毒親の力、強力なネガティブ
毒親の力に
毒親の思う壺に
はまらないように心を強く持ち
幸せでありたい。
それなのに
毒親の毒は強力でしつこく
素早く
ネガティブな方へと私を簡単に引きずり込む。
数日前に
母が転倒して頭を縫った。
医師のすすめもきかず入院を拒み、
傷口からも血が止まらない状態で兄嫁と帰宅し
兄嫁の家でぬくぬくと居座っている。
母は兄の結婚を大反対した。
理由はあれやこれやに変遷し
母の提示する条件を兄は一つ一つクリアしていったが
母は都度理由を変えて
死ぬとまで脅しをかけて反対した。
会ってもいない兄嫁を反対した。
それから3年後に兄は、
ただただ自分が誰と結婚するのも嫌なんだろうと悟り、
母をすっかり無視して親戚を大勢呼び結婚式をあげた。
浮気して家を出されて母と別居していた父は
呼ばれてもいないのに出席した。
家族席ではなく親族席に。
高砂には祖父と、母の妹が座り、
兄の挨拶は母の不在や父の出席、
高砂の状況を大いに笑いにかえた。
それからも兄嫁は
母の日にはカーネーションを母に送り、送り返され、
実家に来ては挨拶しても無視され、
祖父の入院先でも母に無視されて
兄嫁が来ると逃げるようにいなくなったが
果敢に手紙を病室に置くなどし
文通が始まり
すっかり母と話すようになり
兄嫁の実家にも行くようになった。
それでも嫁とは認めないだの
謝るつもりはないだのと
自分のしたことは棚にあげて今も生きている。
兄が事故で亡くなったあと、
兄嫁はそれが兄の夢だったからと
実家の敷地内に家を建てそこで2人の子どもを育てることにした。
母は毎日風呂のタイミングで兄嫁の家に風呂に入りにくる。
そして今は数日、頭の怪我をいいことに、
兄嫁の家のリビングに布団をひいてもらい
ぬくぬくと居座っている。
その状況を兄嫁から電話をもらって知ることになった私は
それから毎日怒りと恥ずかしさともどかしさと
どうしたら良いのか分からないという複雑な心理状態で、
すっかりネガティブ思考に陥っている。
母に腹がたってしかたがない。
兄嫁に申し訳なくて恥ずかしくて仕方がない。
母と話す気もなく、兄嫁に申し訳ないのに何もしたくないもどかしさ。
私の怒りなど兄嫁に何の役にも立たないのに。
毒親は
他の人にまで毒をふりまくのだ。
そしてこの感情を他の人に共有できない。
理解してもらえない。
兄が生きていたら。
どんなにか楽しくおかしくこの話をできただろうか。
それでも負けては行けない。
毒親のペースに巻き込まれ自分を見失い
不幸になっては思う壺だ。
兄嫁に感謝し
日々の日常に感謝し
家族に感謝し
ワクワクすることを探して楽しく生きる。
まぁいいのだ。
なるようになるしこんなもんなのだ。
楽に生きていいし
私は生きていて、いいのだ。