vol.586 それっぽい言葉や図式に感じる違和感を捨てないで取っておく。(稲田)2024/7/4
Webマーケティングにおいて作り手や発信側にあまりにも都合よく語られる文脈や概念、それっぽい手法や図式を目にして、「え?そんなことある訳ないじゃん」とモヤることは珍しくありません。
古くはナーチャリングにモヤっていました。数年前、SaaS系企業のセミナーで初めてこの言葉を聞いたときから実に嘘くさいと思っていましたし、今でも思っています。同じテーマのnoteをいくつも書いているのでよかったらご覧ください。(ぼくはしつこいのです)
でもまあ生きていればそういう言葉や状況にぶつかることはありますよねそんなときに頼りになるのが生活者としての自分の感覚です。なぜ違和感を感じたのかそのとき説明できなくても、「ん?」「本当に?」「そんなこと起こる?」と思ったことは軽視しない方がいいと思っています。捨てないで取っておけばそのうち何となく言語化できるようになるので。
生活者としての自分の違和感に耳を傾けないまま鵜呑みにして仕事に取り掛かるとおかしなことになります。不揃いなパズルを一生懸命組み立てるような。そもそもパズルは手段であって目的ですらないのに。Web活用におけるあるあるだと思いますが、あまりにもあるあるなんですよね。どうにかしたいと思っています。どうにかしたいなあ。
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