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エッセイ

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ふと思ったこと、感じたことをまとめています。
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#エッセイ

男でも女でも年齢でもなく「僕」で在る

「女なのに〇〇が好きなの? それってオナベじゃん」 記憶にあるかぎり初めてジェンダー的価…

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なぜ「結婚したよ」に「おめでとう」を言うのか?

尊敬している友達が結婚するらしい! という嬉しい知らせを聞いて、数人で集まってお祝いをし…

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言葉は腐ってしまう

手に取った物語の中に、自分では見つけられなかった、自分の心情を表す限りなく的確な言葉を見…

自分を大切にが難しいなら「友達に接するように」

「ご自愛」という言葉をよく見かけるようになったり「自分を大切に」というメッセージがよく発…

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ままならない出来事と折り合いをつける。

理由が先にあるんじゃないと思う。 ままならない出来事に対して、ままならなかったけれど、先…

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信頼は決意ひとつ

誰かを信じることがとても怖く感じられる時期があった。 自分の弱みをさらけ出す行為のようで…

お金と責任と大人になるということ

親と離れて暮らしはじめてから何年か経つ。僕たちは生活の基盤を整え、いくつかのものを買い足したり捨てたりした。仕事で使うのでプリンターも買った。 それなのに、なぜかプリンターを使うのを遠慮してしまう。 小説の資料を印刷したい。でもインク代食うから画面上ですぐに見られるようにしておけばいいか。 原稿を印刷しないと。……これは僕の人生において必要な印刷だ。無駄遣いするわけじゃない。 遠慮に遠慮を重ねるうち、せっかく手に入れた僕たちのプリンターは年賀状を印刷するためだけのもの

素敵なメディアミックスとは、メディアの長所を活かすこと

好きな作品がメディアミックスするとの報はめちゃくちゃうれしい。 メディアミックスから作品…

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僕たちは恋愛観を教育されている

昔の僕。 男女がいて、内面をさらけだすような会話をしていたら、すぐに「このふたりくっつか…

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宗教は人の愛し合う力を規制したのではないか

I lve youが飛び交う『クィア・アイ』最近、ネットフリックスオリジナルリアリティーショー「…

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ペットの死が人間のそれより軽いはずがあるだろうか

※この記事にはペットロスに浸る方にとってショッキングな失言が含まれています。 二次受傷に…

新しい生き方:ひとりでふらりと出かけること

締切を終えて燃えつきていたとある朝。Twitterのライムラインで「面白いインド映画がある」と…

ゆっくり生きてく

SNSのタイムラインに、ある親御さんの投稿が流れてきた。 「医師から『お子さんは発達特性が…

【近況エッセイ】英語学習と犬のこと

今年の目標を書く機会があり「イギリス英語を話せるようになる」と書いてしまったからには、より本格的に始めねばなるまい。 そう思い、ずっと机上のホルダーに挿してあったテキストを開いた。 ゆうに3、4ヶ月ぶりである。 いろいろな理由があり、僕たちは小中高で習う「アメリカ英語」ではなく「イギリス英語」を扱える人間になりたいと考えている。 遠い老後があるとしたら、それまでにIELTS7か8を取って、スコットランドに移住し穏やかな老後を過ごしてみたいなどと夢想する。 そのために