おすすめストップモーション映画「マスコット」
ストップモーション映画の中で一番おすすめしたいのは、1933年に公開された「マスコット」です。
この記事では面白いストップモーション映画を探している人に向けて、「マスコット」のあらすじや監督、おすすめポイントを紹介しています。
すぐに観たい人は、下記リンクからどうぞ!
涙が犬のぬいぐるみに生命を吹き込んだ映画
ある貧しい人形屋さんの家庭に、病気で苦しむ女の子がおりました。ある日彼女は母親に「オレンジを食べたい」とお願いするのですが、家にはその望みを叶えるだけのお金すらありません。
その時、母親が流した涙が犬のぬいぐるみに生命を吹き込んだのでした…。
本物の昆虫を使って映画を生み出した監督
映画「マスコット」は、1933年にポーランド系ロシア人のアニメーション作家ラディスエフ・スタヴィッチ(英語: Ladislas Starevich、1882年8月8日 – 1965年2月26日)によって製作されました。
ラディスエフ・スタヴィッチは他にも本物の昆虫を使った「カメラマンの復讐」(The Cameraman’s Revenge、1912年)や「狐物語」(The Tale of the Fox、1937年)、「クリスマスの前夜」(The Insects’ Christmas、1913年)などのストップモーション映画を手掛けています
おすすめポイント3つ
①健気なワンちゃん
主役のワンちゃんが頑張る姿が健気で癒やされます。
お母さんの涙で魂を手に入れたワンちゃん。彼が不安そうな顔をしながら街でオレンジを手に入れたり悪魔のパーティーに参加したりする姿を目にしたら、この仔犬を応援せずにはいられません。
②不気味だけど可愛いキャラクター
悪魔のダンスパーティのシーンが必見です。
不気味なキャラクターではあるのですが、いずれも個性的な動きをして観る人を楽しませてくれます! 中でもサックスを吹きながら、膨らんだりしぼんだりするおじさん(?)が個人的に一番印象的でした。
③ホッとするラスト
元気になった女の子がワンちゃん人形を抱っこしながら歌うラストシーンも、ぜひ観ていただきたいです。
困難を乗り越えてワンちゃんが手に入れたオレンジを食べて病気が治った女の子の姿は、観ている側も多幸感できっと満たしてくれます。
映画「マスコット」をぜひ体験してください!
今回の記事で紹介した通り、スタヴィッチ監督が1933年に製作した「マスコット」には、次のようなおすすめポイントがあります。
健気なワンちゃん
不気味だけども可愛いキャラクター
ホッとするラスト
本作はフランス語で作られていますが、↓では日本語字幕で楽しめます!
ところで、もしもストップモーション映画がお好きでしたらエジソンの会社が1907年に製作した「テディ・ベアーズ」(The 'Teddy' Bears)」もオススメです!
「テディ・ベアーズ」(The 'Teddy' Bears, 1907)
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