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大学生のゲーミフィケーション体験は、「お店のスタンプカード×ゲーミフィケーション」

 こんにちは、ゲーミフィケーションデザイナーLv98の”きっしー”です。

世代によってゲーミフィケーション体験は様々です。
高校生に続き、大学生向けの授業でも、ゲーミフィケーションについて解説した後に、「あなたの体験したゲーミフィケーションは?」を尋ねてみました。
高校生とは、どんな違いがあるのでしょうか?
結果は、

1位.お店のポイントカード ×9
2位.夏休みラジオ体操の出席スタンプ ×8
3位.くら寿司のびっくらポン ×7
4位.スタンプラリー ×4
5位.responによる出席競争システム ×3

となりました。

1位.お店のポイントカード

・Tポイントカード
http://tsite.jp/
・肉マイレージカード
http://ikinaristeak.com/mileage/
・ポイントカードは買い物をすることでポイントがたまり、そのポイントで何かと交換することができる
・スーパーのポイントカード
・ポイントによってランクが変わり、特典がもらえるポイントカード
・ログインボーナス→ポイントカード
などが上がりました。

大学はまだクレジットカードは持てないのですが、色んなお店のカードを持っています。その中でもいきなりステーキの「肉マイレージカード」は、飛行機のマイレージの様に、食べた肉のグラム数で、ノーマル→ゴールド→プラチナ→ダイヤモンドとカードが昇格していって楽しい仕掛けです。

2位.夏休みラジオ体操の出席スタンプ

・毎日行くとお菓子がもらえた。
・小学生の頃夏休みに朝早く起きてラジオ体操にいくとスタンプを押されて、毎日いくと最後にお菓子がもらえるっていうやつをやっていた。

今の大学生も夏休みラジオ体操に行っていたのですね。60年以上も続く、ラジオ体操のスタンプカードは長年愛されるゲーミフィケーションです。

3位.くら寿司のビッくらポン

・お寿司を食べるのがワクワクする
・お皿を5枚ごと返却口に返すことで、ガチャ玉を獲得することができる。5枚ごとで抽選されるため、あと1枚なら頑張って食べるという消費行動が生まれる。

美味しいゲーミフィケーション。五感の中の味覚と繋げることにより、より記憶に残る事例となっています。

4位.スタンプラリー

・ポケモン スタンプラリー
・ポケモンスタンプラリーの話があったが、僕は小学2年から小学6年の5年間にポケモンスタンプラリー全駅コンプリート(約100駅)するほど回っていたので懐かしかった。
・セブンイレブンでのスタンプラリーなど
・美術館等でのスタンプラリー

首都圏の子供たちには記憶に残るJR東日本のポケモンスタンプラリー。今年は中止でしたが夏の風物詩です。期間限定という特別感が《能動的な参加》を引き出します。

5位.responによる出席競争システム

 この大学で導入されている授業出席登録システムですが、ゲーミフィケーション要素としてより早く登録するとポイントがもらえるシステムになっています。それを学生同士で競い合う。遅刻せずに授業に参加することを促進するゲーミフィケーションになっています。

高校生と比べると大学生の経験したゲーミフィケーションは多様化していますね。

(おわり)

#jgamifa #gamification #ゲーミフィケーション
#ゲーム要素 #モチベーションアップ
#日本ゲーミフィケーション協会 #大学生 #ポイントカード #ラジオ体操

執筆:岸本 好弘(日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者Lv98)

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