従業員数、約10人。わたしたちの公式noteが、累計1万ビューに到達するまで【オープン社内報】
昨年5月に設置した、日本データ取引所の公式note。
地道に記事を投稿し続けて、ついに累計1万ビュー/月間1000ビューを達成しました!
大したことがない数字のように思われるかもしれませんが、わたしたち日本データ取引所は、「データマネージメント」や「データマーケットプレイス(データ取引市場)運営」というあまり世に知られていないビジネスを行っている、10名規模のベンチャー企業です。
マーケティングやPRに割くことができる時間もあまり多いとは言えず、今年度は3人体制で、うち2人は営業と兼務をしながら広報をしています。
そんななか、どうやって公式noteを月間1000ビューを達成するようなコンテンツに成長させることができたのでしょう。
本当に伝えたいキーワードで発信する
一年と少しnoteを運営してみて、わかったことがあります。それは、すでに人気のSEO記事がたくさんあるテーマで勝とうとするより、ニッチを攻めたほうがいいということです。
広く世間で関心の大きいテーマには既存の記事がたくさんあります。たとえば最初は「自治体 DX 事例」をSEOワードとする記事を書いたりもしていましたが、なかなか伸びません。
そこでわたしたちは、当社のメイン領域である「データ取引」「データマーケットプレイス(データ取引市場)」「データマネジメント」に関係する内容を軸にしてnoteを運営することをはじめました。
日本データ取引所が日々その意義や将来的価値を広めようと努力しているビジネス領域は、残念ながらまだまだ認知度が低く、有用な情報が世の中に溢れているとは言いがたい状況です。
「データ取引市場」や「データマネジメント」の可能性を知りたい方に、実際にデータ取引市場を運営をしているわたしたちの言葉を届けたい。
そんな気持ちから、「データ取引」や「データ取引市場」についての記事をいくつか公式noteから発信したところ、大事件が起きました。
わたしたちのnote記事が、Googleの検索結果の上位に掲載されるようになったのです。
2024/9/26現在、「データ取引市場とは」でGoogle検索をすると、1番上にわたしたちの記事が出てきます。記事内で発信した「データ取引市場」の定義が強調スニペットとして出てくる状況です。
そのほかにも「データ取引 市場規模」で検索1位、「オープンデータ ライセンス」で検索4位、「データマネタイゼーション」と「データ連携 社外」でそれぞれ検索6位に出てくる記事もあります。
本当に伝えたいキーワードに基づいて書いた記事を、Google検索をしたみなさんに読んでいただいたおかげだと思っています。
人数が少なくても、たくさん出せなくてもいい
わたしたちの記事の多くは、お客さまと日々データビジネスに奔走するなかで得た知見を共有するものです。内容の密度も高い一方で、量産することはできません。
SEOマーケティングのセオリー通りの、たくさんの記事を高頻度で出す広報ができないことが、最初は不安でした。
しかし、次第に伸びていく検索結果を見ているうちに「これでいいんだ!」と思えるようになり、今では自信を持ってわたしたちの主力コンテンツのひとつだと言えるようになりました。
人数が少ない。たくさん出せない。そういった悩みを持っている会社の方は、たくさんおられると思います。
でも、広報の正解は、会社の数だけあると思います。自分たちにしか出せないキラーコンテンツが、きっとあるはずです。
これからも日本データ取引所は「データ取引」に取り組んだリアルな経験に基づくコンテンツをnoteで発信をしていきますので、よろしくお願いします。
そしてよければ、弊社が運営するデータマーケットプレイス「JDEX」もご覧になってください。