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384 中小企業様からよく相談される「どうすれば情報発信できるようになりますか?」という問い。(稲田)2023/6/14

こちらのツイートが興味深かったです。

slackで"社内Twitter"ってチャンネルを作ったのが2年前。老舗中小メーカーでslackなんてアレルギーMAXで、最初の頃は僕以外誰も投稿しない虚しいタイムラインが続いてたし、ルールを作ってみんなに強制的に投稿してもらったりもしたけどやらされ感満載で全然盛り上がらず、なかなかうまくいかなかった。でも、二年も意義を語りながら続けていると、1人2人と続いてくれる人が増えていって、今ではすっかりみんなが自然にシェアする文化ができているように感じる。みんながお互いのことを日常的にもっと知り合えたら、会社も仕事ももっと楽しくなるよね。それも自分たちの行動次第なのだけど。

https://twitter.com/LWITBR1906/status/1668750981956501505


slackで社内Twitterを作って、経営者自身が定着まで粘り強く2年間コツコツと取り組まれた活動が素晴らしいなあと思いました。地方中小企業様から「どうすれば情報発信できるようになりますか?」とよく相談されるけれど、①経営者が自ら動くこと ②諦めないこと がベースだと思っています。

「情報発信力がないことが課題」だと本当に思っているのだったら、中小企業の場合は経営層が自ら動くのが一番近道です。「発信したらうるさく言われる/怒られる/ウザがられる/得しない」という社風になっているのが根本の原因なので。その社風を塗り替えるには時間がかかります。変化するためには行動が必要です。「書きなさい/発信しなさい」と口だけで言ったってやるわけがない。自分は変わらないのに、一方的に「変わりなさい」と言ったって変わるわけないですよね。やるべきことは社風の塗り替えであり、それが最短距離でできるのは経営層のはずです。お試しいただければと思います。

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「情報発信力がないことが課題」とほぼ同じ課題なのが「コンテンツが書けない問題」です。地方BtoBのWeb活用ではほとんどの企業がこの問題に行く手を阻まれます。

  • 書き手がいない

  • 書く文化がない

  • 社内評価がない

上記3点がほぼ要因です。noteにまとめているので「自社はみんな書くのが苦手で…」とお悩みの中小企業の経営者様やWeb担当者様はよかったらご覧ください。


補足 ツイート主の石川貴也さん

ツイート主は日本政策金融公庫→内閣官房を経て、側島製罐の六代目を継いだ石川貴也さん。補足ですが、石川さんが書かれた『事業承継で父親と交わした念書について』のnoteはすごく読み応えありました。世代や立場、役職や経歴を問わず、ぼくたち「働く人」に響くし共感できる内容だと思います。よかったらご覧ください。

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