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歴史に関するメモ(3) 【日本史】

本メモは歴史の基礎的な内容に関するメモです。


1. 古代 25項目

…日本は国として歩み出す

原始〜縄文時代

…日本の始まり

1-1. 日本人はいつ生まれたのか?
…氷河時代の終わり
→温暖化により海面が上昇、今の日本列島が誕生、文明が大きく発展


1-2. 港川人
…日本の最古の人骨、沖縄県、古モンゴロイド、縄文人、東南アジアから
→新モンゴロイド、弥生人、シベリアから、朝鮮半島経由


1-4. 日本人のルーツは?
…古モンゴロイド・新モンゴロイドの混血
→アイヌ民族、蝦夷、隼人、琉球民族、単一民族国家ではない


1-5. なぜ日本の土器は世界で一番古いのか?
→人が定住するのが早かったから

・世界では農業が本格化した後に定住が始まった、人口増加により狩猟採取民が駆逐された
・日本では農業が本格化するより前に定住が始まった、自然が豊かで居心地の良い山や川が分散していた
・縄文の定住は権力に命令されていない、いろんな人々が順番にやってきて個性を残していった
・先住民と渡来人との紛争が少ない、日本まではそれなりに遠くて移動が困難


1-6. 三内丸山遺跡
…縄文土器、青森県、野菜の栽培・果実酒の製造


弥生時代

…戦争の歴史の始まり

1-7. コメの栽培と貧富の差
→ムラ・リーダーが生まれる
→ムラ同士は戦うようになった、良い農地・貯蔵作物をめぐる
→クニ・王が生まれる、強いムラはクニへ、アミニズムにより正当性を主張、宗教的
→邪馬台国・卑弥呼、クニの連合


1-8. 朝鮮半島から鉄がもたらされる
…農具・武器、朝鮮の人々は中国の戦乱を避けて日本へ
→青銅器は柔らかいため祭に使われる


1-9. なぜ戦争は起きるのか?
…農耕によって富という概念が生まれたから


1-10. なぜ日本には青銅器時代がないのか?
→青銅と鉄がいっぺんに渡ってきたから

・世界では駆逐のための青銅器の武器が作られ、貴族制が生まれる、鉄の登場で農民も武装、格差解消
・日本では平和的に統合されていった、農民は中立で保障、奴隷にならない、異民族だと思わないから

・社会脳仮説
…大脳皮質の大きさと集団の大きさに相関がある


1-11. 「漢書」地理志
…日本に関する最古の記録、中国
→王は中国皇帝や中国の先進的な文書による権威づけを求めた
→中国と日本の文明格差は 1000 年単位


古墳時代

…クニから国家へ

1-12. 古墳
…王の墓
→残土処理のための公共事業、平野部の土地を平らにして水田を作る


1-13. ヤマト政権
…成立過程はわからない、邪馬台国からか
→氏姓制度、広い地域を支配するため、血縁ベース
→地方豪族の反乱、磐井の乱、大和政権の影響力薄れる
→ヤマト政権の朝鮮遠征、鉄資源が欲しかったため高句麗へ、撤退しないといけない


1-14. なぜ日本では大きな古墳が作られたのか?
→労働力という軍事力に転用できるものを威信に変換、非軍事的に消費したから

・古墳が大きいほど権力も強力で複雑であるわけではない
・権力を血縁を超えさせるにはどうするか、天や儒教、キリスト教、イスラム教、日本では呪術的観念
・権力の基本は戦争だが戦争がないときは儀式、青銅器の贈与、天皇制の観念を投影するべきでない
・中国にも朝鮮にも政治的首長がいた、交易する中で外部生を感じさせるものが権威を帯びる
・オオキミは連合の盟主なのか、奴が国、倭は辺境という意味の形容詞では、システムを掴むのは困難


1-15. 日本が初めて攻撃をしたのはいつか?
…ヤマト政権の朝鮮遠征
→鉄資源を求めた、百済の再興を助けるという名目


1-16. 日本が初めて攻撃をされたのはいつか?
…刀伊の入寇
→渤海の生き残り、朝廷は何もできなかった、無力さが明らかになる


1-17. 日本書紀・古事記
…日本初の歴史書
→日本書紀は国外向け・勅撰・漢文・編年体、古事記は国内向け・物語調
→天照大神の孫が神武天皇ですよ、日本のルーツが交わった経緯が記述された
→海の彼方から神がくる、古モンゴロイド、天孫降臨、新モンゴロイド


飛鳥時代

…国家の姿を模索する

1-18. 物部氏と蘇我氏の抗争
…仏教を受け入れるかどうか
→蘇我馬子が物部守屋を倒し決着
→蘇我馬子が暴走、崇峻天皇を暗殺、推古天皇、唯一の女性天皇、濡れ衣か?
→摂政、聖徳太子、憲法十七条、冠位十二階、氏姓制度の弊害を取り除く、朝廷
→仏教に触れ世界が相対化される、インドもある、中国が世界の中心ではないのか
→遣隋使、対等で行こう、煬帝は激怒
→聖徳太子が死去、皇位継承の対立、蘇我氏の横行、蘇我入鹿
→遣唐使の情報、隋ではなく唐だった、律令によって天皇中心の中央集権国家を作ろう
→大化の改新、中臣鎌足、中大兄皇子、律令制

❶公地公民制
…皇族・豪族の私有地・私有民を廃止し土地・人民は全て国家の所有とする

❷班田収授法
…国民1人1人に田んぼを貸して徴税、死んだら国に返して


1-19. 日本は世界唯一の単一王朝国家と言われているが本当か?
…本当、2700 年続いている


1-20. なぜ日本には天皇がいるのか?
→全国のキミをも超えて統括する政治システムを構築しようとしたから

・カバネを分配するシステムの特異点と捉えていいのか
・キミとオオキミの関係は漢字に触発されてシステムを二次創作していく、最後に天皇に落ち着く

・天
…先祖ではない、統治者としてのパフォーマンスが悪いと天命は別の者へ(革命)

・神
…先祖であり自然の紐帯、関係は切れないため革命は起こらない、万世一系になることができる

・世界では征服によって認めさせる、日本では詫びによって認めさせる
・カエサルの逆説(世界の圧倒的権力への移行のメカニズム、日本では働かなかった)
…カエサルに圧倒的に権力が集中している段階で共和制は限界だが人々は自覚していない、
カエサルを殺してはじめて自分たちが新しいシステムへと移行していたことに気づく、秦→漢も同様


1-21. なぜ単一王朝国家が続いたか?
…最も強い勢力を承認して権威・地位をキープし続けたから
→政治を任せてあえて価値を下げる、摂政・関白(銀メダル)、院政(金メダルの後ろ)


1-22. なぜ日本人は仏教を受け入れたのか?
→大陸や朝鮮半島の情勢の変化を察して危機感を感じたから

・中国に文化や技術を学んでもおとなしい、ゲルマン民族のローマに対する態度とは異なる
・仏教は精神文明と科学技術のパッケージ、普遍思想としてのリスクと総合的な知としてのリターン
・ゲルマン民族はラテン語が読めずキリスト教は疎遠、宗教改革で内面化される
・日本人は中国語を読み仏教を勉強、拒絶的受容、時間が経っても内面化されない
・必要としていなかったが追い出す方法がなく内在化、訓読みは発明するが音読みが残る


1-23. 聖徳太子とムハンマド
…聖徳太子不在説を考える、自国の偉人を自虐するような態度は慎もう

❶聖徳太子
・仏教伝来→推古天皇と蘇我馬子、聖徳太子 vs…
・十七条の憲法(八十五条説も)…国家の歴史、伝統文化を示す
第一条…和を以て貴しとなす、日本の建国宣言、マグナカルタや権利章典
・遣隋使…対等関係(制裁できない)、隋は高句麗に大敗していた、ウェストファリア条約
・厩戸皇子存在・聖徳太子不存在という説は幼稚、言葉遊び、法隆寺や太子関係の美術品から分かる

❷ムハンマド
・ガブリエルの天啓、ユダヤ、キリスト、イスラムは一神教
・既存の宗教には非寛容→エルサレムからカーべ神殿へ、礼拝
・死後、イスラム帝国はササン朝ペルシアを征服、ウマイヤ朝


1-24. 白村江の戦い
…初めての中国との戦争、百済を助けるという名目、唐・新羅が攻めてくるのを防ぎたい
→敗戦、唐は新羅の対応で忙しく日本を滅ぼせない
→日本は危機感を感じる、律令制を強化しよう
→天智天皇、庚午年籍、日本初の戸籍
→壬申の乱、皇位継承問題、大海人皇子 vs 大友皇子、額田王
→天武天皇、大海人皇子が勝利、日本という国号、神仏習合思想が生まれる
→文武天皇、大宝律令、刑部親王、藤原不比人、祭政一致、国司・郡司、祖調庸
→遣唐使再開
→平城京が作られる


1-25. なぜ日本は律令制を受け入れたのか?
→軍隊を整備し、税金を取り、中国との戦争に備えたいから

・予防策として朝鮮半島で軍事行動、白村江の戦いで唐と新羅に敗れ危機感を感じる、明治維新
・民主主義が成り立つ条件は❶国家❷法の支配❸アカウンタビリティ
・天があるおかげで成功するシステムを日本で導入
・中国では天へのアカウンタビリティ、実子に継がせる、奥さんを閉じ込め正当性を証明、宦官
・日本では後継者の決定原理が曖昧なだが後継されていく、氏・家のシステム
・律令制を維持するはずが裏切るようなプロセスが続く、私有地・貴族・非正規の軍隊(武士)を生む


1-26. 法隆寺
…世界最古の木造建築、蘇我氏が勝利したことで仏教が広がる


奈良時代

…本格的な律令国家の実現

1-27. 平城京では僧侶が力を持つようになる
…多くの寺院が作られる
→僧侶 vs 藤原氏、藤原氏は皇族との血縁・文化人の教養・官僚の能力を鍛えていた
→長屋王の変、長屋王、藤原4兄弟は天然痘で亡くなる
→藤原広嗣の乱、橘諸兄
→聖武天皇、国分寺、奈良の大仏、鎮護国家思想、国を安定させたい
→孝謙天皇、藤原仲麻呂
→称徳天皇、藤原仲麻呂が弱体化、道鏡が天皇を狙うが失敗
→光仁天皇、道教の左遷、軍縮
→桓武天皇、平安京が作られる、仏教は認めない、僧侶やばい


1-28. 平城京とビザンティン帝国
…長屋王の変とか道鏡はめちゃ悪く映ってるけど世界からしたら普通

❶平城京
・大宝律令
・陰謀、不比等→長屋王→四兄弟→橘諸兄→仲麻呂→道鏡(皇位を狙う)
道鏡の塚は貴人用、宮廷陰謀の犠牲者として葬られたか?
・荘園と東大寺の大仏、聖徳天皇
・日本では軍事力を持つより天皇に認められることが大事、外国を巻き込まない、殺しがあまりなく酷くない

❷ビザンティン帝国
・暗黒の中世(ルネサンスまで)、美術は写実的でない、写実的なものは涜神(神の目を持つ)
・聖像禁止令、偶像は偽物
・ローマ帝国東西分裂(ビザンティン帝国は東)、東洋的専制(宗教<皇帝)、文明的
・イスラム帝国の侵略、イスラム教に改宗が増える
スペインやポルトガルでは異端審問、推定有罪(疑われたら終わり)
・内輪揉め(外は強くて無理)、暗殺や廃位が頻発、目を潰すのが好き、外国と組む


1-29. 桓武天皇とカール大帝
…欧州平定より蝦夷平定の方がえぐいのになぜカール大帝を重要視する?

❶桓武天皇
・平安京、東北の日本化、坂上田村麻呂が阿弖流為殺す
・内麻呂が金かかるから中止、内麻呂は側近に妻を差し出させるようなやつ
日本後紀では内麻呂最高、仲麻呂最低と書く
・薬子の変、嵯峨天皇が鎮圧、父の功績にした
・コリアンの血、百済は日本に依存、朝鮮が日本、怒るのは自虐的

❷カール大帝
・混沌の西ヨーロッパ、乱痴気パーティー、聖書以外軽視
・フランク王国に英雄現る、最強ではない(イスラムには勝てねえ)、助けたお礼で大帝に、
東洋への憧れ(オリエント急行)
・ヨーロッパ中世、教皇(宗教勢力)vs 皇帝(世俗勢力


1-30. 万葉集
…日本の最古の和歌集、天皇の神格化と国家の権威づけ


平安時代前半

…律令国家の崩壊

1-31. 蝦夷鎮圧
…坂上田村麻呂、征夷大将軍、造作・軍事は民衆の重荷となるので中止しよう
→嵯峨天皇、律令制を日本の実情に合うようにアレンジ
最澄・空海、貴族がハマる、いやでも仏教いい感じよ
→藤原冬嗣、藤原道長、藤原頼道、藤原氏勢力拡大、摂関政治
→文化に独自性が生まれる、十二単、源氏物語、枕草子
→仏教にも独自性が生まれる、浄土教、念仏、神仏習合の風潮が強まる
→遣唐使廃止、菅原道真、大宰府に左遷
→天変地異、祟り、人々の罪悪感が作った概念
→律令制が機能しない


1-32. なぜ日本には貴族なるものが存在するのか?
→律令制が上手くいかなかった結果現れたから

・貴族は領主、統治権、裁判権、地主とは異なる占有権、中央政府にポストを持つことによる威信
・官僚制はある人がポストについても子供は関係ない、貴族制は子供が親の地位と財産を継承する
・ヨーロッパでは貴族は出現時から自己武装をしている、封建契約を結んで集団を作る、集団的自衛権
・日本では自己武装をしておらず、継承する爵位もない、中央政府の権限を名目化し継承できるように
・土地との関係が間接的、貴族に免税特権が与えられると一般の土地所有者が寄進していった
・公地公民で認められた方がいいけど免税特権で例外化して私有地に変えていく、農民の負担も減る
・中央政府が空洞化したのは戦争の可能性を考えなくてよかったから
・天皇へのクーデターが起こらなかったのは神に権力の源泉があるから、古事記や日本書記で証明
・天皇は空気の支配の象徴、偶像崇拝そのもの


1-33. なぜ日本には源氏物語が存在するのか?
→平仮名が生まれ文学が成立し、王宮にハーレムがなかったから

・万葉仮名、漢字が来た時に音を写すことと意味を写すことをした
・歌によるコミュニケーション、会えないと女性も文字を書かなければならなかった、平仮名になる
・片仮名は音や声を直接写し呪術性や超越性を感じさせる、農民の生々しく訴える感じも
・漢字(男性)と平仮名(女性)は内部性を片仮名は外部性を有する、拒絶的受容、使い分けなくても
・漢字はパブリックで平仮名はプライベートでオリジンな感じもでる、文学の成立
・ラカンの仮説、どの漢字が当てられるかどの音の感じに対応しているかで精神が外に現れている
・漢字かな交じりでは言葉が音声として出ているときでさえも文字として空間化されている
・聞けたり話したりすればかけるようになっていることが多い
・文学によって女性が公的空間に入ってくる、平仮名世界という反儒教的世界


2. 中世 26項目

…日本は実力主義社会へ、日本から秩序がなくなる、武士が大躍進

平安時代後半

…武士誕生

2-1. 墾田永年私財法、開墾した土地は国のものではなく自分のもの
…荘園、貴族・僧侶が人を使って開墾、マタイ効果、格差が拡大、国家財政の圧迫
→優秀な農民が逃げる、自ら開墾した土地・富を守りたい、武装しよう
→武士の誕生


2-2. 臣籍降下
…皇族が多いと出世できない、家臣になりなさい、源氏・平氏
→貴族の警護を担う、武装しよう、貴人の側に侍ふ者、侍
→武士の誕生


2-3. 武士団の結成
…皇族出身の武士が中心となり農民出身の武士をまとめる
→承平・天慶の乱、平将門、藤原純友
→前九年合戦、後三年合戦、源頼義、源義家


2-4. 後三条天皇、藤原氏の血縁なし、摂関政治の終わり
…延久の荘園整理令、荘園問題に着手
→白河天皇、院政の開始、白河上皇になる、法や慣例は無視されていく、お気に入りの躍進
→僧侶が力を持つ、権力者は仏教徒、僧侶も武装した、鎮護国家思想で力を持っていた
→白河上皇は北面の武士を雇う
→源氏・平氏が台頭、武力による争いの解決が一般化
→保元の乱、源義朝、平清盛、皇位継承問題と摂関家の対立
→平清盛の方が待遇が圧倒的に良い、源義朝の不満が爆発
→平治の乱、源義朝は倒される
→源平の争乱、源頼朝、平清盛は倒される、木曾義仲、土地の名前を持つ武士が増える
→鎌倉幕府が成立、源頼朝は征夷大将軍となる、守護・地頭、奥州藤原氏を滅ぼす


2-5. なぜ日本では院政なるものが生まれるのか?
→藤原家に外部化された権力を取り戻すため

・日本の婚姻システム、女子は離れに住み男が通う、父親は娘の保護と婿の後ろ盾、父親が天皇を利用
・ナンバー2に権力があるなどの日本に馴染みのシステム、空気と呼ばれる非人称のコンセンサス
・❶藤原氏は天皇になれない、ならない❷排除したい貴族が中央政府にいる という条件を満たすのでは
・摂関政治を覆すには❶形式上の権力者が実質的な権力を振るう❷排除されたグループが奪う
・権力を摂関で半分外部化、院政で中途半端に内部に戻す、武家政権は外部化し二元的体制へ
・中央政府に寄生して繁盛した貴族も中央政府とともに没落していく


2-6. なぜ日本には武士なるものが存在するのか?
→紛争解決をビジネスにする者が中央政府に統制されなかったから

・武士は❶戦闘を遂行する❷所領を持っていて領主である、武装集団が地主になったのでは、馬の飼育
・徴税の関係で紛争、押領使の活躍、ウェイトが増して武家政権へ
・薬子の変では敵を死刑にし女は自害、貴族も直接的に戦い合っていたのでは、次に戦う武士が登場
・武士は組織対組織の紛争も個人対個人で解決でき騎士とは異なる、騎兵ではない
・イエ原理の源流、❶擬血縁制❷系譜制❸機能的階層制❹高度な自立性
・ゲマインシャフトとゲゼルシャフトの両方を横断、加入には選択意思は働くが加入すると抜けづらい
・世界では領主に教会と上級裁判権が干渉、日本ではないため領主や武家の独立性が高くなった


2-7. 平将門とオットー大帝
…新皇と神聖ローマ帝国の祖はともにローカルチャンピオン、権力はない

❶平将門
・行政は裁判(公平でない)と徴税(重い)→賄賂が通る
・平将門の乱、都に戻って土地と女を取り戻す、天皇に認めてもらえた
地方では派遣役員に任せきりで年貢収めればいいだけ、めちゃ弱かった
・天皇に認めてもらえたら次は天皇を奪おう、無学無教養で新皇、根回しや資格なし
関東の人々は同感し集まる、天皇家では元側ではなく新議
・平将門は討伐される、権力は揺らがない、承平天慶では示し合わせない、小路の扱い
・藤原家摂関政治、唐では大動乱、朝鮮では高麗興る、力ある者が決起すれば王朝開ける

❷オットー大帝
・神聖ローマ帝国は自称、オットー大帝の死後 300 年後にいわれた
・ドイツの部分を作ったとされているがオーストリアでしょ?
・冠をもらった時の領土の大きさはフランク王国よりも小さい、日本より小さい中で乱戦
・ハンガリーに苦戦、東ヨーロッパには勝てないので皇女迎えてはくづけ
・ローカルチャンピオンであり権力は空虚


2-8. 院政と十字軍
…日本では止める人がいない権力あらら、世界では止められない殺戮あらら

❶院政
・誰も止める人がいない、止められないというよりは止めようとしない
・今では元首相には権限がない、白河上皇、鳥羽上皇、後白河上皇にはあった、私的機関
・上皇たちは救いを求めて宗教に走る、すると延暦寺調子乗るから護衛の武士を置こう
・武士は上皇の下の法皇や摂関とつながって出世
・今昔物語、仏教・セックス・政治・SFなどもテーマとなる

❷十字軍
・エルサレムを解放せよ、エルサレムから離れている方が成功率は高い
・全てを殺せ主全てを知りたもう、皆殺しにすれば天国か地獄かはは神が決めてくれる
・イスラムとの聖戦を理由にしているがキリスト異端やカトリックを殺していく
・レコンキスタ、勢い余って大航海時代突入
・十字軍はイスラエルに傀儡国家を作る、欧米が中東に対して行なっている
・宗教とは価値観、十字軍はキリストが善、イスラムが悪、ユダヤ仲間じゃないの?
・フリードリヒ2世(無血)が最初の近代人、ブレゴリウス9世(殺せ)から破門されていた
・金で解決できない、終わっても終わらないのが宗教戦争


鎌倉時代

…武士政権の誕生

2-9. 鎌倉幕府を支えた2つの原理
❶惣領制
…血縁に基づく横の結合、一族の長

❷御家人制
…主従関係に基づく縦の結合、御恩と奉公

・侍所
…武士の統制を担当

・政所
…政治・財政を担当

・問注所
…裁判を担当


2-10. 源頼家が北条氏に暗殺される
…北条政子、執権、女性は夫の家の一員というより父の家の一員という意識が強かった
→北条時政、基礎を作る
→北条義時、侍所と政所を掌握、北条政子の演説、日本史の中で唯一演説で政治が動いた、上皇倒せ、理不尽だから
→承久の乱、後鳥羽上皇、倒幕しよう、北条政子の演説で武士が幕府の味方につく
→朝廷を滅ぼさない、朝廷がなくなれば自分達の存在意義もなくなる
→鎌倉幕府は天皇の継承にも介入、六波羅探題
→北条泰時、御家人による指導体制で政治運営をしよう、御成敗式目、武士による法律、専制政治止めよう、判例を法体系化
→北条時頼、殺戮が始まる、日蓮の予言
→北条時宗、元寇、チンギスハン、ナショナリズムの形成、日本人だという意識
→防衛戦争だったため土地などの報酬はない、コメ価格急騰、徳政令で御家人の借金チャラ


2-11. なぜ日本には幕府なるものが存在するのか?
→特権という形で天皇の持つ実質的権限を握りたかったから

・将軍は右大将にも任命されていたから幕府を開けた、天皇が主君だと言った理由は主君でないから
・頼朝は平氏の真似をせずノンキャリアのポストへ、執務室を置き御家人システム・裁判所を作った
・承久の乱、❶武家が皇室全体と初対決❷武家が勝つ❸幕府が皇室を残す
・天皇を滅ぼす力学と幕府が滅ぼされる力学が同じだからでは、江戸倒幕で決定的に効く
・農民も反乱できないが武芸以外の根拠はなく脆弱、税金もとれてない、正当性の根拠が必要、
・応仁の乱、❶天皇は例外的な状況のなかで絶大な存在感❷武家は朝廷に密着しすぎてもダメ


2-12. なぜ鎌倉幕府・室町幕府といった武家政権は天皇制を維持したのか?
…軍事力だけでは政権が長続きしないと知っていたから
→政治には伝統的な権威が必要


2-13. 源頼朝とインノケンティウス3世
…日本には政治の天才、世界にはインテリジェンスの天才

❶源頼朝
・平治の乱から学んだ2つのこと、裏切り者は許さない(こちら側にきた者も)、女子供も殺す
・軍事は苦手だが政治は得意、まとめる力(あの人は違う)、当時は数を集めれば勝ち
・義経は軍事のみ、平家討伐は全国に支配権を、天皇に認めてもらうため
・神器を無くすなどの失態、権力から頼朝討伐しようとする
・守護地頭、義経討伐の名目で情報網や支配権の設置
・頼朝亡き後も武士の支持、武士は公正な裁判があれば良い

❷インノケンティウス 3 世
・ほとんどの戦いに勝つローマ教皇、ムワッヒド朝撃破、皇帝人事の介入
・教皇は太陽(魂)、皇帝は月(肉体)、近づくほど皇帝の権力は薄くなる
・懺悔の義務化、全カトリックの弱み(情報)を教会から集める


2-14. 北条時政、北条義時
…カリスマ亡き後に生き残るには?

・正しい後ろ盾を選べ…頼朝は伊藤家とつながれず北条家と
・事業が軌道に乗る前に投資…比企家は頼朝に投資
・後継者は古株を味方に…北条氏は十三人の合議制で頼家と比企家の発言力を削ぐ
・右腕は代替わりで弱くなる、愚痴は禁物…時政は梶原景時の愚痴を突いて殺害
・チャンスならライバルを徹底的に排除…比企家の油断と暗殺、実行犯殺害して外に漏らさない
・ミス挽回の最終手段はウソをホントに…頼家の次を、頼家生きていたので修繕寺に幽閉
・後継者争いは愚の骨頂…守護地頭は義経討つテイで情報網おく、後継者曖昧で揉める
・口約束は信じるな、常に最悪を想定…頼朝から平賀家を優先、畠山重忠を嫁の兄(義時)に殺させる
・時を待つことも戦略…急ぎ過ぎて畠山殺しに批判が、稲毛になすりつけ、もうどうでもよくなる
・風評は事実すら変える…義時はやり過ぎた時政を幽閉、吾妻鏡で正当化
・なんでもひっくり返すのが正解か…将軍暗殺、承久の乱で潰し合いさせる、大義名分も必要


2-15. 北条時頼とポーランド騎士団
…襲いかかるモンゴルへの対応、日本すごいとこあるよ

❶北条時頼
・モンゴル、強みは侵略した土地に住んで補給をして次の侵略をする、内通者を作る
・日本だと近くで補給もできない、内通者もすぐに殺される、日本は総動員すれば勝てる
・御恩と奉公、動員体制に力を入れていたのでかなり良い
・北条時宗、外交に弱く、モンゴルに勝ったのは結果論か?、主力は温存できていた

❷ポーランド騎士団
・ポーランド強かった、平原だったのに生き残る、ロシアを認めさせる
・モンゴルはイランとヨーロッパへ進出、ハン決めで帰る、イランもヤバい
・ポーランドはまとまって戦う、かなりやばかったけど(三次進行)
・モンゴルはイヴァンに止められたが世界史を作ったと言っても過言ではない


2-16. なぜ日本は元寇に勝利できたのか?
…元軍が船に慣れていなかった・疲弊していた・内部対立があった・神風があったから
→御家人の奮闘で元軍は海上にとどまることを余儀なくされた
→負けるわけないという意識が形成された、神道が本格的に確立した
→ネーションが成立、日本人であるという意識、ナショナリズム、オリンピックの時の感覚


2-17. 平頼綱
…巨大組織での権力闘争

・日本組織は縁で強くつながる…安達家は有力な御家人で嫁を輩出、時家との子は貞時
・長いものに巻かれろ…霜月騒動(頼綱 vs 安達家)は御内人 vs 御家人か、元御家人も
・ビジョンを掲げろ…人が来る、頼綱(土地売るな)vs 安達家(土地売れる)、御家人かみんなか
・相手勢力を二つに割れ…共食いさせる、頼綱は内統迭立にして朝廷がまとまるのを防ぐ
・既得権を守る体制を破るには内部離反がよい…足利尊氏は後醍醐天皇に着く、幕府おかしいけど有利


南北朝時代

…武士政権の新時代到来

2-18. 後醍醐天皇のクーデタ
…悪党などの反幕府勢力の結集と蜂起を促すきっかけとなる
→鎌倉幕府が崩壊、楠雅正成、足利尊氏、新田義貞
→建武の新政、3年で終わる、天皇・幕府の二重構造が日本に定着し一元的支配が機能しない
→北条時行が鎌倉占拠、足利尊氏が鎮圧、そのまま京都を制圧
→室町幕府が成立、足利尊氏が征夷大将軍となる
→室町幕府 vs 後醍醐天皇、幕府側は内部分裂していた
→半済令、1年だけ年貢の半分を徴収できる、守護の役割を拡大させ悪党などを統制させたい
→守護は拡大解釈、年貢を徴収し続ける、土地を折半するようになる、守護大名
→足利義満、南北朝の統一、守護大名との連合政権、管領・所司、天皇の許可なく日明貿易
→足利義持、足利義量が早くになくなり続行、くじ引きで後継者
→足利義教、恐怖政治
→嘉吉の変、赤松満祐


2-19. 朝廷の力が弱まる
…武士・僧侶が力をつける
→農業生産力が向上すると農民も惣を作る、自治体
→様々な階層の人々が力を伸ばす
→一揆、達成できない目的を果たすために同じ気持ちを持った人々が作る


2-20. 天皇が武家政権に反抗したことはあるか?
…ある、承久の乱、建武の新政
→それでも武家政権は天皇を滅ぼそうとしなかった


2-21. なぜ日本人は一揆なるものを結ぶのか?
→ムラができ、その主体性を大きく発揮したから

・室町時代で農民の自由度は一気に高くなる、世界と比べて 14 世紀前まで遡れる、ムラができる
・日本や中国では身分差別がない、人々は対等で平等という意識、一揆の原理
・世界では農民は戦わないため皆殺しにできる、日本では農民も戦うため殺すのは損害、条件闘争
・自分の位置付けはできなく歴史性や持続性はない、武士と農民が一緒になれば、極楽浄土では平等


2-22. 足利尊氏
…弟すらも使い捨てにした開拓者

・第三者を認めさせるには客観的な証拠で…足利家は北条家と強く結びついて認めさせた
・不祥事の責任はトップがとれ…家時の切腹は足利家を守るため、霜月騒動の安達サイド、無念
・巨大組織に挑むときは手段を選ぶな…幕府へゲリラ戦、糞尿かける、背水の陣、尊氏は裏切る
・権力者はアンチも作るので作らない工夫を…南北朝の憎まれ役を弟に、ダメダメ言う人は邪魔
・トレンドに乗り遅れるな…貨幣経済の波、常識を疑う、対応できない鎌倉幕府は滅びる


2-23. 細川頼之
…トップを陰で操作し続ける

・信頼を目に見えるようにせよ…義満の教育や元服を一手に引き受ける、信頼がある証拠
・不本意でも腐らず結果を出せ…内部告発で左遷されても力をつける、乱れたら潰す
・相手の流儀で結果を出せ…朝廷潰せないなら吸収、貴族文化の勉強、中級貴族のヘッドハンティング
・精緻なシミュレーションを…治める領域を考える、過少過大評価しない


2-24. 室町幕府とオスマン帝国
…人口はほぼ同じ、日本は大国だった

❶室町幕府
・奉公衆の解体、将軍は何をしていた?、応仁の乱では権威は失墜していない
・明応の改変、本当の戦国時代の始まり
・明が攻めてこないのは義満の軍事力と冊封をなんとも思わない姿勢
・日本がたるむと義教の万人恐怖、世界で最も完成された絶対主義

❷オスマン帝国
・オスマントルコ侵略、ティムール(オスマントルコ被害者の会)結成
・ビザンティン、シリア、エジプト、アフリカへ進出
・レパントの海戦は過大評価か
・イランが強敵、サファビー朝
・カピチュレーション、フランスの最恵国待遇
・ポルトガルとスペインはアメリカやアフリカの弱いところへ、ユーラシアは手が出ない
インドを目指したのは遠回りするためか?
・火器の開発、モンゴルと同じような戦いができない、イェリチェリやンパーヒー、衰退



室町時代

…下克上の世の中へ

2-25. 足利義政、応仁の乱、次期将軍の座をめぐる対立
…京都は焼け野原となり室町幕府の衰退が顕著となる
→守護大名が勢力を拡大、戦国大名へ、城下町、分国法、喧嘩両成敗


2-26. 応仁の乱(10年)と百年戦争(100年)
…ともになぜ始まり長期化したか分からない戦争だが日本は宗教戦争になってないだけマシ

❶応仁の乱
・義教の万人恐怖、理由が必要だと人々は理由を盾にして拒否する
・万人恐怖から解放された❶将軍側近❷管領と主流❸山名氏と細川氏、新興
→❶と❷は潰され最後は後継者争い(山名氏と細川氏)
→商人の利益の争い(大内氏 vs 細川氏)
・主格の病死をきっかけに終わる
・世界に比べると戦争も拷問も野蛮ではなかった

❷百年戦争
・なぜ宗教戦争は悲惨なのか?、宗教が理由でやめられない
・エドワード3世、父はイギリス王、母はフランス王の娘、イギリスとフランスにおける振る舞い、なんか微妙、小競り合いが100年続いた、捕虜にして身代金要求、身代金は税金で払う
・バチカン、洗脳がバレて中間手数料を取れない、魔女の考え
ジャンヌダルクという危険因子、イギリスとフランスと談合して葬る
完全な宗教戦争にはならなかった、ジャンヌダルクの死は必要だった


3. 近世 24項目

…日本は実力主義社会から階級社会へ

安土桃山時代

…織田信長というカリスマ

3-1. ヨーロッパでは宗教革命・大航海時代
…日本との貿易が盛んになる、ポルトガルの鉄砲
→織田信長、鉄砲を使いこなした、鉄砲は自分の手柄を主張しにくく使われてこなかった
→足利義昭、織田信長は自身の存在を認めさせる、新時代が到来している、従わない者は殺す
→姉川の戦い、浅井氏・朝倉氏が逃げ込んだ延暦寺を焼き払う
→足利義昭は武田信玄に織田信長を討つよう命じる、武田信玄が病に倒れ失敗
→織田信長は和解しようとする、足利義昭が抵抗したため二条城を焼き払う
→室町幕府が崩壊
→長篠の戦い、安土城、楽市令、商人の自由な取引
→財力の格差を圧倒的に拡大、鉄砲で一気に勝敗がつく、経済発達で手に入る富の量が桁違い
→仏教・神道が邪魔、キリスト教に寛容
→本能寺の変、明智光秀
→山﨑の戦い、豊臣秀吉、敵討ち


3-2. 豊臣秀吉の統一事業
…太政大臣となり調停の権威を利用

❶惣無事
…私的な武力行使の禁止、あらゆる紛争を武力で解決する時代は終わった

❷太閤検地
…石高制、土地の生産力をコメの量に換算

❸一地一作人
…1 つの土地の耕作者は 1 人の農民だけ、荘園制の否定

❹人掃令
…国民の階級が確定した
→朝鮮遠征、東アジアの統一を考える
→秀頼が生まれる、秀次切腹と一族の処刑、家臣の心は離れる


3-3. なぜ信長は安土城を造ったのか?
→すべてを超越する普遍思想を体現しようとしたから

・室町幕府の正当性が希薄になる、明に求める、戦国大名が名乗りをあげる、相続トラブル、徴税
・戦国大名は統治権が伝統に基づかない、正当性のはっきりしない政府、戦争ゲームが起こった
・統治が完成した場合❶幕府を作る❷関白太政大臣となる❸天皇の廃止、信長は可能性を体現
・安土城の本丸は天皇の住まいと同じ間取り、天皇の上に立とうとした
・信長は一神教への直感的理解があった、安土城の上二階と下層、あらゆる宗教の上に立つ力を
・カトリックに後押しされ中国をキリスト教化しようとした、秀吉は受け継いだ
・信長は普遍思想を体現しようとしたがもともと日本では機能しづらい、挫折は免れなかったのでは
・専門の軍人をつくり兵農分離をしようとした


3-4. 織田信長とエリザベス 1 世
…戦いに生きた2人

❶織田信長
・戦国時代は完全実力社会ではなく権威社会、使えるもの使うために大量の政治献金
権威がないと支配できない
・織田家の身の回りは斯波氏の権威で、斯波氏は将軍家の権威で制圧
・桶狭間の戦い、マジで大勝負、2 万人動員できる石高の中 6 万人動員、3 倍のレバレッジ
・天下布武、幕府を再興して全国統一したいね

❷エリザベス 1 世
・父はヘンリー8世、愛人のためにカトリック離脱してプロテスタントへ、英国国教会作った
・母は殺され、エリザベスも狙われる
・メアリー1世、ブラッディメアリー、カトリック、プロテスタント殺そう、
有能ではないがハプスブルク家とフェリペ 2 世という強力なバック
→メアリー1世の死後、エリザベス女王となるが周りは敵だらけ、カトリックも敵
・フランスでは宗教戦争、カトリックはプロテスタントを大量虐殺
・処女王、イギリス乗っ取り回避のために結婚しなかった
・スペイン無敵艦隊撃破も暴風雨のおかげなのでは?シェイクスピア
・後の王が無能すぎて英国生みの親と呼ばれた


3-5. なぜ秀吉は朝鮮に攻め込んだのか?
→常に勝ち続けないとという焦りと軍縮への抵抗があり、かつ報酬となる領地が足りなかったから

・秀吉は世間の裏を知っている、情報収集が得意、何かのネットワーク、準備していた、陰謀論
・中国を征服すれば皇帝になれる、皇帝は天皇よりも上
・戦争ゲームによって戦争マシンになってゆく、安定を得ても戦争が存在根拠となっていた
・朝鮮は中国仕様であるため日本と同じ原理で征服できなかった


3-6. なぜ鉄砲は市民社会を生み出さなかったか?
→鉄砲を持つ人の社会的無効性が大きかったから

・火薬は中国で発明、中国では発達せずにヨーロッパに伝わって実用化された
・世界では鉄砲で征服し鉄砲で倒れる、日本では最後まで武士が鉄砲をコントロールしていた
・武士的なエートスと相入れなかった、集合的戦いとなりリーダーが目立つ、軽蔑
・絶対君主のもとの傭兵は集団化の作用が全面にでるが自己否定的に主体化の作用もでてきた


3-7. 上杉謙信
…ライバルに持ち上げられた軍神

・立地で差がつかないのが現代…当時は米が取れるかどうか、一貫線がない行動は戦略かバカか
・神による権威づけは慎重に…大局を見るため、自身を相対化するため見えないものを信じる
・サブがつく役職のチャンスは突然くる…長尾家が上杉家を守る、山内上杉 vs 扇谷上杉
・すでにあるものを奪う方が楽…憲政との約束ではなく食料のために北条家と戦う
・策なきリーダーについてこない…自分の支配下に置きたいければ皆殺し NG、死んだ後考えない
・スターの威光で自分が大きく見える…川中島の戦いは信濃を取り戻すため、武田家のおかげ


3-8. 豊臣秀次
…偉大な親戚に振り回される

・戦わずして味方を増やせ…様々なところに養子にいく、相手の部署への出向
・部下を煽りすぎるな…本能寺の変、長宗我部と明智の平和を壊す、競わせ過ぎた代償
・にらみ合いでは先に動くな…賤ヶ岳の戦い、スキを見せる、別働隊というオトリ
・勝った時に欲を抑えよ…森長可を討つ家康、遺言、武士はやめろ、秀次は生き残る
・相手のミスは見逃さない…ミスを理由に清州会議に呼ばない、転換期に参加できるかが重要
・優秀な部下には全て任せろ…秀次は部下の話を聞く、太閤は日本の特徴
・権力者に逆らう者は覚悟しろ…秀頼が誕生は天文学的確率だが、逆らえば殺す、男性の絆ホルモン
・我が子可愛さで時制を見誤るな…秀頼のために秀次と三成を殺す、血が近いほど殺す可能性


江戸時代

…徳川家康というジェネラリスト

3-9. 五大老、秀頼の摂政のようなもの、地位が整う
→関東平野へ、豊臣秀吉は京都から遠ざけたかった
→関東平野を開墾・埋め立て・水路を整える、財力が整う
→朝鮮遠征に呼ばれない、戦力が整う
→関ヶ原の戦い、石田三成、小早川秀秋の寝返り
→江戸幕府が成立、徳川家康は征夷大将軍となる
→大老、政務を統括
奉行、裁判・行政を担当
武家諸法度、参勤交代、奉公の場を設けた、経済力は落ちてしまった
→❶領土❷主要都市・街道❸主要鉱山❹貨幣鋳造権❺貿易の独占・管理を握った
→圧倒的経済力
→軍事力が強大に
→政権基盤が強固に
→さらに経済力が強大に
→日本全体を巨大な軍事基地にした
→朱印船、海外渡航を奨励、キリスト教を弾圧


3-10. 江戸幕府の財政危機
…財政危機のツケは100年単位でくる、現在は何年目?歴史のどこと同じ感じ?
→徳川綱吉、生類憐れみの令、金銀山が枯渇して鉱山収入が減る、明暦の大火、インフレ
→徳川家宣、徳川家継、新井白石、度重なる貨幣改鋳によるデフレ
→徳川吉宗、享保の改革、地主の発生、コメ価格下落、世界初の先物取引、打ちこわし

→田沼意次、農業ではなく商業に力を入れる、経済の近代化、マニファクチュア、株仲間、金と銀の為替レートの固定、天明の飢饉
→松平定信、寛政の改革、下層民対策、カネを支給して流入民を帰村させる、職業訓練、諸藩は借金返済、下級武士はそろばんはじく
→徳川家斉、大御所政治、質の悪い貨幣を大量鋳造、緩み切った政治、化政文化を生み出す
→大塩平八郎の乱、大塩平八郎、浅間山の噴火、天保の飢饉、学者が公然と階級社会に刃向かった、水戸学が倒幕思想へ
→水野忠邦、天保の改革、流入民を強制的に帰村させる、株仲間解散、流通の混乱とインフレ
→アヘン戦争、列強のアジア進出
→天保の薪水給与令、異国船が増える、フェートン号事件、モリソン号事件

→ペリー、黒船来航、アメリカ来る、戦争はするな、アメリカは負けると思っていた、未来を予言、気取らない優雅さと威厳、手先の器用さと工業的能力
→プチャーチン、ロシア来る
→阿部正弘、日米・日露和親条約締結、片務的最恵国待遇、国際法時代の始まり
→安政の改革、軍事力強化、揺れる幕府の対応、ハリス着任
→アロー戦争、清は内乱で弱体化、インドはヒポイの反乱で弱体化
→一橋派(攘夷)vs 南紀派(開国)
→井伊直弼、日米修好通商条約、近代国家のルールを知らずに締結、五品江戸廻送令

→天保の改革、開国後は問題山積み
→大塩平八郎、幕府をさらに揺らす、また揺らす、元幕臣
→ありえん為替レート、外国との貿易で小判が大量流出、大地震ところり(コレラ)
→一橋派(攘夷)vs 南紀派(開国)再び、14代後継ぎどうする?
→安政の大獄、一橋派弾圧
→公武合体(和宮降嫁)、攘夷承諾
→桜田門外の変、井伊直弼死亡、遣米使節(勝海舟、福沢諭吉)
→貿易によりモノ不足、インフレ
→攘夷運動・尊王運動が起こる

・攘夷運動
…ナショナリズム、日本人の社会を守らねば

・尊王運動
…天皇が一番、江戸幕府は天皇からの責任を果たしていない

→安藤信正、江戸幕府の権威を取り戻そう、和宮降嫁、坂下門外の変
→島津久光、文久の改革、薩摩藩が江戸幕府の政治に介入
→攘夷運動激化、高杉晋作ら、奇兵隊
→寺田屋事件、倒幕止める
→薩摩、生麦事件(イギリス人襲う)、薩英戦争、攘夷のためには強くなるしかない、開国と近代化、公武合体派
→長州、アメリカ・フランス・オランダの船を砲撃、薩摩は危機感
→薩英戦争
→八月十八日の政変、長州の人と攘夷派を朝廷から追放
→池田屋事件、長州は公武合体派を討とうとするが新撰組に鎮圧される、朝廷に訴えるが無視、新撰組は浪士による集団
→禁門の変、長州は朝敵、浪士は京都を目指す、馬関戦争、ヨーロッパの報復、攘夷のためには強くなるしかない
→長州征討、薩摩と長州で削りあってほしい、幕府怒る、やらなきゃよかったのに
→薩長同盟、坂本龍馬、西郷隆盛、木戸孝允、薩摩にはコメ、長州には武器
→徳川慶喜、15代将軍、慶応の改革、パリ万博
→イギリスが薩長のバックにつく、ゆくゆくは日本での貿易を占拠したい、倒幕
→フランスが幕府のバックにつく、遅れを取り戻したい
→江戸幕府は権力を手放していく、戦争を避け続けた結果


3-11. なぜ江戸は世界一の都市になれたのか?
…❶領土❷主要都市・街道❸主要鉱山❹貨幣鋳造権❺貿易の独占・管理を握っていたから
→圧倒的経済力→軍事力が強大に →政権基盤が強固に→経済力が強大に
→❸❺が弱まり❶は元々弱いため今の日本経済には停滞感を感じる
→❷はインバウンドの経済効果を高める必要、参勤交代、清潔さ・治安の良さ


3-12. なぜ江戸時代の人々は儒学と国学と蘭学を学んだのか?
→なくなった存在価値を見出そうとしたから

・幕藩制のベースは戦闘なき戦闘集団という矛盾
・戦争禁止、世界では圧倒的軍事力が一つ、日本では大名たちが空気を読んだ、家臣契約、戦国の伏流
・幕藩制は現状をフリーズさせた、武士や農民は競争しない、出世しようとしない、商人が競争
・葉隠、武士道はほとんどないから語られた
・イエ制度の中の自由は学問、存在価値のなくなった武士になんとか存在価値を与えよう
・儒学や国学が蘭学を可能にする条件を整えていた、ガラパゴス化の間に近代的思想が準備された


3-13. なぜ江戸幕府は鎖国してても繁栄できたのか?
…アメリカヨーロッパの揉め事に巻き込まれず大名に力をつけさせなかったから
→開くとこは開き、閉じるとこは閉じるという政策、日本独自の文化が花開く、長崎(玄関)・対馬(朝鮮)・薩摩(琉球)・松前(蝦夷)


3-14. なぜ大阪は天下の台所と呼ばれ繁栄したのか?
…海上交通によってモノが多く集まりカネ(銀)が大きく動いたから
→集まったモノを大阪の商人が大阪・京都で高く売り捌く、阪は土に返るという表現を避けるため
→各地に経済圏ができる、コメ・絹・材木くらいしか集まらなくなる


3-15. なぜ愛知は繁栄したのか?
…東京・大阪に左右されない自由な精神風土があったから
→紀伊藩・水戸藩に比べて尾張藩は石高・家柄が高くプライドが高い
→徳川吉宗、享保の改革時にもむしろ贅沢をした、金のシャチホコ


3-16. なぜ武士たちは尊皇思想に取り込まれていくのか?
→外国と戦わなければならない状況で幕府は弱さを露呈して求心力がはたらかなかったから

・水戸光圀は幕藩体制の正当性の根拠を求めて神皇正統記をモノサシにする、水戸学、尊皇思想の原点
・朝廷を前提に置いた儒学をつぎはぎして構築、国学が効いてきて天皇に政権を返還すべきとした
・ローマ教皇と国王…教会は救い国王は地上の統治と役割が違う、両方あって良い
・天皇と将軍…両方とも世俗のもの、将軍はいなくていいのに権限の委任が生じている
・イエは無能な当主という空虚な中心に帰依してアイデンティティを維持、天皇に転用
・すべての武士や尊皇家が天皇を主君として再設定するのは可能である、中抜きにできる


3-17. なぜ攘夷のはずが開国になるのか
→攘夷の概念と開国の概念は対立軸ではないから

・攘夷とは戦争を覚悟すること、開国は主権を全うすること、対立軸ではない
・尊皇攘夷派が勝利したが将軍の世継ぎ問題から幕府に反対するものはそれに反対した、勝って開国
・日米和親条約…日本を植民地にするなとアメリカが意思表示をしてくれた、独立を保証してくれた
・南北戦争の中古品を中国と日本が買う、農民でも武士に勝てる
・フランスが幕府に銃を売りイギリスが薩長に銃を売る、同胞意識によって多くの血は流れない
・戊辰戦争は南北戦争と違って多くの藩は中立を守り戦闘が大きくならなかった、空気を読む
・日本では職業の流動制が高く文字を学ぶことに意味があった、識字率が高い、すんなり近代化


3-18. なぜ薩摩藩は江戸幕府を倒せたのか?
…琉球を通じて中国と貿易を行い高い経済力を持ったから
→琉球を通じて中国と密貿易、財政難を立て直す、中国製品が手に入る


3-19. 松平忠輝
…大御所に疎まれ続ける

・逆人事には裏がある…家康の 6 番目の子、松千代死亡、辰千代が継ぐ
・後継者問題は血が近い相手に注意…双子の弟は日陰、血縁は適度な距離が大事
・現代のリーダーの正解は 1 つでない…その人らしい組織、家康は忠輝だけ疎む、長沢松平家と陰謀
・巨大組織に一人で挑むのは危険…怪しいやつと繋がるから、不都合な事実、そぐわないなら消される
・取引先を見極めろ…伊達政宗も陰謀めいたやつ、ネチネチ、リスク取らない
・自分の付き合う人の評価も大事…部下や上司を見る目がなければ消される


3-20. 福島政則
…権力者に愛されるも晩節を汚す

・地味な仕事をほど見ている人はいる…戦よりも事務を評価、マメな指示
・引き継ぎリストで期待度がわかる…血縁を超える大抜擢、上司にとってどんな部下か
・誰の下につくか見極めろ…家康につく、秀吉への裏切りとも取れるが
・注目を浴びた後に注意…家康の顔を立てずに実施に継がせる、欲出して怪しまれる、はめられる
・昔も今も日本は個人より組織…優秀な人に優秀な人がついていく、火葬は切腹だからか
・内の者を大事にせよ…ブラックリストにのったら行動を改める、減点のインパクトはでかい


3-21. 松平容保
…常識人にして人格者がゆえに歴史に散る

・多様性の先駆け…薩長の人材は多様、一元的な価値観では進まない
・まあいっかが災厄となる…地方の力を放っておいたら西南戦争、危険因子とリスクヘッジ
・スローガンを掲げろ…ペリーという外圧で変化、思想でまとまる、識字率 No1
・安易に下手にでるな…朝廷のお伺いを立てたことで主導権が、意見を重んじないなら聞かなくていい
・変革期は真面目に仕事しても評価されない…会津藩は真面目だが巻き込まれて潰される


3-22. 西郷隆盛
…武士という文化を終わらせともに散る

・上司と部下の間に入れ…嫌われても志を貫く、寺田屋事件で大久保と険悪に、上司か仲間か
・初手で圧倒的差を見せろ…大政奉還で戦う理由をなくす、煽って戦争、戦争したかった
・完全な隠蔽は難しい…無血開城の陰で薩摩藩の部下は首切りや切腹、情報操作こそが大事
・変革期には反対する人が大勢…侍という時代遅れを引き連れてあの世に行く、古いものを切り捨てる


3-23. 江戸幕府と三十年戦争
…三十年戦争でプロテスタント側についた日本、日本は陸軍強国だった

❶江戸幕府
・関ヶ原の戦い、1600 年、シェイクスピア、東インド会社
・日本はカトリックを排除、排他的でちょっかいだすから迷惑、
プロテスタントは日本人は天国に行けないと相手にしない、迷惑でない
・日本は結果的にプロテスタント側についた
・日本は中立国、戦う双方の敵だが強い(陸軍最強)だから許された

❷三十年戦争
・大航海時代、アフリカやアジアへ
・ルネサンス、ギリシャやローマを取り戻そうとする、宗教に扱われていない頃に戻そう
・宗教改革、聖書通りなら教皇(バチカン)が色々しなくていいでしょ
・イエズス会で対抗、内輪揉め、アウクスブルクの和議(存在を認める)
・納得できなくて三十年戦争、宗教でなく私利私欲のため
・ウェストファリア条約、❶国家の宗教からの独立❷神聖ローマ帝国からの独立❸国家の対等
・殺さなければいけない時代から殺さなくてもいい時代へ


3-24. 江戸幕府と七年戦争
…日本は平和ボケ、七年戦争によって鎖国できなくなる

❶江戸幕府
・天下太平、最強だったが落ちぶれていた、ノンキになり過ぎた
・クリミア、イギリスは世界を見ていた、ロシアはヨーロッパしか見ていなかった
・日本はどっちにつこうか迷ってアメリカにつく、イギリスとロシアは居座る
・そんな日本を見て、倒幕維新(日本何してる)、尊王攘夷(外国なんやねん)

❷七年戦争
・オスマントルコの陥落とウィーン体制崩壊、ロシアの台頭
・第二次英仏百年戦争、スペイン継承戦争、オーストリア継承戦争
・アメリカ独立戦争、ナポレオン戦争
・イギリスの勝ちパターンは海軍が勝利して植民地にしてから返還して外交で勝
・スペイン領のマニラ陥落、そのまま日本へ


4. 近代 12項目

…日本は階級社会から資本主義社会へ、日本は世界の事情に巻き込まれるようになる

明治時代

…武士政権から天皇政権へ、敗者に理性があった、武士が自ら手放す

4-1. 大政奉還、船中八策、坂本竜馬ら、密勅
→戊辰戦争、幕府の最後の抵抗、
鳥羽伏見の戦い→江戸無血開城→上野戦争(彰義隊)→会津戦争(白虎隊)→五稜郭の戦い(終戦)
→小御所会議・辞官納地、五箇条の御誓文(政府の方針)、五榜の掲示(民衆の方針)
→版籍奉還、首都東京、一世一元の制
→廃藩置県、警察、軍強化、血税
→四民平等、秩禄処分、廃刀令
→日清修好条規、ロシアとの領土交換、近隣との関係も強化、琉球処分、小笠原諸島
→地租改正
→殖産興業、官営工場、交通網発達、渋沢栄一
→西洋思想の導入、ルソーの翻訳、明文社、廃仏毀釈
→新聞創刊相次ぐ、鉛製活字
→学制頒布、大学ができる
→征韓論争、江華島事件
→自由民権運動、板垣退助、立志社、愛国社
→士族の反乱
→西南戦争、紀伊坂の変、大久保暗殺


4-2. ロシアがシベリア鉄道を建設
…イギリスは日本に独立してほしい
→日英通商航海条約、陸奥宗光
→国境の安全確保のためには利益線が必要、権利を主張できるライン、朝鮮半島しかない
→江華島事件、甲申事変、金玉均、清軍と戦ってしまう
→天津条約、行文知照、次は決着つけよう、清との戦争は時間の問題
→日清戦争、甲午農民戦争
→下関条約、朝鮮の独立、台湾などの割譲、賠償金
→三国干渉、ロシアも狙ってた
→臥薪嘗胆、朝鮮半島を利益線とするにはロシアを倒さないと
→日英同盟、日本が日露戦争に集中できるように、フランスの参戦を抑止
→日露戦争、東郷平八郎、世界最強と言われたバルチック艦隊を破る、アメリカが日本国債を買う
→ポーツマス条約、賠償金諦める、日比谷焼打事件、日露協約
→南満州鉄道株式会社、関東都督府、アメリカと共同経営を拒否、アメリカとの緊張感を増す
→韓国併合、日本は韓国を植民地に、利益線・主権線の拡大を図れば最終的に世界征服しかない
→貨幣法、産業革命、資本主義へ、加工貿易構造、インド・アジアから原料、朝鮮・清へ加工品
→社会民主党、治安警察法、社会主義思想が注目される、足尾鉱毒事件、公害問題


4-3. なぜ福沢諭吉は学問のすゝめを書いたのか?
…封建的な階級社会を打破したかったから
→明治時代まで階級社会だった、藩閥・軍閥・学閥、生まれに関係なく頑張ればチャンスがある
→戦後は学閥が重視された、学歴ではなく学校歴、親の経済力がないとチャンスがない
→どう生きればいいか?
❶自分に適した仕事で頑張る❷学歴は防具、教養は武器、語学は翼だと知る

・財閥はいつ生まれたか?
…明治時代
→官営事業を政治家とつながる商人に売った、富国強兵・殖産興業、人材育成が目的
→第二次世界大戦後に解体され企業集団になる


4-4. なぜ朝鮮半島・中国は日本に対して強気なのか?
…日本は自分達の子分だと思っているから
→そんな日本に敗戦・支配されたことに腹が立つ、隣国とは仲良くしなくていい


4-5. なぜ日本と朝鮮半島は仲が悪いのか?
…朝鮮出兵・韓国併合でひどい仕打ちを受けたから
→恨の文化、過去に執着する面がある


4-6. なぜ日本は日清戦争に勝利できたのか?
…清が戦争に3連敗していて弱っていたから


4-7. なぜ日本は日露戦争に勝利できたのか
…日本がカネを調達できたから


大正時代

…調子に乗って世界規模の戦争に参加する

4-8. 第一次世界大戦
…日露戦争後の日本の仮想敵国、陸軍はロシア、海軍はアメリカ、予算獲得のため
→日本は勝ち馬に乗りたかったから、日英同盟を根拠に、大戦景気
→21箇条の要求、アメリカはイエローカードを出す、石井・ランシング協定
→西原借款、日本の魂胆はバレバレ
→シベリア出兵、ヨーロッパ・アメリカから信用失う
→ワシントン会議、呼び出しをくらう、ワシントン海軍軍縮条約、国際連盟、日英同盟終了
→軍縮平和、人間は戦争しすぎ、
民族自決、民族は政治を自ら決定し他民族は干渉すべきでない
→日本は新たな価値観を受け入れない、深刻に経験しなかったため世界の変化に気づかない
→天皇機関説、統治権の主体を国家に帰属させ天皇を国家の最高機関とする
民本主義、主権の所在を問わない、吉野作造
→戦後恐慌、震災恐慌、関東大震災


4-9. なぜ日本は第一次世界大戦に参戦したのか?
…勝ち馬に乗りたかったから
→21 箇条の要求、アメリカはイエローカードを出す、石井・ランシング協定
→西原借款、日本の魂胆はバレバレ
→シベリア出兵、ヨーロッパ・アメリカから信用失う
→ワシントン会議、呼び出しをくらう、ワシントン海軍軍縮条約



昭和時代

…調子に乗りすぎて世界規模の戦争に負ける

4-10. 世界恐慌、昭和恐慌
…社会主義運動、三・一五事件、四・十六事件、治安維持法、国民の怒りは政治家へ
→高橋是清、預金者を安心させる
→中国進出、山東出兵
→ソ連・中華民国の台頭、満州の利益はなんとか守りたい
→張作霖爆殺事件、その結果として蒋介石は中華民国をほぼ統一
→満州事変、満州国建国、武力で満州を中華民国から切り離そうとする
→リットン調査団、いけないですよ
→国際連盟から脱退、松岡洋右
→財閥は巨額の為替利益、国民の怒りは政治家・財閥・資本主義へ
→三月事件・十月事件、血盟団事件
→五・一五事件(犬養毅襲撃)、二・二六事件、昭和維新、天皇復権
→華北分離工作、中華民国も利益線にしよう
→日中戦争、盧溝橋事件、南京事件、手っ取り早く地下資源を手に入れるつもりだったが手こずる、重慶が首都となるも無差別攻撃、蒋介石、長期化に伴い独裁体制に変わる、大政翼賛会


4-11. 第二次世界大戦
…日本では南進論(東南アジアへ)、三国同盟(伊、独)、日中戦争が終わらないままあちこちに手を出す
→アメリカの経済制裁と交渉、やはりアジアの資源を手に入れなければ、日ソ中立条約
→ハル・ノート、満州事変以前に戻せ
→東條英機、開戦止むを得ず
→真珠湾攻撃、山本五十六の信念、反対が多い、トラトラトラ(開戦の合図)、ルーズベルトは堂々と
→マレー作戦、香港島攻略、シンガポールを目指す、イギリス艦隊撃沈、山下奉文、マレーの虎
→フィリピン攻略戦、マッカーサーをマニラから追い出す、バターンでの死の行進、ゲリラとの消耗戦
→インドネシア攻略戦、仮説を利用して資源獲得、
建前(アジアの共存)、本音(アジアの支配)
→インド洋海戦、作戦の遅れが日本を救う、インド独立の働きかけ、F機関、チャンドラ・ボース
→ビルマ攻略、援蒋ルート遮断、エナンジョン油田、ラングーンの無血占領、ビルマの独立願望を利用
→次期作戦会議、海軍と陸軍の対立
→F・S作戦(ミッドウェー海戦敗北により中止)
→MO作戦、南方占領地域の防衛、アメリカの反撃→勝利によっっておごりが生じる
→本土初空襲、浮かれる日本の虚をつく、アメリカは首都攻撃の事実で鼓舞
→ミッドウェー海戦、アメリカ軍の罠にはまり現場との意思疎通もうまくいかずに失敗を招く
→ガダルカナル島攻防戦、アメリカは日本が建設したばかりの飛行場を無傷で奪う
→ニューギニア戦線、カエル飛び作戦にやられる、ダンピールの悲劇
→山本長官機遭難、い号作戦失敗、山本五十六散る
→玉砕の戦場、
アッツ島玉砕→タラワ・マキン→マーシャル諸島→モスカ撤収作戦→海軍乙作戦→マリアナ沖海戦→サイパン玉砕→グアム玉砕→インパール作戦(無能かつ無責任)
→ビルマ・中国戦線
→台湾沖航空戦、未だに大戦果を信じきっていた
→レイテ決戦、アメリカの敗残兵だと思っていた、神風特攻隊玉砕
→ルソン島決戦、持久戦を強いられる、一般市民を多く巻き込む
→硫黄島の戦い、一人十殺、本土決戦
→東京大空襲、死者10万人、負傷者40万人
→沖縄決戦、カイロ宣言(ドイツ降伏)、ヤルタ会談、多大な犠牲、大和特攻
→原子爆弾投下、追い詰められる国民、学徒出陣、8/6(広島)、8/9(長崎)、朝鮮半島はソ連と分断、日本もそうなる可能性があったため早めに決着をつけたい
→ポツダム宣言、黙殺により原爆被害を招いた、終戦、日本はアメリカと中国に負けた、意識が薄い


4-12. なぜ日本は第二次世界大戦に参加したのか?
…昭和恐慌の不景気から抜け出したかったから
→ヨーロッパの国と同じように植民地を作らなければ
→満州事変
→日中戦争、手っ取り早く地下資源を手に入れるつもりだったが手こずる
→太平洋戦争、日中戦争が終わらないままあちこちに手を出す


5. 現代 39項目

…日本は敗戦国として資本主義社会を生きる

占領政策開始

5-1. 日本は日米安保体制の下でアメリカへの支援という形で戦争に関わることで平和的に経済発展してきた
…敗戦を自然災害と変換して認めない、信念
→アメリカと意見対立は怖くてできない、信念を貫けない
→国内・アジアには敗戦を認めない、信念を満足させる
→敗戦が永遠に続く


5-2. GHQ による戦後改革、マッカーサー、本部は皇居の向かい側の第一生命ビル
…日本の非軍事化・民主化
→人間宣言、財閥解体、農地改革、教育勅語、日本国憲法
→東久邇信彦、アメリカ兵向けの風俗、宿舎・衣服・食料すべて支給
→国体護持、天皇制を守れ、アメリカはテロを予想してたがない、
個人がない、やれと言われたらやる、やるなと言われたらやらない
→革命運動を防止したい、朝鮮人・台湾人、闇市、日本人含め、ヤクザを使って闇市を潰す
→三木清の獄死、アメリカ人ジャーナリストが人権に対して怒りを発する
→人権指令、天皇制批判の自由、政治犯釈放、思想警察全廃、東久邇信彦は政権を投げ出す

→幣原喜十郎、戦争犯罪の疑いがない
→五大改革指令、国内市場を広げて戦争に頼らずとも発展できるように
❶婦人の解放、婦人参政権、選挙権
❷圧政的諸制度の撤廃、治安維持法の廃止
❸教育の自由主義化、教育基本法、地理歴史と公民の分断、日本に伝統を学べればそれでいい
→黒塗り教科書、古事記・日本書紀の神話を歴史と混同させ天皇の正当性を唱える
→教育委員会法、民主化と地方分権化、選挙から任命性
❹経済の民主化、財閥解体、農地改革
…軍国主義の推進力を排除、産業支配力を排除、農村の共産主義化防止
→横のつながりは残る、株式の持ち合い、役員の兼任、系列内取引、農民の保守化、自由民主党
❺労働組合の奨励、労働三法


5-3. 国家神道の廃止
…宗教ではないとして色々な宗教のいいとこ取りをした、明治時代から天皇の権威を利用するため
→天皇の人間宣言、五箇条の誓文、昭和天皇の民主主義とはこんなもの


5-4. 極東国際軍事裁判
…昭和天皇は訴追されない、天皇を利用した裁判、戦犯を裁く、東條英機は自殺未遂
→勝った盗人が負けた盗人を裁く、捕虜の世話をしていた朝鮮人が裁かれる、叫び


5-5. 日本国憲法の制定
…マッカーサー草案、自由民権運動・大正デモクラシーがファシズムに潰された経験を元に
第9条、前項の目的を達するため、自衛権が認められると拡大解釈できる
→立憲主義、憲法によって国家権力の肥大化を抑えて個人の人権を守る
→憲法の尊重を義務付けられているのは天皇・国会議員・公務員、天皇は象徴
→国民投票法ができれば原発も消費税も国民で選択できる


5-6. 政党の再建
❶日本自由党、三井財閥、鳩山一郎、滝川教授を京大から追放、姦通罪・尊属殺人罪を批判した
❷日本進歩党、三菱財閥、町田忠治、資本家・地主の利害を代表
❸日本協同党、山本実彦、中間的保守政党、3 つは自由民主党へ
❹日本社会党、片山哲、労働者・農民の利害を代表
❺日本共産党、徳田球一
→新選挙法
→吉田茂、激しいインフレから始まる、カネを大量に刷る、兵士が帰ってきてモノ不足、闇市
兵士は全員が帰ってきたわけではない、シベリアで強制労働、太宰治、黒澤明
→傾斜生産方式、モノを作って物価を下げよう
→雇用にはカネがいる、設備にはカネがいる、一時的インフレ、我慢しよう
→アメリカ主導のデフレ政策、大量解雇しろ
→労働組合による共産主義運動、食料メーデー、松島松太郎、不敬罪で逮捕
→ゼネラルストライキ、仕事を停止して訴える、GHQが潰す
→片山哲、GHQの指示で内務省を解体、物価65倍、賃金28倍、実質賃金引き下げ
→芦田均、昭和電工疑獄事件、融資に関する汚職


占領政策の転換

5-7. 冷戦の勃発
…アメリカ vs ソ連、資本主義 vs 共産主義
→トルーマンドクトリン、アメリカ、経済的にはマーシャルプラン、軍事的には北大西洋条約機構
→ソ連、経済的にはコミンフォルム、軍事的にはワルシャワ条約機構
→中華人民共和国建国、大韓民国建国
→日本を反共産主義の防波堤にしよう
→吉田茂、経済安定9原則
❶予算均衡❷徴税強化❸資金貸出制限❹賃金安定❺物価統制❻貿易改善
❼物資割当改善❽増産❾食糧集荷改善
→ドッジライン、超均衡予算、歳入歳出を均衡させ赤字をなくせ、強制的に
固定相場制、1 ドル360 円、輸出産業にも輸入産業にも有利にしない
公務員の大量解雇、中小企業の倒産
→シャウプ税制勧告、所得税中心主義、サラリーマンの重税、企業を守る
→下山事件、三鷹事件、松川事件、労働運動
→日本労働組合総評議会、大組織となった瞬間に共産化
→GHQ の内部対立、GS(リベラル知識人)、G2(スパイ)
→占領政策の転換が進む


5-8. 済州島四・三事件
…朝鮮半島を分断する選挙に反発、アメリカ軍が鎮圧
→朝鮮戦争、マッカーサーは原爆投下を主張し解任される
→朝鮮休戦協定、終わっていない
→日本はボロ儲け
→逆コース、戦前へ、東條英機を処刑、岸信介・児玉誉士夫らは釈放
→表と裏の社会、政治家とヤクザ、右翼、伝統・階層を保守する
→レッドパージ、戦後の憲法で生まれた国会議員をクビ、共産主義者は解雇
→日本を自立させたいがアメリカ軍は日本から撤退しなければならない
→サンフランシスコ条約、日本が独立、朝鮮が独立、千島列島・南樺太・台湾を放棄
→IMF加盟、金・ドル本位制、固定為替、GATT 加盟、貿易自由化
→日米安全保障条約、アメリカ軍を駐留させる、沖縄は日本に返したくない
→昭和天皇は沖縄をアメリカに売る、沖縄は日本に主権を残したまま長期のリース
→ジラード事件、薬莢を売ろうと拾いにきた日本人をアメリカ兵が殺害、米兵の犯罪が山ほど


占領政策終了後

5-9. アメリカでのカウンターカルチャー
…ハードロック、ジェンダーフリー、ウーマンリブ、ドラッグ
白人にとって自由はあってもそれ以外に自由はない
→日本でのカウンタカルチャー、任侠映画、ポルノ、リーマン喜劇、漫画、アニメ


5-10. 破壊活動防止法
…ポツダム政令が失効、メーデー事件、公安調査庁、新警察法、警視庁は東京都警
→池田・ロバートソン会談、MSA 協定、アメリカの援助が欲しければ軍事拡張しろ、自衛隊、防衛庁
→これ以上の軍事拡張厳しい、法律的制約(第9 条)・政治社会的制約(平和教育)
→未来に憲法改正する時のためにアメリカへの愛国心・自衛の精神を持った子供を教育します
→教育二法、政治教育だめだよ、政治的教養と政治教育、怖くて教えない
→政治的教養がなくなり民主社会を支える力は育たない、保守化
正しい愛国心を持つことが国家に対する忠誠、民主主義教育とは違ってきている
→米軍基地反対、原水爆禁止、ゴジラ、東京空襲のルートの再現、科学者の倫理と社会的責任
→鳩山一郎、自由民主党、憲法改正・再軍備したい、森喜朗・小泉純一郎の清和会につながる
→55年体制が成立、保守合同、日本社会党、それをさせたくない

→日ソ共同宣言、北方領土をロシアから返すと言って返さない
→国際連合に加盟、国際社会へ復帰
→神武景気、朝鮮復興資材の輸出、高度経済成長の始まり、もはや戦後ではない
→不景気、金融緩和、低金利
→岩戸景気、設備投資ブーム
→石橋湛山、無念の病死
→岸信介、 CIA から資金提供、ほぼエージェント、自衛隊の近代化、教員の勤務評定、勤評闘争
→警察官職務執行改正案、逮捕は現行犯・逮捕令状
→日米新安保条約、強行採決、アメリカ軍、日本防衛義務、内乱に介入できない、集団的自衛権、アメリカが戦う時は日本が助っ人になる
→安保闘争、アメリカへの愛国心はいらない、国会突入、児玉誉士夫を通してヤクザで鎮圧、黒幕
→池田勇人、国民所得倍増計画、日中の貿易、農業基本法、農業を機械化し低賃金労働力にする
→アメリカ・ソ連の協調、ベルリンの壁
中国で文化大革命、毛沢東、資本主義者を殺す
プラハの春、チェコスロバキアの自由化
→佐藤栄作、非核三原則、ノーベル平和賞、日韓基本条約、北朝鮮との国交なし、韓国に賠償はしないが援助はする、韓国進出できる、罪は認めない、反日


5-11. インドシナ戦争
…フランスが再植民地化しようとする
→インドシナ協定、アメリカはベトナムが共産主義になりそうなので調印しない
→ベトナム戦争、ソンミ村虐殺
→ベトナム反戦運動、70年安保闘争、東大闘争、日大闘争
→日米共同声明、沖縄返還、日米新安保条約を自動延長すれば
→イザナギ景気、ベトナム戦争資材の輸出
→アメリカは中国に接近、敵の敵は味方、ニクソン大統領、毛沢東
→ベトナム和平協定、ニクソンショック、スミソニアン協定、変動為替へ
→田中角栄、日中共同声明、中東戦争、石油危機、土下座外交、アラブの友好国
→狂乱物価、スタグフレーション、高度経済成長の終わり
→三木武夫、ロッキード事件
→福田赳夫、日中平和友好条約、中国残留孤児が日本へ、満州開拓
→大平正芳、元号法、イラン革命、石油危機
→鈴木善幸、日米同盟、何も知らずにサイン
→中曽根康弘、NTT、JR、JT、プラザ合意、円高、冷戦
バブル経済の始まり、カネ余りで株式・土地を買う、日本人は愚かだった
→竹下登、リクルート事件、平成、消費税導入
→宇野宗祐、天安門事件、民主化を求める人民を人民解放軍が虐殺
→海部俊樹、マルタ会談、冷戦終結、湾岸戦争、多国籍軍がイラクへ
→宮沢喜一、ソ連解体、PKO協力法、自衛隊派遣、慰安婦問題、性奴隷・人身売買、韓国・台湾・中国・インドネシア・東ティモール・フィリピン
→他の国でもやっていると主張しても自分の犯罪は無くならない、品性・知性の低さを示すだけ
→細川護熙、55年体制が崩壊

→村山富市、阪神・淡路大震災、オウム真理教の地下鉄サリン事件
→橋本龍太郎、日米安保共同宣言、クリントン大統領、朝鮮が不安定要因
→小渕恵三、新ガイドライン、周辺での有事を想定した日米防衛協力、自衛隊参戦可能
国民の総動員を図れる、国旗・国歌法、証券不祥事、バブル経済の終わり
→小泉純一郎、9.11、テロ対策特別措置法、ブッシュ大統領、イラク戦争、相対的貧困率6人に1人
→安倍晋三、国民投票法、防衛省へ格上げ
→鳩山由紀夫、政権交代、普天間基地問題
→菅直人、東日本大震災
→野田佳彦、原子力基本法改正、軍事利用に道を開く、社会保障・税一体改革関連法、消費税8%、尖閣諸島国有化、反日デモ、日系企業に矛先が向く、自民党でも慎重になる政策に手をつけ失敗
→安倍晋三、アベノミクス、特定秘密保護法、都合の悪いことは隠し知ろうとすれば弾圧できる、集団的自衛権行使容認、新ガイドライン、周辺から地球規模へ、戦争法案


5-12. なぜ GHQ は天皇制を維持したのか?
…日本がまとまらず何をするかわからなかったから
→政治家は誰 1 人天皇に成り代わろうとしない、国民は天皇のために命を投げ出す


5-13. なぜアメリカは日本を植民地化しなかったのか?
…冷戦を有利に進めたかったから
→世界のグループ
❶資本主義国、アメリカ・イギリス・フランス・オランダ、植民地を持ちブロック経済を作れる
❷枢軸国、ドイツ・イタリア・日本、植民地を持たずブロック経済を作れない
❸共産主義国、ソ連・中国、計画経済を運営しそれらを眺めている
→日本を非軍事化・民主化させてアメリカに逆らわないようにするのが最優先だった
→中華人民共和国の成立、結構やばいぞ、日本を独立させて経済力・軍事力を持たせて防波堤に
→日本は敗戦後アメリカのカネで経済復興・成長した、クソでかい貸しがある
→米軍基地は出ていけという日本人を見てアメリカ人はどう思うのか?

・なぜ自民党は強いのか?
…政権交代は自民党が内部分裂しない限り起こらないから
→悪くない経済状態が続く、全てが持ちつ持たれつ、国民の関心がないのか?
→価値観が変わればわからない、主要産業がユーチューバーと仮想通貨運用など


5-14. なぜ首相は憲法改正にこだわるのか?
…自民党の悲願だから、親戚の意志を継いでいるから
→ほぼアメリカが決めた憲法、第二次世界大戦敗戦後
→反対勢力
❶第 9 条改正に嫌悪感、平和主義、また戦争に巻き込まれるのではないか?
❷アメリカの都合に合わせた改正に嫌悪感、結局
→本当に有効なのは国民投票


5-15. 日本で富の再分配は期待できるか?
…期待できない
→トリクルダウン(富裕層・大企業を豊かにすると国民全体にいく)は歴史上一度も起きたことはない


5-16. なぜ日本では格差社会が起きるか?
…資本主義だから
→極論、自由であれば平等はない・平等であれば自由はない


5-17. なぜ日本はずっと不景気の中にいるのか?
…潰れるべき企業をかばって潰さなかったから
→景気はサイクル、淘汰されることで優良企業が成長し次の好景気を起こす
→災害と物価上昇、決済できない人が急増、金融機関は窮地
→カネを刷る、物価上昇
→外国の不景気に巻き込まれる


5-18. 日本の好景気には何が必要か?
…日本が関係ない戦争
→とにかくモノが売れる


5-19. 日本の少子化はどこまで進んでいるか?
…戦後は 20 歳未満の人口が 50%、今は20%未満
→戦後は人口が多い方が生産力が上がるという本質に基づいた政策
→少子化の要因
❶個人主義が浸透し価値観が多様化、晩婚化・非婚化・国際結婚
❷アメリカから恋愛結婚という価値観がもたらされた、離婚率が増える
❸子育てにカネがかかる、豊かになるほど社会が複雑になる、トレーニングが必要になる


5-20. 日本の高齢化は何が問題なのか?
…社会保障費高騰・労働力不足が起こり国家の再生産ができなくなる
→人口が増える・経済的に豊かになるという右肩上がりの固定概念を捨てろ
→なぜ狭くて自然災害が多いのにこんなに人口が多いのか?
→適正値は?7000 万人前後、大正時代、自然と高齢化が始まったため


5-21. 開かれた皇室は本当に開かれているか?
…開かれた方
→民間人と結婚できなかった、海外留学できなかった、キリスト教の大学に行けなかった


5-22. なぜ日本はアメリカに従属したままなのか?
…日本の根底には和の精神があるから
→水に流す、ムラ社会、共同体の中で仲良くすることが美徳とされる


5-23. 日本に戦争の危機は訪れるか?
…いつでも核攻撃される可能性がある
→ロシア・中国・北朝鮮、そもそも攻撃されないようにするという議論は能天気過ぎ


5-24. なぜ今のところ第三次世界大戦は起こっていないのか?
…WTO 体制・核兵器の存在が抑止力として機能しているから
→経済的・軍事的な抑止力、戦争の原因となるブロック経済を作らせない
→抑止力が機能しなくなる時
❶国際社会がブロック経済を作らなければならない、FTA・EPA・TPP
❷核兵器を勝手に生産しいうことを聞かない、北朝鮮・イラン


5-25. 日本が核兵器に対して取るべきポジションとは?
…被爆国として核兵器の全廃を主張する
→今の国際社会はやったもの勝ち、インド・イスラエル・パキスタン・イラン
→アメリカの顔色をうかがわずに核戦争の緊張感をアメリカに示した方がいい


5-26. 日本で最も外交的な成果をあげた首相は誰か?
…安倍晋三
→長く首相を務めるほど存在感を発揮する、信用される
→どの大統領ともサシで話ができる・教育基本法を改正・防衛省への格上げ・国民投票法
→パートナーを始め誰に足を引っ張られても政権を守り続けている、強烈なリーダーシップ


5-27. なぜ日本では移民政策が進まないのか?
…世界の状況を知らないから、世界の中の日本という見方で教養を身につけないから
→自分達にとって必要であれば外国人を受け入れたという歴史
→今は必要ないのか?驕りではないのか?


5-28. なぜ日本では女性活躍が進まないのか?
…戦前の法律では女性は無能者とされていたから、近代の女性教育が良妻賢母主義だったから


5-29. なぜ日本では不倫に厳しいのか?
…辛い生活・経済への不満をぶつける矛先になっているから
→元々日本人は性にすごい奔放、近親相姦を防ぐため、歌垣・夜這い


5-30. なぜ日本では夫婦別姓が受け入れにくいのか?
…過去の日本を美化する人間が反対するから
→右翼、保守的、現在の問題解決は過去にある、復古主義、過去の成功体験にすがる
左翼、革新的、現在の問題解決は未来にある
→過去の美化に加えて混乱する・連帯感が薄れるという一般論をのせて反対する


5-31. なぜ日本では家族と一緒に暮らすが一般的なのか?
…戦後にアメリカから一夫一妻の恋愛結婚が持ち込まれたから
→別居婚がいいとされれば結婚率は上がるのか?


5-32. なぜ日本人は自己主張しないのか?
…高温多湿な気候が人々を受容的で忍耐強くさせたから、忖度の精神があるから
→自然災害、山が多く人々が力を合わせて農業を行う必要があった、和を重んじる
→内と外を分ける精神性、閉鎖的、ウチら


5-33. なぜ日本人には忖度の精神があるのか?
…道徳教育の根底に武士道が流れているから
→宗教なしでも道徳を教えることができる、自己の正当化と利害調整


5-34. なぜ日本人は日本を出たがらないのか?
…安全で満足に食べて生きていけるから
→難しいことを考える・新しいことにチャレンジすることが面倒臭くなる
→あえて日本から出る必要がない


5-35. なぜ日本人は内向きと言われるのか?
…海外の人からすると鎖国時にできた島国根性のイメージが強いから
→京都、一見さんお断り、一部が京都
→元々内向きではない、新しいものを受容してアレンジすることに抵抗感がない


5-36. 日本人は本当に勤勉なのか?
…長時間労働はするが勤勉ではない
→勤勉なのは2割、パレート、神道の労働観、戦後の貧困脱出時に労働・消費が美徳となる


5-37. なぜ日本では新年とクリスマスを一緒に祝えるのか?
…宗教のいいとこどりをしても許されるから
→無宗教というよりは排他的でない
→江戸時代のキリスト教弾圧が唯一、上下関係という江戸幕府の前提が壊れるから
→政府の言うことを聞いていればどんな宗教でも認める


5-38. なぜ日本人は無宗教なのか?
…無宗教ではない、色々な宗教のいいとこ取りをしている、それを認識してないだけ
→江戸時代は全国民が仏教だった
→明治時代は全国民を神道にしたかったが失敗し全て自由になった、廃仏毀釈


5-39. なぜ日本人はタトゥーを嫌うのか?
…タトゥーは一般人のものではない・罪人のものという固定概念があるから


おわりに

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
修正の際は、番号を指定して、フォーマットをなんとなく合わせていただけると助かります。

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