らせますように。

神様、どうか、どうか、
兄を幸せにしてください。
兄の家族を幸せにしてください。
世界中の幸せをどうかお見守り下さい。

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