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【熱中症警戒アラート】今年は去年以上に熱中症に注意

梅雨が明け、気温が30度を超える続いていますね。気象庁からは「熱中症警戒アラート」が発表された地域もあります。現在コロナ禍で医療崩壊が懸念されている一方、熱中症での救急搬送数が昨年を大きく上回っていることはご存知でしょうか。

今回は「熱中症警戒アラート」と暑さ対策についてご紹介します。


「熱中症警戒アラート」と熱中症対策

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熱中症アラートとは、気象庁が独自の算出を行っている「暑さ指数(WBGT)」を基準とした注意報です。

暑さ指数(WBGT)は、気温の予測値から計算されているため、実際の気温と異なる場合もありますが、熱中症予防のための注意報として活用されています。

とるべき対策は、例えばこのようなものがあります。

・屋外への不要不急の外出を控える
・屋内ではエアコンなどを活用して涼しさを保つ
・こまめな水分補給を行う
・高齢者や子どもの体調に注意する
・屋外や、空調設備の屋内での運動は控える


7月の熱中症搬送数は週4000人

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出典:消防庁|令和3年 都道府県別熱中症による救急搬送人員 前年同時期との比較

消防庁によると先週(2021/07/12〜07/18)、熱中症による救急搬送の数は全国で4150人。昨年と比較し、明らかに増加しています。

自粛疲れやワクチン接種による気の緩み、また経済活動などの理由により人流が増えていることも要因です。

さらに、梅雨明け時期で身体が暑さに慣れていないこと、リモート勤務によって外に出る機会が減ったことも、熱中症での搬送者を加速させていると考えられます。


短時間の外出でも熱中症になる可能性がある

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買い物などの短時間の外出でも、熱中症になる可能性があります。現在の日本の夏は、気温が35度を超えることもめずらしくありません。

身体で作られた熱を放出しようにも、外気自体が体温に近い高温なのです。そのため短時間の外出でも、体温が上がりすぎてしまう危険性がるのです。


連休前に買っておきたい暑さ対策グッズ

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都内では気温が30度を超える日が続きますが、連休や子どもの夏休みにあわせてお出かけする方、また日中に買い物に出かける方もいるでしょう。

そんな方にぜひ、コロナの感染対策と一緒に考えてほしい、暑さ対策グッズをいくつかご紹介します。

●直射日光から身体を守る「帽子」


●「冷たい水を飲む」ことで体温を下げる


●ミネラルと摂ることも忘れずに


●長時間屋外にいるなら冷却スカーフ


●化粧崩れ防止にもマストな携帯扇風機


対策に「やりすぎ」はない

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ワクチン接種が進み、昨年よりも外出する方も増えるでしょう。一方で、長期間の自粛をしてきた私たちの身体は、想像以上に暑さへの対応ができていません。

コロナで注意がおろそかになりがちですが熱中症は想像以上に、各臓器へのダメージが深刻で回復にも時間が要するもの。油断せずに夏を過ごしたいですね。

この記事で、熱中症で倒れる方を一人でも減らすことができれば幸いです。


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