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認定調査

先日、障害支援区分認定調査を受けてきた。

介護保険の認定調査は、高齢者施設に勤めていた時に何度も立ち会っている。

調査を受ける高齢者本人は、しっかりしている方ほど、調査では少しでも自立しているところを見てもらおうと、普段あまりできていないことでも、がんばったり、できると言ってしまうことが多くある。
調査員の前では、「あ!すごいですね。今日はできましたね」などと、おだてたりするのだが、一通り本人への聞き取りを終えた後は、必ず施設職員への聞き取りも行われるので、その時に実際の日常の様子を伝えておく。
適切な介護度が認定されないと、運営側からすると介護報酬額が変わってしまい、収入が減ってしまう。

つい数年前まで、そのように立会いという形で関わっていた認定調査だが、まさかこんなに早く自分が調査される側になるとは思ってもいなかった。
もちろん、介護保険の認定調査と障害支援の認定調査は別なのだが、実際に聞かれることは、ほとんど変わらない。
何がどこまで一人でできて、どういった事に支援を必要としているのか。といったことだ。

今回は、相談支援事業所の相談員さんが立ち会ってくださった。
事前に、予行演習ではないが、一通り聞かれることについて、相談員さんが把握するために、打ち合わせを行なった。
認定調査というものに縁のない方だと、どのように答えれば良いのか分からずに、多少見栄を張ってしまうこともあるのかもしれないが、その辺りはうまく答えられていたと思う。

仕事を辞めた時には、こんなにも長い期間、無職でいるとは思わなかった。
結局、傷病手当金と失業給付の給付期間を全て消費してしまった。
このまま、どこにも再就職できなかったらどうすれば良いのだろうか?障害年金だけで生きていけるのか?

あぁ、こんな自分がみじめで情けない。

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