ペルソナ設定のコツは『逆算で考える』
コンテンツ制作をはじめるときに、最初につまづくのが『ペルソナ設定』。ペルソナとは、閲覧者(読み手など)のことを指した表現です。ペルソナ設定をすることで、閲覧者を意識したコンテンツ制作を行うことができます。
今回はペルソナ設定について、ご紹介します。
ペルソナは閲覧者の人物設定ではない
ペルソナ設定でよくあるのが、コンテンツ制作者がペルソナを人物設定だと思ってしまうこと。
【NG】
ペルソナ設定:25歳・女性・OL
→25歳OLが好みそうなコンテンツを作る
サイトテーマを設定する際にはこの設定方法でも問題ないのですが、コンテンツの中身を作る際はこれだけではニーズを満たせていません。
また、例えばあなたが36歳・男性だとしたとき、無理やり『25歳・女性・OL』に共感を得られるコンテンツを制作しようとすると違和感が生じたり、かえって炎上したりする可能性もあります。
ペルソナ設定は逆算で考える
ペルソナ設定は、人物設定ではなくニーズから組み立てていくことをおすすめします。
冒頭で述べたように、ペルソナとは閲覧者のことです。閲覧者は目的を持ってコンテンツを探し、たどり着いています。
つまり逆算的に、閲覧者の目的(ニーズ)からペルソナ設定を組み立てることで、コンテンツに深みを持たせることができます。
閲覧者の目的を探る
閲覧者の目的を探る際に便利なのが『キーワードツール』です。無料で使えるツールとしては『ラッコキーワード』などがあります。
キーワードツールでは、その言葉のサジェスト(一緒に検索されているワード)やボリューム(月間検索数)を調べることが可能です。
例えば『ペルソナ設定』という検索ワードのサジェストはこちら。
【ペルソナ設定のサジェスト】
ペルソナ 設定方法
ペルソナ設定 資料集
ペルソナ設定 項目
ペルソナ設定 コツ
ペルソナ設定 例
サジェスト設定から『ペルソナ設定』について知りたい人は、コツ・項目・例といったものを探していることがわかります。
本当に困っている人の声は表面に出ない
一方で、サジェストは閲覧者の目的を表面的な部分かしか汲み取れません。
本当に悩んでいる人、困っている人は声を上げられない人なのです。これらのニーズをさらうためには、いろいろな状況下の人のことを知ることです。
潜在的な悩みを抱えている人のニーズは、関連書籍や関連情報から生の声をさらい、蓄積するという地道な方法が必要となります。
ペルソナだけに縛られない思考も大切
コンテンツにペルソナは欠かせません。
でも、忘れてはいけないのは『あなたがコンテンツを作ろうと思った動機』や『そのコンテンツを通して伝えたいこと』です。
今回はペルソナ設定のコツや概念についてご紹介しましたが、それだけに縛られても薄っぺらいコンテンツになってしまいます。
自分自身の芯となるオリジンを通したコンテンツ制作が最優先です。
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