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ハワイで初めてのレンタカー運転…運転ルールと運転のしやすさは

大人になってからトータルで7年くらい海外に住んでいましたがなんと海外での運転経験ゼロ(ハコ入り娘か!w)の私。

とうとう、海外で運転をする日(せねばならぬ日)がやってきました。

娘のサマースクールで2週間。
滞在先から学校までは車で片道20分。
公共交通機関のバスだと1時間半(!)

送りも迎えもあると考えたらちょっと車が無いのは厳しいなということで、やむなく車を運転することに。

もういっそのこそ、Lyft(Uberみたいなアプリ)でずっと過ごそうかとも思いましたが、やはりそれではハワイは何かと不便です。

色々行って見たいビーチなどもあるのに、行きは良い良い…でも帰りは車が見つからない〜!涙 なんていう悲劇は十分にあり得ます。

なので仕方なく車を借りることにしました。


ペーパードライバーでは‥ない

運転にあまり自信があまりないとはいえ、ペーパードライバーというわけではないのです。

なぜなら上の息子と下の娘は10歳も離れているので、土日の過ごし方が全然違うため、夫婦どちらかが、どちらかの面倒を見るために車を走らせているのです。

大体の場合、朝に強い私が息子の野球に付き添うことがおおいので
千葉やら埼玉やら茨城やら…とあちこちの遠征へ、まだ日も昇らぬ早朝から車出ししたりしているのですw

しかし、なぜかうちの夫の悪い癖なのか、私の運転を必要以上に怖がります。(それが、私の自信喪失を誘発しているのでは?疑惑)

たまに運転を代わったりすると
「大丈夫?本当に大丈夫? あ〜!左左!確認した!?」
などと、ギャースカ横で言ってきてたまに私が怒り出すまでうるさく言います。

私は極度の怖がりなので
とにかくスピードは出さないし、座席もめっちゃ前に詰め、ハンドルはいつもギュゥっと握りしめている、初めての場所に行く時は「運転中ぜったい話しかけないで!」と…笑

そんな感じで運転しているので免許取得から22年、それなりに運転しているほうなのに無事故、無違反のもちろんゴールド免許です。

だからこそそんな怖がられる言われは全くないのですが、
いつまで経っても初心者みたいな感じで運転してる姿が怖いんでしょうねw

Thriftyめ…

先日の『サマースクールinハワイ!散々すぎて泣きたくなるような幕開け』でも書きましたが、今回ExpediaのレンタカーでThriftyという会社を選択。

4年前に家族旅行でカナダでレンタカーをした時(夫の運転)も借りたし、まぁ良いでしょうということで借りましたが、とんだ大失敗。

とにかく行列、行列…。
しかもハワイ到着日、時差で1日予約を間違えていた私。
窓口にたどり着くまで、とにかく待たされ、待たされ、1時間待ってようやく順番が来たというのに
「日にち間違えてますよ」
のひと言。

「ここまで1時間も待たされてようやく順番来たのに、なんとかならない?
今日1日分、多少高くてもExtraで払うから…」

と言っても、超〜冷たく
「車無いからムリ…」
のひと言。

仕方なくその日はタクシーに乗って滞在先へ行きました。


翌日、Lyft(Uber的なの)を使って再び空港へ行き、再チャレンジ。

「どうだ!今日は予約日間違っていないぞ!」
と得意げに来店すると…


なんと昨日よりも酷い行列。
途中で娘が「トイレ〜」
と言い出したり
(後ろの人に事情話して場所取っといてもらいました。鼻ピーにタトゥーだらけの怖そうなお姉ちゃん2人だったけど、快く対応してくれた、ありがとう涙)


待つこと1時間半。
ようやく窓口へ。


チェックインはすんなり完了。
すると
「地下で車の受け取りへ行ってね。でも受け取りまでに約2時間かかります」


ん??


今の聞き間違い?


私「え?今からさらに?」

窓口の人「はい、今からさらに」

1ミリも申し訳なさそうにもせず、堂々とさらに2時間待てと…


前日、車の予約日間違えてしまい、受け取れなくてすごく残念だったけど、
結果的にはまだ良かったかも。

あまりよく眠れず疲労困憊、入国審査で2時間立ちっぱなし、大きな荷物抱えて右も左もわからんハワイで車受け取りに2時間…

考えただけでクラクラします。


一方、Expedia で比較検討時に出てきたHertz。
1日あたり6〜7ドルくらい高かったHertzはというと、お店もガラガラ、車の引き渡し場所にもバンバン車が来ています。

私たちよりずっと遅く来た、チョコレート色の肌をした美しい6人家族が、颯爽とレンタカーに乗って空港を後にする姿を、私たちは指を加えて見送ったのでした。

あぁ、1日6-7ドルをけちったばかりにこんな目に。
Thriftyなんか2度と使わないぞと思ったのでした。


見事に2時間ぴったり待たされ、空港到着から3時間半ごしでようやく手にはいったレンタカー。
いよいよハワイでの運転が始まります!


あれ、意外に難しくないぞ…

一応、ハワイ出発前からこんなサイトで予習をしてきていました。

いったん基礎的なことだけは頭に入ってはいました。

でも、日本みたいに色々面倒な、わかりづらいルールとかあるんだろうな、と覚悟していました。

しかし…!
びっくりするくらい楽ちん!


ハイウェイ(高速)なんて6車線とかあるので、ノロノロ走ってても別にだれも構わないし、ウィンカー出せば後ろの車は結構な確率で減速して道を譲ってくれるし…。

さらに、東京でありがちな
「走ってるうちにいつのまにか右折/左折専用レーンに入り込み、オレンジ線で車線変更もできなくなる」
みたいなトリックのような道もありません。

右折・左折の時だけ、ぐいっと道が広がり、曲がる車専用レーンが増幅されるのです。

しかも、私の超嫌いな首都高みたいに
「トンネル抜けたら3秒で出口」
「分岐の5秒後にまた分岐」
「分かれ道なのにナビが黙る(こら!)」
みたいな事故が起こらないはずが無いような道もありません。


何キロも前から、「このレーンに居ないと23番出口出られないよ」
みたいなのがバカデカく表示されるので、嫌でも目に入ります。

気を付けるべきはとにかく角を曲がる時だけ。

自分に「右車線、右車線」
と言い聞かせながらまがることを心がけているおかげか、今のところ本気でヒヤっとしたことはありません。


ただ、駐車場の中や、中央線のない小道などは要注意。
ふと気が抜けて左車線をボケーっと走っていたこともありました。

駐車場も巨大!駐車ベタな私でも楽々

「大きいことは良いことだ」
が今でも信じられているんだろうな〜
というのを感じさせるアメリカ。

街中でも、笑っちゃうくらい大きな車がズンズン走っています。

東京であんな車持ってたら、入れない道もあるだろうし、なんて言ったって駐車場探しに困るだろうな‥

彼ら、絶対自車の車高も重量も知らないと思いますw

ですがアメリカではなんの心配もいりません。

駐車場も1区画1区画がとにかく大きいのです!
駐車がド下手で、いつも何回入れても曲がってしまうので、もう斜めに駐車するのがデフォルトになっている私ですら、超余裕で枠におさまります。

あぁ、駐車場は広いに限るわ…!

ガソリン代は…円安だから日本と同じくらいかな

ガソリン代はというと、離島ということもあるのかもしれませんが
1ガロン(4リットル弱)で4.5ドルくらい。

円換算すると1L 167円くらいと、あまり安くはありません。

2012年頃、1ドル78円とかの時代にカリフォルニアで車に乗った(こちらも夫の運転)時なんて、あまりの安さにウハウハでしたが、そうとは行きませんね。

ハワイでのガソリンの入れ方
これも、事前にこんなサイトで予習をしていたのですが、どのサイトを見ても

「ガソリンはちょっとわかりづらいので、
レンタカーなら、ガソリン満タンにしなくても良いサービスが安心」
と書いてあるので戦々恐々としていました。

全然やりかた分からなくて、後ろの車に超怒られたらどうしよう…
万が一ガソリンを大量にこぼしたりしたらどうしよう…
とかそんなことばっかり考えてましたw

なのでできればガソリンなど入れずに済ませたかったのですが、
借りた日産のオンボロ車、めちゃくちゃ燃費が悪くてみるみるガソリンが減っていきます。

ということで仕方なくガソリンを入れることに・・・。

やはり日本でクレジットカードは使えなかったので、
・ひとまず給油スタンドへ行ったら自分の給油しようとしているスタンドの番号を確認
・海外のクレカだから給油できないよ〜と窓口に伝える
・「XX番のスタンドだよ」、「レギュラーで」と伝える
・Fill up(満タン)か、何ドル分か、を伝える
・私の行った所は「満タン」、というのができず、とりあえず適当に「40ドル分」とか伝えて、クレジットカードで支払い
・車の側に戻り、レギュラーのノズルを取り車の給油口へ(なんかノズルが引っかかっていたところのバーを上にガチャリと上げねばならないこともあるらしいので注意)
・レギュラーのボタンを押す
・ノズルの引き金を引く→ガソリン注入!
・40ドルに到達する前(29ドルくらいの分量)に、満タンになったのでそこで終了
・窓口に戻ると29ドル分のレシートだけくれる(差額の11ドルは自動で戻ってくるんだそう)

という具合で、思っていたよりも簡単でした。

しかも、日本のガソリンスタンドに比べてとにかく土地がデカいので、私みたいに子どもも一度車からおろして窓口いって…みたいにしてもたついてる客がいても、別に他のスタンドがいくらでもあるので誰も困りません。

何か、デっカいって何かといいなぁ・・・

こんな、アメリカ人みたいな考え方をし始めた私でした。


「アメリカは車社会」
こんなのを聞いて、すごく不便そうだと思っていたわたし。

ですが、もし本土でもこんな調子で運転できるなら、
全然いいわ〜
と調子に乗っています。

が、あと1週間。
気を引き締めて運転してまいります!

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